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定時株主総会の議事録作成方法について

著者 ひろし さん

最終更新日:2007年06月02日 23:42

利益処分案の処理について教えていただきたいのですが、これまで決算書利益処分案を添付して株主総会の議案としていましたが、新会社法により、それぞれの手続きにかわりましたよね、そこで、私の会社では、利益準備金配当金、別途積立金の三項目でぞれぞれ利益処分をしてきていましたが、今後株主総会議事録に議案をわけてのせてしまうべきなのでしょうか、できればその場合の雛形などをどなたか教えていただけませんでしょうか、非常に困っています。宜しくお願いします。要はこれらの処分案を議題にした場合の文章の書き方がわからずに困っています。

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Re: 定時株主総会の議事録作成方法について

著者西久保司法書士事務所さん (専門家)

2007年06月04日 10:23

まず定時総会議事録の記載例ですが下記のようになります。

第1号議案 決算報告書の承認に関する件
議長は,当期(自平成  年  月  日至平成  年  月  日)における事業状況を事業報告により詳細に説明報告し,下記の書類を提出して,その承認を求めたところ,満場異議なくこれを承認可決した。
 1 貸借対照表
 2 損益計算書
 3 株主資本等変動計算書
 4 個別注記表

会社法により利益処分案が廃止され、株主資本等変動計算書が創設されました。これは、株式会社は、株主総会等の決議により、剰余金配当や純資産の部の計数をいつでも変動させることができるようになったため、貸借対照表損益計算書だけでは、資本金や剰余金の数値の連続性を把握することが困難になったからです。株主資本等変動計算書には利益準備金剰余金、積立金の項目がありますので上記記載例のようなかたちで決議をすれば議案をわける必要はないと思われます。

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