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税務管理

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有形固定資産の一部除却方法について

著者 そのまま さん

最終更新日:2017年02月02日 14:39

お世話になります

有形固定資産を一部除却する場合の除却損
その後の償却費について教えてください
考え方がよくわかりません。

例えばなんですが

取得価額:100,000(単価20,000円×5)
耐用年数:5年
償却率:0.20
償却方法定額法

として、初年度12ヶ月
毎年20,000の償却費を計上、5年目に19,999
ちょうど3年目(期首帳簿価額が60,000円のとき)に
2つ紛失して除却するといった場合
除却損とその後の償却費はどう処理するものでしょうか?

年数 期首   償却額 期末
1年 100,000 20,000 80,000
2年 80,000 20,000 60,000 
3年 60,000 20,000 40,000 ←期首で2つ除却

購入時の予定は以降
4年 40,000 20,000 20,000
5年 20,000 19,999     1

教えてください。よろしくお願いします





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Re: 有形固定資産の一部除却方法について

著者4畳半一間さん

2017年02月03日 11:11

そのまま さん

こんにちは

最初に固定資産に関わる基本事項を申し上げます。
固定資産は税務と会社に大別されます。
・税務は1月1日から(1月1日購入の固定資産は前年12月末日で計上)その年の12月31日まで。会社はご存知のとおり決算日翌日から決算日までです。

・貴殿ご質問本文の金額は例として挙げたものと考えます。(単価20,000は小額資産であり通常は償却対象にしません)

前述のとおり締めサイクルが異なるところから、償却を毎月やっている会社が多いです。

さて、本題にはいります。

3年目の仕訳

1.2つの除却の仕訳
  減価償却累計額  24,000  /  備品(2つの計上先科目) 40,000
  固定資産廃棄損   16,000

2.残った3つの償却は、帳簿価格36,000について仕訳計上します。

Re: 有形固定資産の一部除却方法について

著者プログレス合同会社さん

2017年02月03日 11:50

例示の金額はさておき、2つ分を除却して残りの資産減価償却費を計算します。

関連法令
 法人税基本通達7-7-6(個別償却資産除却価額)
 減損会計基準 三(減損処理後の会計処理)

Re: 有形固定資産の一部除却方法について

著者そのままさん

2017年02月03日 17:33

> そのまま さん
>
> こんにちは
>
> 最初に固定資産に関わる基本事項を申し上げます。
> ・固定資産は税務と会社に大別されます。
> ・税務は1月1日から(1月1日購入の固定資産は前年12月末日で計上)その年の12月31日まで。会社はご存知のとおり決算日翌日から決算日までです。
>
> ・貴殿ご質問本文の金額は例として挙げたものと考えます。(単価20,000は小額資産であり通常は償却対象にしません)
>
> 前述のとおり締めサイクルが異なるところから、償却を毎月やっている会社が多いです。
>
> さて、本題にはいります。
>
> 3年目の仕訳
>
> 1.2つの除却の仕訳
>   減価償却累計額  24,000  /  備品(2つの計上先科目) 40,000
>   固定資産廃棄損   16,000
>
> 2.残った3つの償却は、帳簿価格36,000について仕訳計上します。
>
>

4畳半一間 様
ご返信ありがとうございます

ご指摘の通り、質問の金額は例でした
いろいろ検索して調べていたのですが、あまり計算方法の記載がなかったので
端数その他端折って、質問してみました
ありえない数字で回答いただいてすみません!

仕訳もありがとうございます

さっそく、実帳簿額に置き換えて起票します
ありがとうございました

Re: 有形固定資産の一部除却方法について

著者そのままさん

2017年02月03日 18:18

> 例示の金額はさておき、2つ分を除却して残りの資産減価償却費を計算します。
>
> 関連法令
>  法人税基本通達7-7-6(個別償却資産除却価額)
>  減損会計基準 三(減損処理後の会計処理)
>


プログレス合同会社

返信ありがとうございます

ご教授いただいた法令みました。
会計基準に沿って処理します
ありがとうございました

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