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自社の社員を取引先に派遣するには

著者 ミルクサブレ さん

最終更新日:2020年04月02日 05:40

お力をお貸しください。

現在、別会社にて社員契約をし、取引先へ派遣されておりますが、派遣元との条件等が合わず、転職を考えている者がおります。

その会社を辞め、弊社に雇用契約を締結するところです。
しかし、法改正により特定派遣事業も廃止となり、弊社は有料職業紹介事業のため、派遣することが不可能な状態です。

弊社から出向もしくは請負とするのか、他社派遣会社に転職し取引先へ派遣されたほうがよいのか、他に方法はありますでしょうか。

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Re: 自社の社員を取引先に派遣するには

著者boobyさん

2020年04月02日 13:55

> お力をお貸しください。
>
> 現在、別会社にて社員契約をし、取引先へ派遣されておりますが、派遣元との条件等が合わず、転職を考えている者がおります。
>
> その会社を辞め、弊社に雇用契約を締結するところです。
> しかし、法改正により特定派遣事業も廃止となり、弊社は有料職業紹介事業のため、派遣することが不可能な状態です。
>
> 弊社から出向もしくは請負とするのか、他社派遣会社に転職し取引先へ派遣されたほうがよいのか、他に方法はありますでしょうか。

出向の場合、出向者の労務提供によって御社が利益を得ると「偽装派遣」となります。出向は人的資源提供に伴う会社間の金銭授受が生じない形で、他社に労務を提供する仕組みだからです。

請負の場合、請負労働者請負先からの指示命令によって労務提供を行うと「偽装請負」となります。実態として独立性を持った形で労務提供が可能かどうか判断が必要だと思います。

当該者の労務提供で御社は1銭も儲けるつもりがないとは考えられませんし、今まで派遣契約労務提供を行っていたなら、そもそも指示命令が必要な業務を行っていたと考えられます。どちらも難しいのではないでしょうか。

Re: 自社の社員を取引先に派遣するには

著者ミルクサブレさん

2020年04月02日 21:16

> > お力をお貸しください。
> >
> > 現在、別会社にて社員契約をし、取引先へ派遣されておりますが、派遣元との条件等が合わず、転職を考えている者がおります。
> >
> > その会社を辞め、弊社に雇用契約を締結するところです。
> > しかし、法改正により特定派遣事業も廃止となり、弊社は有料職業紹介事業のため、派遣することが不可能な状態です。
> >
> > 弊社から出向もしくは請負とするのか、他社派遣会社に転職し取引先へ派遣されたほうがよいのか、他に方法はありますでしょうか。
>
> 出向の場合、出向者の労務提供によって御社が利益を得ると「偽装派遣」となります。出向は人的資源提供に伴う会社間の金銭授受が生じない形で、他社に労務を提供する仕組みだからです。
>
> 請負の場合、請負労働者請負先からの指示命令によって労務提供を行うと「偽装請負」となります。実態として独立性を持った形で労務提供が可能かどうか判断が必要だと思います。
>
> 当該者の労務提供で御社は1銭も儲けるつもりがないとは考えられませんし、今まで派遣契約労務提供を行っていたなら、そもそも指示命令が必要な業務を行っていたと考えられます。どちらも難しいのではないでしょうか。

早速のご回答ありがとうございます。
やはり偽装派遣になりますよね・・。

Aさんからの要望で、弊社が新しい派遣元の間に入って現在の派遣先へいけないかと問われましたが、これもまた二重派遣になってしまいますよね?
業務委託や提携も考えております。Aさんのお気持ちもありがたいのですが
一番ベストな方法がないかと奮闘中です。

Re: 自社の社員を取引先に派遣するには

著者村の長老さん

2020年04月03日 07:29

>弊社から出向もしくは請負とするのか、他社派遣会社に転職し取引先へ派遣されたほうがよいのか、他に方法はありますでしょうか。

との質問です。この結論を出せるのは貴社しかないと思います。
理由は、簡単に言えば派遣とは自社の社員でありながら、他社の指揮命令を受けて仕事をします。一方、請負は他社の指揮命令を受けて仕事をすることはできません。出向二重契約の状態にあるため、出向契約により、自社の社員でありながら他社の指揮命令を受けて仕事をすることができます。ただしそうまでして、自社の社員であり続ける理由が何かあるのか、ですね。

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