相談の広場
最終更新日:2018年08月30日 15:24
お世話になります。
契約書を綴る際に、ステープラーで留めて製本テープで冊子にしていたのですが、
コクヨのハリナックスみたいな針なしのステープラーで留めても、法的には問題ないのでしょうか。
針がないほうが便利だし浮きづらいのでいいなーと思っているのですが、いかがでしょう。
ご教示ください。
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著者 よーすてぃん さん最終更新日:2018年08月30日 15:24について私見を述べます。
① 契約書の類いは、すべて一連の繋がった用紙に書かれたもので無ければ、全体を通じてひとつの契約書とみなすのは難点があります。
例えば3枚の紙片に跨がってひとつの契約書であれば、その3枚が一続きであることが確定できる必要があります。
これは契約書に限らず、公的な書類では共通の考え方です。
② しかし、2枚以上の紙片に跨がらざるを得ない契約書などは多く存在します。これに対応するためには、正式には「袋とじ」という方法によって綴じ込みます。
③ 「ステープラーで留めて製本テープで冊子」にしたものとは違います。これは見た目が良いだけであって、改竄防止の効果は全くありません。
もちろん、「コクヨのハリナックスみたいな針なしのステープラー」止めは、法的な意味合いではクリップでまとめた物と同様です。
④ 袋とじは手数を要します。Webのキーワードに「袋とじ」と入力すれば方法を親切に説明したものが有ります。
⑤ 袋とじにしないでも、簡略な方法としては契約書が2枚以上に繋がる場合は、各紙片の一部を重ね、そこに契約当事者の印を跨いで押すことです。
実物をお見せすると簡単に理解していただけるのですが、おわかりでしょうか。
⑥ 私事に渡りますが、健康保険組合に提出する健康保険傷病手当金請求書は、2枚にわたるので、⑤の方法に拠っています。これに被保険者の印と事業主の印を押すのです。
⑦ 法務局が発行する証明書、戸籍証明書などは、2枚以上を重ねて、特定記号を表す複雑な穴開けパンチをします。しかし、これは一般化できません。
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