相談の広場
製造現場の同じセクション内で2社より人材派遣社員に働いて頂いておりますが、
A社の男性従業員(58歳)がB社の女性従業員(40歳)に対し、太っていることを指摘中傷し、女性従業員が傷つきモチベーションが下がってしまった。というトラブルが発生しました。現場内では「冗談」として流されていましたが、苦情窓口には、モラハラ・セクハラとして「彼がいるなら退職します」といった内容の話を聞いています。弊社としては繁忙期につき、どちらの方にもやめられては困るし、製造ライン上、急に配置転換もままなりません。正直言いまして何とか仲直りして頂けるよう対処していきたいのですが、この場合どちらの従業員も派遣会社へ諸事情を話し仲裁すべきなのか、雇い主として弊社主導で仲裁に入るべきなのかなど、トラブル内容が内容なだけに頭を悩ませています。対応する精神的な注意点もあろうかと思いますが、正しい対処法を模索中です。なにかアドバイスありましたらお願い致します。
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① 放置してはいけません。
② A社の男性従業員 (58歳) の派遣元に、大至急連絡して善処を求めましょう。場合によっては、A社との取引を中断すべきかも知れません。
③ B社の女性従業員 (40歳) の派遣元にも同様、大至急連絡して善処を求めましょう。A社に対してとった処置の詳細経過を、B社とB社の女性従業員 (40歳) に、納得を得るまで説明し真摯に対応することが求められます。間違っても 「冗談」 などとの弁明は禁物です。
④ 雇っているのは派遣元ですから、雇用関係について派遣先であるTFH様の会社が直接この案件に容喙するのは好ましくないと思います。
A社の男性従業員 (58歳) に対して、その行為はNGだと伝え、弁明を聞く程度を超えるべきではないと思います。ましてや「冗談だったんだよね」などと言ってはいけません。
⑤ しかし、「現場内では 『冗談』 として流されて」 済ますのも放置できないことです。特に貴社の従業員がそのような受け止め方をしたならば、貴社の従業員も同罪と言えます。
派遣受け入れ側従業員は、派遣された労働者よりもとかく優位に見られがちです。それだけに、このような事案が発生した場合、貴社従業員の言動は軽々に論じられません。貴社従業員が即座に、A社の男性従業員 (58歳) に注意を与えることがあって然るべきでは無いでしょうか。
⑥ とかくこの種の事案は 「冗談」 扱いをされる傾向があります。被害者の心理的影響は、加害者の加害意識を数倍上回るものです。
⑦ 対応を誤ると、質問者の会社の責任とされかねません。
⑧ これを機に、特に自社の従業員に対して、セクハラ・パワハラに関する教育をしましょう。
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