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厚生年金の加入期間の計算について

著者 オンプ さん

最終更新日:2018年04月04日 12:15

厚生年金の加入期間の計算方法に詳しい方いたら教えて頂けないでしょうか。

会社Aに2008年の12/16(入社)から厚生年金に加入。

会社Aを2018年の9/15に退職

会社Bに2018年の9/16(入社)再び厚生年金に加入して2019年以降も会社Bで働いてたとします。

この場合、会社Aでは9年9か月厚生年金に加入していることになるかと思います。転職してすぐに会社Bで厚生年金に加入して2019年以降も働いた場合は、厚生年金に10年以上加入していると計算されるのでしょうか?
つまり、同じ企業での継続加入期間で計算されるのか転職等して複数の企業での合計での厚生年金の加入期間で計算されるのかがわかりません。
どなたか詳しい方いましたら教えて頂けると幸いです。





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Re: 厚生年金の加入期間の計算について

著者まゆりさん

2018年04月04日 13:35

こんにちは。

厚生年金保険の加入期間は「月の末日に在籍していた月数」で数えます。
途中で転職したとしても、厚生年金保険被保険者の期間は加算されていきます。

<A社>2008.12.16~2018.9.15迄在籍
とのことですので、A社分の加入月数は
・2008年=12月の1月のみ
・2009~2017年=各年12か月ずつ
・2018年=1~8月の8か月
1+12×9+8=117か月(9年9か月)となります。

<B社>2018.9.16~2019年(※12月31日まで在籍と仮定)
2018年=9・10・11・12の4か月
2019年=12か月
4+12=16か月(1年4か月)となります。

厚生年金加入期間>
A社117か月+B社16か月=133か月(11年1か月)
ということになります。
2020.1.1以降も引き続きB社にて勤務されるのであれば、当然それ以降の月数が加算されます。
蛇足ですが、月途中で退職されて同月内に厚生年金保険に加入しなかった場合、退職月は厚生年金の加入月数には加算されないことになります。
[例]2019.12.30にB社を退職し、2020.1.1にC社に就職した場合
2019.12月=国民年金保険第1号被保険者厚生年金保険被保険者にはならない)
2020.1月=厚生年金保険被保険者



ご参考になれば。

Re: 厚生年金の加入期間の計算について

著者オンプさん

2018年04月04日 14:51

まゆり 様

こんにちは。
質問者のオンプです。
とてもわかり易い御回答どうもありがとうございます。
月途中で辞めて同月に加入しないと加入計算されないことも初めて知りました!
大変助かりました。ありがとうございます!


> こんにちは。
>
> 厚生年金保険の加入期間は「月の末日に在籍していた月数」で数えます。
> 途中で転職したとしても、厚生年金保険被保険者の期間は加算されていきます。
>
> <A社>2008.12.16~2018.9.15迄在籍
> とのことですので、A社分の加入月数は
> ・2008年=12月の1月のみ
> ・2009~2017年=各年12か月ずつ
> ・2018年=1~8月の8か月
> 1+12×9+8=117か月(9年9か月)となります。
>
> <B社>2018.9.16~2019年(※12月31日まで在籍と仮定)
> 2018年=9・10・11・12の4か月
> 2019年=12か月
> 4+12=16か月(1年4か月)となります。
>
> <厚生年金加入期間>
> A社117か月+B社16か月=133か月(11年1か月)
> ということになります。
> 2020.1.1以降も引き続きB社にて勤務されるのであれば、当然それ以降の月数が加算されます。
> 蛇足ですが、月途中で退職されて同月内に厚生年金保険に加入しなかった場合、退職月は厚生年金の加入月数には加算されないことになります。
> [例]2019.12.30にB社を退職し、2020.1.1にC社に就職した場合
> 2019.12月=国民年金保険第1号被保険者厚生年金保険被保険者にはならない)
> 2020.1月=厚生年金保険被保険者
>
>
>
> ご参考になれば。
>

Re: 厚生年金の加入期間の計算について

著者グレゴリオさん

2018年04月05日 20:04

年金の加入期間については、毎年お手元に届く「ねんきん定期便」で過去の加入月数、直近約1年の毎月の加入状況がわかります。

35歳、45歳、59歳の際には過去の加入期間の詳細を記載したものが封書で届きます。

また、「ねんきんネット」を利用されれば、いつでも詳細な加入記録が確認できます。
https://www.nenkin.go.jp/n_net/index.html

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