相談の広場
最終更新日:2021年01月22日 13:33
はじめまして、初投稿させて頂きます。
現在、わたくしの所属会社では多種業務を行っており、管理者も数名しか
居らず兼務を余技なくされていましたが、親会社100%出資の子会社を設立
して業務分担をする事が決定しました。
私の複数の担当業務が子会社へ業務移管するため転籍を言われ口頭承諾
しました。
親会社を一旦退職し、子会社へ再雇用するといった形となるため、親会社から
の業務指示命令は出来ないハズなので親会社の業務は他の管理者に引継ぎが
当然ではないかと考えています。
しかし、親会社に残る業務もあり転籍後も業務継続(今年秋で完了)の話が
出てきて移籍するので他の管理者に割り振ると回答していますが平行線状態
です。
転籍後も親会社業務を継続の考えについて法的に問題ないのかご教授お願いします。
転籍後の雇用契約については4月初旬に交わす予定です。
スポンサーリンク
> はじめまして、初投稿させて頂きます。
>
> 現在、わたくしの所属会社では多種業務を行っており、管理者も数名しか
> 居らず兼務を余技なくされていましたが、親会社100%出資の子会社を設立
> して業務分担をする事が決定しました。
> 私の複数の担当業務が子会社へ業務移管するため転籍を言われ口頭承諾
> しました。
>
> 親会社を一旦退職し、子会社へ再雇用するといった形となるため、親会社から
> の業務指示命令は出来ないハズなので親会社の業務は他の管理者に引継ぎが
> 当然ではないかと考えています。
>
> しかし、親会社に残る業務もあり転籍後も業務継続(今年秋で完了)の話が
> 出てきて移籍するので他の管理者に割り振ると回答していますが平行線状態
> です。
>
> 転籍後も親会社業務を継続の考えについて法的に問題ないのかご教授お願いします。
>
> 転籍後の雇用契約については4月初旬に交わす予定です。
>
話が良く見えないところがあるのであくまでも一般論ですが、当該業務をそれなりのフィーをもらって親会社から受託するという形にすれば問題はないのではないでしょうか。そうしておけば、親会社のからの指示も可能だと思います。
例えば親会社工場構内物流のフォークリフト作業だけ子会社に移管する、という形です。構内物流のトラック横持ちは親会社、フォーク積み下ろし、荷積みは子会社というイメージです。
ちょっと勘違いされているようなのでコメントさせていただきます。
この件は、3つの確認すべき事が含まれています。
まず1つ目は、
親会社の業務となった仕事を子会社が行うことの是非です。
その業務が子会社を含めた他社に委託してかまわない仕事かどうかが問題です。
例えば許認可が必要な業務で、親会社が認可を受けているけど子会社は認可を受けていないような場合は、親会社は外部委託することができないので、親会社が業務を実施する必要があります。
この場合、親会社の従業員が実行するか、親会社に派遣されている被派遣者が実行する必要がありますので、子会社の社員が親会社に代わって実行することはできません。
なので、まず初めにこちらの問題をクリアする必要があります。
許認可が必要な業務でなければ、1つ目の問題はクリアとなります。
続いて2つ目は、
その親会社の仕事を子会社が代行する(業務を引き受ける)合意がなされているかどうかです。
一般的には業務委託契約を締結します。
業務範囲、業務上の責任・権限、業務を受託する子会社がどのような人に業務を遂行させるか、などの取り決めを行います。
そして、業務委託に対する対価を取り決めます。普通は有償で契約しますが、必ずしも有償である必要はありません。
例えば、その業務を受託する会社にとって些細なものであったり、受託した会社が実行したほうが受託した側にとっても楽な場合は無償で受託します。
さらには、委託した会社の事務所など設備使用料を無料にする見返りに無償で受託するということもあります。
つまり、業務委託だから無料はありえないは間違いで、無償での受託もあります。
そして、これが今回の質問のキモと思いますが、親会社の業務を子会社が受けた場合に金銭のやり取りがあったとしても、それはあくまでも会社どうしの問題です。
そして3番目は、
貴方の仕事が増えたかどうかです。
上記2点がクリアされている状態で、貴方の仕事量や負わされる責任が増えていなければ、貴方はご自身が所属する子会社の仕事をしているか親会社の仕事をしているかは関係ないので、親会社の仕事をしていることを理由に対価を求める理由が見当たりません。
一方、今回の人事で仕事が増えたとか負わされる責任が多くなったなどの事実があれば、それを理由に報酬増額や手当を求める権利が生じます。
以上とは別に、もし貴方がフリーランスとして仕事を引き受けている場合や、親会社の業務を行う際は子会社の従業員の立場を離れて「副業として」親会社業務を行うのであれば、貴方は親会社に報酬を求める権利が生じます。
ただし、この場合は子会社が貴方に兼業することを認め、労働契約上の問題がクリアされていることが必要です。
どのカテゴリーに投稿しますか?
選択してください
1~5
(5件中)
スポンサーリンク
スポンサーリンク
[2022.7.24]
[2019.11.12]
[2018.10.10]