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労務管理

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年金の基金代行額につきまして

著者 シンペイ さん

最終更新日:2018年12月19日 16:13

標記について、従業員から質問がありました。

制度共通年金見込み額照会回答票の基金代行額とはなんなのでしょうか。
また票に記載されている金額は月額なのでしょうか。
またこの方については通常の年金の、計算とかなり乖離があります。
代行額は年金の計算にどう影響してるのでしょうか。

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Re: 年金の基金代行額につきまして

著者まゆりさん

2018年12月19日 17:17

こんにちは。

基金代行額というのは、文字通り年金基金から支払われる分です。
代行返上していない年金基金に加入している場合、事業主と労働者本人とが支払っている厚生年金保険料のうち「報酬比例部分」は、年金機構ではなく、年金基金へ支払われています。
つまり、年金基金自体の保険料と言うべき加算部分は事業主だけが支払っているのですが、それに加えて、厚生年金保険料の一部も年金基金に支払われているというわけです、

なので、年金基金に加入していない人は、全額を年金機構から支給されるのですが、年金基金に加入している人の場合は、
老齢基礎年金
老齢厚生年金のうち、報酬比例部分以外
は年金機構から、
老齢厚生年金のうち、報酬比例部分+α
は加入している基金からと分けて支払われるため、年金機構から支給される額だけを見ると、ずいぶん異なるわけです。
※年金基金の仕組みの詳細は、
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/roureinenkin/jukyu-yoken/0722.html
https://allabout.co.jp/gm/gc/471754/
をご覧ください。

見込額照会回答票というのは、
http://www.bekkoame.ne.jp/~tk-o/keisan6.htm
に載っているようなものでしょうか?
であれば、示されている金額は年額です。

なるべくわかりやすいように説明しました。
ご参考になれば幸いです。



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