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企業法務

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NPO法人への助成金明細について

著者 安藤大尉 さん

最終更新日:2016年07月08日 16:40

いつもお世話になっております。
この質問は企業法務には当たらないかもしれませんが、他に相談する方もいらっしゃいませんのでどなたか詳しく教えて下さい。

実は私の友人の息子さんはうつ病で長い間自宅に閉じ籠っていたらしいのですが、最近あるNPO法人で軽い作業をするようになったとの事です。
そこで働き始めたのは良いのですが、息子さんの先月分の賃金が3千円くらいなのに対し、市からの当該NPO法人には4万円くらいの助成金のようなお金が支給されているとの事です。
勿論個々の作業に携わっている方々に個別に市からの助成金のようなお金を事細かく明細化することには無理があるでしょうが、私の友人の息子さんは当該あNPO法人全体での金額ならば使途を明確にすべきだと疑心に陥っているようです。
果たして当該NPO法人は私の友人の息子さんの言うようにNPO法人全体であるならば、その使途を明確化すべきなのでしょうか?
ちなみに当該NPO法人は2か所に分かれているそうです。
どなたか詳しく教えて頂きたく宜しくお願い致します。

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Re: NPO法人への助成金明細について

著者hitokoto2008さん

2016年07月08日 17:10

考え方だけお伝えしますね。
一般的な助成金は、「助成」というくらいですから、本来何かしらの支払が存在していて、それの補完的な意味合いが強いと思います(人件費だけでなく運営費も含まれているかも)。
ですから、本来、法人の支払は助成金を貰ったとしても、「トータルでは手出し」になるのが一般的だと思います。
「4万円の助成金があるのに、息子さんには3千円しか支払わない。その差額を法人が着服しているのではないか?」とは、一概に言えないわけです。
どちらかというと、「なぜ3千円しか賃金が支払われなかったのか?」
そちらのほうが気になります。

そのようなケースは一般企業内にもいろいろとあります。
例えば、従業員が何かしらの保険に加入していた場合で、受取が会社の場合なども似たようなものです。従業員への支払いは社内で規定されているため、必ずしも全額従業員に渡るわけでもないです。
「会社としても、従業員本人に投資しているので、会社として損失を被っている。だから、必ずしもすべてを支払うことはありません。」
従業員と会社がその受取額について揉めるケースでもありますね。





> いつもお世話になっております。
> この質問は企業法務には当たらないかもしれませんが、他に相談する方もいらっしゃいませんのでどなたか詳しく教えて下さい。
>
> 実は私の友人の息子さんはうつ病で長い間自宅に閉じ籠っていたらしいのですが、最近あるNPO法人で軽い作業をするようになったとの事です。
> そこで働き始めたのは良いのですが、息子さんの先月分の賃金が3千円くらいなのに対し、市からの当該NPO法人には4万円くらいの助成金のようなお金が支給されているとの事です。
> 勿論個々の作業に携わっている方々に個別に市からの助成金のようなお金を事細かく明細化することには無理があるでしょうが、私の友人の息子さんは当該あNPO法人全体での金額ならば使途を明確にすべきだと疑心に陥っているようです。
> 果たして当該NPO法人は私の友人の息子さんの言うようにNPO法人全体であるならば、その使途を明確化すべきなのでしょうか?
> ちなみに当該NPO法人は2か所に分かれているそうです。
> どなたか詳しく教えて頂きたく宜しくお願い致します。

Re: NPO法人への助成金明細について

著者まりめっこさん

2016年09月09日 15:40

私は、NPO法人の事務を行っています。

もしかしたら、ご友人の息子さんは、福祉施設の利用者として、工賃をもらっているのではないでしょうか。

福祉施設は、雇用契約を結んで作業を行うA型作業所(就労継続支援A型)と雇用契約を結ばないB型作業所(就労継続支援B型)があります。

察するところ、ご友人の息子さんは、B型作業所に通われているのではないでしょうか。

B型の方は、決まった日数、決まった時間に通う事が難しく、きちんと雇用契約を結べない方が通います。

どちらも、支援を受けながら作業をするのですが、B型の賃金は、時給100円以上くらいなので、月に換算しても大した額になりません。

NPO法人が市から受けている助成金というのは、給付費のことではないでしょうか。

給付費は、利用者が受けたサービスの費用を国保連が支払うものです。

国保連の給付費の申請は、行政を通して行いますので、市からお金をもらっているように見えますが、利用者のサービス料として、ご本人が支払うものを所得に応じて国保連が支払うものです。

ご友人の息子さんは、うつ病で引きこもっていたということですから、健常者のように1日6~8時間、週5日働くというのは難しいことだと思います。

A型作業所は、週30時間以上働く事になっていますので、それがクリアできなければ、B型作業所で「毎日通って1時間でも作業をする」というところから始めるのが最初の目標になるのではないでしょうか。

B型作業所は、働いて賃金を得るということにやりがい、生きがいを持ってもらうのが目的なので、工賃自体は最低賃金に満たないのが一般的です。


全くの検討違いでしたらすみません。


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