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海外駐在員の家族の先発帰国

最終更新日:2007年02月25日 10:37

質問です。

海外駐在員の妻が、日本にいる間キャリアウーマンで
バリバリ働いていたとします。
家族ビザで、入国したら当然、現地では
働くことは出来ないから主婦をするしかないのですが
この場合、任期があまりにも長いと精神的にまいってしまいます。
友人の話なんですが、この場合、夫の企業側に妻を外国に拘束する
権利、そして拘束される義務は成立するのでしょうか。
この場合の妻は、日本に戻れば働くので最悪、別居家族手当無しで
子供との生活は、成立すると思われます。
いかがでしょうか。お教え下さい。

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Re: 海外駐在員の家族の先発帰国

著者の~ぴさん

2007年02月26日 14:01

海外に関する取り決めは各企業によって違うと思うので、こうでなければいけないといったものは無いと思います。

夫の転勤に合わせて、妻は会社を辞め夫と一緒についていくと言うのは、日本企業の昔からの風土ですし、ほとんどの人がそうするべきだと思っているのではないでしょうか?
女性の中でも結婚してからも今まで通りに仕事をしたいと思う人も最近では増加傾向にあります。

海外転勤の場合(国内でも同様)、基本は家族帯同での転勤だと思いますが、事情に応じて別居手当などの補助をする事で、従業員の家族の事も考えていくことが、これからの企業の責任でもあるのではないでしょうか?会社の都合により海外に転勤ということになり、家族は問答無用で夫についていけというのは乱暴だと思います。転勤によって生じる別居であれば、何らかの手当を支給するべきだと思います(一緒に生活したくないからといって勝手に飛び出して別居しているわけではないので)。


答えとしてはとても不十分であり、労働者としての意見ですが、「みいちゃん」さんが女性で、この件の妻と同じような立場ならどう考えますか?

Re: 海外駐在員の家族の先発帰国

の~びさんへ。

お早めのご回答ありがとうございます。
私は女性ですが、私もの~びさんと全く同じ意見ですよ。
時代は日に日に変化しています。社会への女性の進出は今現在では
あたり前です。
夫が転勤になるから、妻には即、仕事を退職させて海外へ呼び寄せて
同居で駐在するのは当然だという考え自体古いと思います。
先ほども述べましたように、こんなに世の中が変化しているという
事は、企業もそれに臨機応変に応じられる様に、様々なパターンを
考慮した規定を作る、特例として、その時に応じて個別に対処する
場合もあると記しておけば、様々な対処方法ができ将来的に役立てる規定が作れると思います。
同じやり方で長年、やっていて、それを何も疑問に思わずに日々
流している事が、その企業に対して、非常に私としては不信感が
あります。
結局、その会社は経営者の力におびえて、社員がそして家族も何も
意見を言えない、言わせない企業体質に問題が非常にあると
思います。
ここは勇気を出して、意見をはっきり言って、前例を作るしか
無いのかもしれません。
前例があれば、右にならえで、皆がついてくるのでは無い
でしょうか。
総務部門に、お勤めの方は自分の仕事に誇りを持って皆が同じ状況で
生きている訳では無いと自覚して、様々なパターンを考えて対処して
いく事が、の~びさんのおっしゃる通り、これからの企業責任だと
思います。
経営者も、そういった現場の声に耳を傾け、時代に即した
企業創りをしていく事が、責任だと思います。
の~びさん、ありがとうございました。

Re: 海外駐在員の家族の先発帰国

どうして、このような問題が起きるのかをまず示したいと思います。

1.なぜ企業は夫の転勤に家族を同行させるのか。

答え:おそらく、今までもそうしてきたからという単純な理由。

   夫は当然、男性である為、身の回りの事を支える為。

   別居で2世帯になる事でコストが二重にかかる為。

2.なぜ社員と家族は、同行する事に従うのか。

答え:皆が過去、そうしてきた為。

   断れば、辺鄙な場所に転勤させるという企業側の脅しと
   退職してくれても企業は平気だよという圧力がかかり
   社員はおびえて、即、従う為。

   家族も仕方が無いから従う為。

答え:様々な状況で生活している家庭があるという現実に対して
   あえて企業側は目を背けている為。

   社員、そして家族もそれに意見を言える猶予が与えられず
   言える勇気も無い。

どうやって改善ずれば良いのか。

 答え:まず、男性陣は自立しましょう。
    
    身の回りの事は各自でやれるように成長しましょう。
    女性は家事育児をこなす上に職業も持って両立している
    のですから、男性陣も当然努力が必要でしょう。
    
    自炊がどうしても苦手な場合が多いと思います。
    企業側は三食の食事手当を支給しましょう。
    必要に応じた、必要な分だけ家族には手当を支給
    しましょう。
    働く妻であれば、手当が無くても生活力があります。
    親御さんの介護などで、日本にとどまる妻であれば
    それに応じた金額を話し合い査定しましょう。

    企業側は、社員が転勤を断り、その腹いせに
    辺鄙な場所にとばすという幼稚な考え、行動は
    人権問題に関わるので、絶対にやめましょう。
    あんまり、やってると訴える人も出てきて
    損害賠償で困るのは企業側であって、実に建設的では
    無いやり方だと、私は強く思います。呆れます。


今の所、この程度しか思いつきませんが、現場と家族と社員で
話し合えば、もっといろんな意見交換ができ実行に移せると
思うのです。
問題意識を持たない事が、人を悲しませる、犠牲になる人間が
でて来るのです。
もっと問題意識を持って、仕事に取り組み、今よりはもっと
良い状況にしようというプラス思考で仕事に取り組めば
笑顔の社員と家族が増えて、家族が鬱病になる結果を招かずに
済むと思います。
その時に、鬱病になって対処が面倒だなと思うのであれば
問題を起こさない様に、日頃から企業は努力しましょう。
これを読んで頂く事で、誰かの心に響いてくれると
私は心から嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございます。

Re: 海外駐在員の家族の先発帰国

著者の~ぴさん

2007年02月27日 14:09

あまりにも一方的な意見だったので、理解していただけなかったら悲しいなと思いながら、返信を打っていましたが、理解していただけて、私も嬉しく思います。

ワークライフバランスの考えや、ポジティブアクションの考えを広く捉えると、まさにみいちゃんさんの言うとおり男性の意識改革も必ず必要です。日本人の文化なのかもしれませんが、男性の意識改革無くして実現するものではないでしょう。
例え制度が整っていたとしても、女性は結婚したら会社を辞めて家事を行うという考えが根底に残るようでしたら、意味の無い制度にもなってしまいます。

今回の海外の件ですが、ぜひとも海外転勤者の奥さんが仕事を続け安い環境の整備ができることを期待しています。
もし労働組合が貴社にあるのであれば、労働組合から会社に対する提言も有効的な手段だと思います。みいちゃんさんが組合員であるならば、そのような提案を会社にすることで、仮に会社から不利益な扱いをされるようであれば、その不利益な扱いから守るのが労働組合の役目でもあります。
ぜひ男女を問わない働き方ができる環境にしていきましょう。

Re: 海外駐在員の家族の先発帰国

の~びさん、ご意見ありがとうございました。

まさに、全ておっしゃる通り納得させて頂きました。

男性の意識改革もそうですが、昔からある女性へ対する考え方が
変化しないのも、やっぱり結婚相手探しに入社して、腰掛けで辞め
たりされる女性が未だに存在する為に、女性を軽く見られて
しまうのでしょうか。だとしたら、家庭と両立している女性から
すれば大変迷惑な話です。守ってもらえば何も意見を言わない
女性の生き方も問題だと思います。もっと女性の方は立ち上がり
ましょう。

話は戻りますが、友達の旦那さんの会社は労働組合が存在しない
珍しい会社なんです。
だから意見を言えない、言わせない仕組みができてる
実に封建的な会社なので、大変困り者です。
有名な大企業ですが、管理部の人間もあたらずさわらずで
経営陣に意見を言わずに来ているのだと思います。
株主総会で意見を出せないのでしょうか。株をどれ位持っていると
意見を言えるのでしょうか。
普通の感覚の人間で、管理部門に勤めていれば、この会社に対してきっと疑問に思うと思いますが、経営者の圧力が強すぎて社員が怯え過ぎているように見受けられました。
私自身、今時こんな有名な大企業で、こんなやり方が通っている事が
普通じゃないし、経営者を神様みたいに、崇めているので、ビックリするほど普通じゃないです。長い事そういう会社に勤めると
洗脳されるのでしょうね。非常に恐ろしいですね。
病気して入院しても会社を訴えない、恨まない、意見を言わない
普通じゃない私だったら絶対勤めたく無いし、求人票を見た時点で
避ける会社だと思いますが、人それぞれ考え方は違いますので
こういう会社も存続していくのでしょうね。
この会社の場合、革命が起きるのを心から願うほか無いかも
しれません。もしくは、転職するしか道は無いかもしれませんね。
の~びさん、ありがとうございました。

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