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リースPCの譲渡について

著者 tak さん

最終更新日:2016年12月28日 17:50

相も変わらず、にわか総務のtakです。
いつも参考にさせていただいております。

さて今回は、弊社利用のPC(リース機およびレンタル機)についてのご相談です。
弊社で期間満了前に不要となるPCを、他社に契約を移したいのですが、リース会社からは、契約の地位承継はできないとの見解が出たため、一旦弊社で買い取ったうえで、他社に買取価額同等で、譲渡しようと考えております。

この場合、定款で物品売買も謳っておりませんし、古物商の免許もないため、適切な行為であるかの確証がありません。

ついては、ご経験・ご見識のある方のお話を伺えると助かります。
よろしくお願いします。

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Re: リースPCの譲渡について

著者hitokoto2008さん

2016年12月29日 22:02

PCにしろ、他の備品にしろ、不用品を有償で売却することに問題は無いと思いますよ。
古物商免許は業として営むもののはずです。
要は継続的に商品として仕入れて、転売目的で他所へ継続的に売買する場合ですね。
したがって、業として行わない以上は、その範疇に入らないと思います。
当然、会社の定款などにも入れる必要がありません。
自己の不用品を有償で譲渡するのに、必ず免許を必要とされたら大変なことになります。

具体的にいえば、私は自社からノートパソコンを2回買い取っていますし、会社の業務で他社と物品等(PC関連)の譲渡を繰り返しています。
「リース物件の地位承継はできない」ということですが、これも不可能ということではありません(したこともあります)
つまり、当該リース会社さんの意向で行わないというのが個人的見解です(細かいことは省きます)
一例をあげますと、
A地点の他社の拠点をそっくり引き取る場合に、設備等もそのまま引き取る契約を行うことがあります(居抜き契約)。その場合、その設備の名義者は他社になっているわけで、当然、全て自社名義に変更していかないとなりません。
そしてその過程においては、リース物件の名義書き換えや、買い取り手続きも発生することになります。
売却価格については、買取価額と同額にする必要もなく、利益(手数料)を上乗せしても問題ありません。差額は売却益売却損で処理しますので問題ありませんが、暴利を得ようとすると、相手が引き取らなくなりますね(笑)





> 相も変わらず、にわか総務のtakです。
> いつも参考にさせていただいております。
>
> さて今回は、弊社利用のPC(リース機およびレンタル機)についてのご相談です。
> 弊社で期間満了前に不要となるPCを、他社に契約を移したいのですが、リース会社からは、契約の地位承継はできないとの見解が出たため、一旦弊社で買い取ったうえで、他社に買取価額同等で、譲渡しようと考えております。
>
> この場合、定款で物品売買も謳っておりませんし、古物商の免許もないため、適切な行為であるかの確証がありません。
>
> ついては、ご経験・ご見識のある方のお話を伺えると助かります。
> よろしくお願いします。
>

Re: リースPCの譲渡について

著者takさん

2017年01月04日 09:31

hitokoto2008 様

年末年始の忙しいところ、丁寧なご回答誠にありがとうございました。
大変助かりました。
小職の私的見解とも、合致し、安心しました。


> PCにしろ、他の備品にしろ、不用品を有償で売却することに問題は無いと思いますよ。
> 古物商免許は業として営むもののはずです。
> 要は継続的に商品として仕入れて、転売目的で他所へ継続的に売買する場合ですね。
> したがって、業として行わない以上は、その範疇に入らないと思います。
> 当然、会社の定款などにも入れる必要がありません。
> 自己の不用品を有償で譲渡するのに、必ず免許を必要とされたら大変なことになります。
>
> 具体的にいえば、私は自社からノートパソコンを2回買い取っていますし、会社の業務で他社と物品等(PC関連)の譲渡を繰り返しています。
> 「リース物件の地位承継はできない」ということですが、これも不可能ということではありません(したこともあります)
> つまり、当該リース会社さんの意向で行わないというのが個人的見解です(細かいことは省きます)
> 一例をあげますと、
> A地点の他社の拠点をそっくり引き取る場合に、設備等もそのまま引き取る契約を行うことがあります(居抜き契約)。その場合、その設備の名義者は他社になっているわけで、当然、全て自社名義に変更していかないとなりません。
> そしてその過程においては、リース物件の名義書き換えや、買い取り手続きも発生することになります。
> 売却価格については、買取価額と同額にする必要もなく、利益(手数料)を上乗せしても問題ありません。差額は売却益売却損で処理しますので問題ありませんが、暴利を得ようとすると、相手が引き取らなくなりますね(笑)
>
>
>
>
>
> > 相も変わらず、にわか総務のtakです。
> > いつも参考にさせていただいております。
> >
> > さて今回は、弊社利用のPC(リース機およびレンタル機)についてのご相談です。
> > 弊社で期間満了前に不要となるPCを、他社に契約を移したいのですが、リース会社からは、契約の地位承継はできないとの見解が出たため、一旦弊社で買い取ったうえで、他社に買取価額同等で、譲渡しようと考えております。
> >
> > この場合、定款で物品売買も謳っておりませんし、古物商の免許もないため、適切な行為であるかの確証がありません。
> >
> > ついては、ご経験・ご見識のある方のお話を伺えると助かります。
> > よろしくお願いします。
> >

Re: リースPCの譲渡について

著者そう無双さん

2017年01月04日 14:41

tak さん

リース買取および売却ですが、定款の事業目的は、専ら法人として事業する目的を登記されているものです。 ですので、今回のケースは、営利などの一定の目的を持って継続的に、会社として事業としてリース物件の買取を不特定多数からするという内容ではありません。例えで考えて頂くと、自社車両を下取り専門店で売却して、次の車を購入することがありますが、事業としてではなく売却しますよね。
リース残額精算についても、自社使用しているものを買い取るわけですので何ら問題は無いと思われます。
 ただ、会計処理としては、事業目的では無い取引ですから、営業収入および費用ではなく、営業外収益および費用で処理される良いと思われます。

買取時、雑損失/預金 (リース物件買取価格)
売却時 預金雑収入 (売却価格)

良かったら参考にしてください。


> 相も変わらず、にわか総務のtakです。
> いつも参考にさせていただいております。
>
> さて今回は、弊社利用のPC(リース機およびレンタル機)についてのご相談です。
> 弊社で期間満了前に不要となるPCを、他社に契約を移したいのですが、リース会社からは、契約の地位承継はできないとの見解が出たため、一旦弊社で買い取ったうえで、他社に買取価額同等で、譲渡しようと考えております。
>
> この場合、定款で物品売買も謳っておりませんし、古物商の免許もないため、適切な行為であるかの確証がありません。
>
> ついては、ご経験・ご見識のある方のお話を伺えると助かります。
> よろしくお願いします。
>

Re: リースPCの譲渡について

著者takさん

2017年01月04日 16:12

そう無双 さん

ご教示ありがとうございました。
具体例だけでなく、経理処理までご示唆いただき
大変助かります。



> tak さん
>
> リース買取および売却ですが、定款の事業目的は、専ら法人として事業する目的を登記されているものです。 ですので、今回のケースは、営利などの一定の目的を持って継続的に、会社として事業としてリース物件の買取を不特定多数からするという内容ではありません。例えで考えて頂くと、自社車両を下取り専門店で売却して、次の車を購入することがありますが、事業としてではなく売却しますよね。
> リース残額精算についても、自社使用しているものを買い取るわけですので何ら問題は無いと思われます。
>  ただ、会計処理としては、事業目的では無い取引ですから、営業収入および費用ではなく、営業外収益および費用で処理される良いと思われます。
>
> 買取時、雑損失/預金 (リース物件買取価格)
> 売却時 預金雑収入 (売却価格)
>
> 良かったら参考にしてください。
>
>
> > 相も変わらず、にわか総務のtakです。
> > いつも参考にさせていただいております。
> >
> > さて今回は、弊社利用のPC(リース機およびレンタル機)についてのご相談です。
> > 弊社で期間満了前に不要となるPCを、他社に契約を移したいのですが、リース会社からは、契約の地位承継はできないとの見解が出たため、一旦弊社で買い取ったうえで、他社に買取価額同等で、譲渡しようと考えております。
> >
> > この場合、定款で物品売買も謳っておりませんし、古物商の免許もないため、適切な行為であるかの確証がありません。
> >
> > ついては、ご経験・ご見識のある方のお話を伺えると助かります。
> > よろしくお願いします。
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