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所用運転資金の考え方

著者 komodo1234 さん

最終更新日:2017年06月20日 11:35

運転資金の算出式として、

売掛債権 + 棚卸資産 - 買掛債務 = 所用運転資金額

とあります。
下のようなBSの場合、運転資金は 70 となりますが、考え方としては、
預金が50なので20借り入れなければならない、ということでよいのでしょうか。

預金  50  買掛金 50
売掛金 100  借入金 70
棚卸資産 20  資本金 50

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Re: 所用運転資金の考え方

著者プログレス合同会社さん

2017年06月21日 13:10

> 運転資金の算出式として、
>
> 売掛債権 + 棚卸資産 - 買掛債務 = 所用運転資金額
>
> とあります。
> 下のようなBSの場合、運転資金は 70 となります

ここまでは合っています。

> 現預金が50なので20借り入れなければならない、ということでよいのでしょうか。

ここは微妙に異なります。
所要運転資金70まで銀行は融資額として考えてくれるということです。
20借り入れなければならないということではありません。

20借り入れなければならないということまで考えるのでしたらB/Sだけでは判断できません。
売掛債権の回収サイクルや買掛債権の支払サイクルまで考慮した計算を行う必要があります。
B/Sだけで求めるのは銀行の融資可能額の上限と考えた方がいいと思います。

Re: 所用運転資金の考え方

著者村の平民さん

2017年06月22日 10:20

① 経常運転資金(正味営業運転資金)=売上債権売掛金+受取手形)+棚卸資産-買入債務(買掛金+支払手形)の式で求められるとされています。
② これに従えば、貴説と同じく、運転資金は20円必要です。
③ 仮に、現預金50、借入金70、資本金50がすべてゼロとすれば、当然20の運転資金が無ければなりません。それが無い場合を仮定すると、売掛金100と棚卸資産20を生じることは不可能だからです。
④ 設例で言えば、その運転資金として借入金70と資本金50があり、合計120のうち50を現預金としていることになります。
⑤ 従って、(ゆとりを多くするためとの理由は無視して)20を借り入れる必要は無いと言えます。
⑥ 仮に20を借り入れたならば、そのまま現預金が20増加します。
⑦ そうなれば、貴方の算出式では相も変わらず20を借り入れなければならないことになります。
⑧ 結論として、20の借り入れは不要と言えます。

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