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丙欄の読み方・求め方について

最終更新日:2016年10月17日 09:05

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Re: 丙欄の読み方・求め方について

著者tonさん

2016年08月30日 19:19

こんばんは。

> いつも参考にさせていただいています。
> 丙欄について教えてください。
> 手取り10,000円のとき、丙欄の税額は27円であることは、金額の行と丙欄の税額が交わるところなので理解できました。

この時の確認欄の支給額は 10,000~10,100 ですね

> 手取り30,000円のときが疑問なのですが、金額32,100円以上32,200円未満の行で、丙欄の税額2,140円になるのはどうしてですか。

月額表は手取ではなく支給額で判断します。手取30,000であればその分の税額を上乗せで計算しなければなりません。
支給額 32,140 から 税額 2,140 を差し引いて 手取 30,000 ですね
支給額 32,099 以下ですと 税額 2,121 となり 手取 30,000 とはなりません。
30,000 以下の部分・・・2,200 の部分が 税額より多くなる必要があります。

> また、最終的に、丙欄対象者で手取り33,000円にしたいのですが、求め方を教えてください。
> 初歩的な質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

手取 33,000 であれば
まず 33,500 の税額が 2,397 となり 手取が 31,103 となります。
希望手取額 33,000-31,103=1,897が不足額
規定税律 25.525%の割返しで
支給額 2,550 * 0.25525 = 650 が税額で手取額が1,900です
31,103+1,900 で 33,003 となり 3円ほど多くなります。
総支給額 33,500+2,550=36,050
税額 2,397+650=3,047
手取額 31,103+1,900= 33,003 です。
税額を求める場合は必ず支給額から計算してください。
手取ではありません。
とりあえず。

Re: 丙欄の読み方・求め方について

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Re: 丙欄の読み方・求め方について

著者rentoさん

2016年08月31日 11:22

少し気になったので横から失礼します。
H28年税額表に限っての回答です。

税額表から手取り金額の逆算は慣れが必要です。
簡単にはいかないでしょう。

人によって様々でしょうが、例えば30,000円の手取り額の場合まずは30,000~30,100円の欄の税額『1,735円』を足した31,735円を『仮の支給額』としてもう一度税額表を見直します。
31,700~31,800円の税額は2,066円ですので手取33,000円の条件を満たしませんので、『仮の支給額』を32,066円と改めて、また見直します。
32,000~32,100円の税額は2,121円ですので条件を満たしませんので、『仮の支給額』を32,121円と改めて、また見直します。
32,100~32,200円の税額は2,140円ですので条件を満たしませんので、『仮の支給額』を32,140円と改めて、また見直します。
32,100~32,200円の税額は先ほど見た2,140円ですので条件を満たします。

よって手取30,000円の支給額(日額)は32,140円と分かります。

面倒ですが、機械的に探すのでエクセルが得意ならば国税庁のサイトから税額表のエクセル版をダウンロードしてLookup関数を利用して計算式を作っておけば次から楽ができます。

ただし、税額表は毎年変わるものだとと思って更新チェックしなければなりません。
また税額表が変われば計算式を多少見直す事も必要になります。


手取り33,000の場合、支給額が“33,500円を超え57,500円に満たない金額”の範囲であろうことは予測できます。
この場合の税額は“2,397円に、その日の社会保険料等控除後の給与等の金額のうち33,500円を超える金額の25.525%に相当する金額を加算した金額”とありますので、連立方程式で解けます。

日額=手取額+税額
税額=(日額-33,500)×0.25525+2,397
これらの方程式から以下を導きます

日額=(手取額-6,153.875)/0.74475 ※端数切捨

これに手取額=33,000を代入すれば解36,047(端数切捨)となります。
確認計算しますと
税額は(36,047-33,500)*0.25525+2,397=3,047円
36,047-3,047=33,000
手取が33,000になる事が確認できます。

したがって支給額(日額)36,047円です。

※この回答はH28年税額表に限ります。

追記

>謝金と考え、報酬として支払(税率10.21%)することは可能なのでしょうか?

まず単に労働力の提供を受けたのであれば雇用契約でしょうし、給与の源泉徴収が必要でしょう。
管理監督せず完全に業務を委託したのであれば外注として謝金(報酬)となるかもしれませんが、実際はどうなのでしょう?
事実が大切です。

仮に外注が事実だったとして。
謝金=10.21%の源泉徴収ではありません。
その内容によって該当する内容が法にあるかどうか確認しなければなりませんので詳細が不明では回答の余地がありません。

やりたい手続き(楽な手続き)から考えるのではなく、事実がどうであったかで淡々と処理をする。税務はそう考えたほうが良いと思います。

> いつも参考にさせていただいています。
> 丙欄について教えてください。
> 手取り10,000円のとき、丙欄の税額は27円であることは、金額の行と丙欄の税額が交わるところなので理解できました。
> 手取り30,000円のときが疑問なのですが、金額32,100円以上32,200円未満の行で、丙欄の税額2,140円になるのはどうしてですか。
> また、最終的に、丙欄対象者で手取り33,000円にしたいのですが、求め方を教えてください。
> 初歩的な質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

Re: 丙欄の読み方・求め方について

著者tonさん

2016年08月31日 19:23

> ton 様
> 返信くださいましてありがとうございます。そして、一つ一つ丁寧に解説していただき恐縮です。
> すいませんが、もう一つ確認させてください。
> 今回、単発のアルバイトを雇い、交通費を含め33,000円となりました。アルバイトの方に労働条件を通知する際は、源泉徴収を行うため、33,003円の支給になると通知して大丈夫でしょうか?
> また、ちょっとおかしな質問になるのですが、単発のアルバイトなので丙欄だと思うのですが、謝金と考え、報酬として支払(税率10.21%)することは可能なのでしょうか?
> 度々すいませんが、よろしくお願いいたします。


こんばんは。
あの・・・・アルバイトの支給額が33,000なのですよね?
であれば33,000から税額を控除することになりますね。
労働条件提示は手取ではなく支給額です。
また交通費は明細に分けて明示されている場合は税額対象とはなりませんので給与額のみでの判断になります。
労働対価なのか委託・外注なのか他の方が書かれているように事実で判断しましょう。
問者様もアルバイトと認識されているのであれば給与ではないでしょうか?
熟考されたほうが良いように思います。

PS
rentoさま 補足説明ありがとうございました。

とりあえず。

Re: 丙欄の読み方・求め方について

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Re: 丙欄の読み方・求め方について

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