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書籍購入の場合の勘定科目について(高額のとき)

著者 砂浜の監視員 さん

最終更新日:2020年01月16日 01:10

書籍の購入の際は、普通は、図書費などで、費用処理すると思います。

【金額が高い場合はどうされますでしょうか。】

ふつうは、書籍は1万円以内だと思いますし、高くても、10万円以内だと思いますので、費用処理して、税務申告上も加算しなくても何も心配はしないのですが、金額が10万円以上、あるいは、20万円以上になると、税務上で、少額資産にも該当しないし、一括償却資産にも該当しないし、有形固定資産になりそうな気がします。結局、財務会計上も資産に扱っておくのが無難かと思います。いかがでしょうか。
このような買い物は、企業よりも、学校法人とか、図書館で多いと思いますが。。。

 (1)一冊当たり、10万円以上の場合、又、20万円以上の場合、
    いかがでしょうか。
 (2)稀覯本、限定販売本、古本で、
    一冊当たり、10万円以上、20万円以上というなら、
    いかがでしょうか。
    このうち、よほど特殊なケースかもしれないですが、
    「骨董品扱い」ではないか、という、そういうケースもありますか。
 (3)百科事典(20冊とか30冊で、1セット)、
    大辞典(「あ」から始まり、全部で20巻とかの大きな辞典とか、
    漢和辞典とか。)、
    それから、全集もの(ある有名な作家の全集といったもの)なら、
    1セットで、10万円以上とか、20万円以上とかありうると
    思われます。 
 (4)加除式のコメンタール、様式集、といった実務書
    1セットで10万円以上など、ありそうにおもいます。
    (最近は、電子化されて、CDとかが多いかもしれませんが)

これらのとき、費用扱いにして、そのまま損金にすることは可能でしょうか。
或いは、資産として、減価償却して、税務上もそうやって損金化するのが通例でしょうか。
(または、会計上は、費用としたうえで、申告加算して、税務上の資産として別表16で減価償却?(骨董品にしない場合です))

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Re: 書籍購入の場合の勘定科目について(高額のとき)

著者ぴぃちんさん

2020年01月16日 11:24

こんにちは。

基本的には使用年数が1年に満たないものでなければ資産計上になるでしょうね。

個別には何を購入したのかでの判断も必要といえるかと思います。

Re: 書籍購入の場合の勘定科目について(高額のとき)

著者tonさん

2020年01月16日 19:20

> 書籍の購入の際は、普通は、図書費などで、費用処理すると思います。
>
> 【金額が高い場合はどうされますでしょうか。】
>
> ふつうは、書籍は1万円以内だと思いますし、高くても、10万円以内だと思いますので、費用処理して、税務申告上も加算しなくても何も心配はしないのですが、金額が10万円以上、あるいは、20万円以上になると、税務上で、少額資産にも該当しないし、一括償却資産にも該当しないし、有形固定資産になりそうな気がします。結局、財務会計上も資産に扱っておくのが無難かと思います。いかがでしょうか。
> このような買い物は、企業よりも、学校法人とか、図書館で多いと思いますが。。。
>
>  (1)一冊当たり、10万円以上の場合、又、20万円以上の場合、
>     いかがでしょうか。
>  (2)稀覯本、限定販売本、古本で、
>     一冊当たり、10万円以上、20万円以上というなら、
>     いかがでしょうか。
>     このうち、よほど特殊なケースかもしれないですが、
>     「骨董品扱い」ではないか、という、そういうケースもありますか。
>  (3)百科事典(20冊とか30冊で、1セット)、
>     大辞典(「あ」から始まり、全部で20巻とかの大きな辞典とか、
>     漢和辞典とか。)、
>     それから、全集もの(ある有名な作家の全集といったもの)なら、
>     1セットで、10万円以上とか、20万円以上とかありうると
>     思われます。 
>  (4)加除式のコメンタール、様式集、といった実務書
>     1セットで10万円以上など、ありそうにおもいます。
>     (最近は、電子化されて、CDとかが多いかもしれませんが)
>
> これらのとき、費用扱いにして、そのまま損金にすることは可能でしょうか。
> 或いは、資産として、減価償却して、税務上もそうやって損金化するのが通例でしょうか。
> (または、会計上は、費用としたうえで、申告加算して、税務上の資産として別表16で減価償却?(骨董品にしない場合です))


こんばんは。横からですが…
固定資産の考え方は1個、一組、一揃えです。
セット販売のものは1冊単価ではなくセット価格で判断ですから百科事典等は固定資産計上になることが多いでしょう。
また全集等も全巻揃っていて価値が出るものと考えますのでこちらも1冊単価ではなく全集セットで判断となろうかと思います。
書籍についていろいろ書かれていますが状況により判断するものもありますので古本といっても歴史的価値、骨董的価値があれば非償却資産となることもあります。
その筋の年鑑とかで確認できるといいのですが。
絵画等は美術年鑑等で価値判断をすることがありますが書籍においても同様の確認資料があるかどうかは存じません。
またCD化されていたとしても10万しているものは固定資産です。

他サイト税理士投稿より

全35巻からなる百科辞典を購入した法人のお客様から「図書費として一時の費用にして良いか」との問い合わせがありました。
なんと、40万もするそうで、「ダメです!資産計上してください」と返答しました。

1冊あたり10万円未満だから良いでしょとの事のようでしたが、資産の判定は1セットで行う必要がありますので、今回の場合は資産計上することになります。

耐用年数は、「器具備品」-「前掲のもの以外のもの」-「その他」で5年となります。

最近では紙ではなくDVDで購入することも考えられますが、この場合でも百科事典が紙かDVDかの記録媒体の相違でしかありませんので、書籍と同様に扱うことになると考えられます。もちろん、プログラムでは無いのでソフトウェアではありませんよ。

後はご判断ください。
とりあえず。

Re: 書籍購入の場合の勘定科目について(高額のとき)

著者砂浜の監視員さん

2020年01月18日 23:42

ぴぃちんさま

ありがとうございます。
「 基本的には使用年数が1年に満たないものでなければ資産計上」
ということのご指摘、ありがとうございました。
1年未満になれば、税務上も少額資産ということですね。

1年以上で(たとえば、3年とか10年とか、、、)、そして、
金額が15万円だったりすると、一括償却資産として、
会計上は全額費用で、税務上は3年償却かな、
と思ったりしました。

tonさま: 書籍購入の場合

著者砂浜の監視員さん

2020年01月19日 16:12

tonさまありがとうございました。

今は、CDとかDVDとかで購入することも多いです。そのような場合も、紙の書籍と同じに考えるということ、自分もすっきり納得できるところです。

なお、CDやDVDは、アクセス可能数(ライセンス数)が、10個とか50個とか限定されていることもあるのではないか、と思います。そうであっても、別に、購入金額について、「 ÷10 」とか「 ÷50 」とかすることなく、金額を基準にすればよいだろうと考えました。普通の書籍ですと、無限の数の人が参照することができるわけで、それこそ 「 ÷(無限大)」みたいな話になってくるな、とも思いました。

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