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交換部品の貯蔵品化範囲について

著者 たーぼう さん

最終更新日:2021年02月19日 10:37

ある設備の資産となる「撹拌羽」というものがありまして、
現行使用しているものについては、資産ですの償却が進んでいる状態です。

一方でこの撹拌羽については、
3年程度で羽の表面のコーティングが剥がれてしまうために、
メンテナンスが必要なものとなっています。

通常であれば、この撹拌羽の再コーティングは、
原状復帰をするための費用ですので修繕費で問題ないかと思います。

しかしながら、撹拌羽の再コーティングは、納期が長いために、
修繕を待つことができず、交換用の撹拌羽を購入し、貯蔵品として計上するようにしたいと考えています。

新品の交換用撹拌羽を購入する場合は、
購入したのちに貯蔵品に計上をすればよいかと思います。

次に、現行の撹拌羽が故障した場合の交換になるのですが・・・。

新品の撹拌羽を貯蔵品から払い出した場合ですが、
こちらは修繕費でまるまる計上をしても良いのでしょうか。
それとも本体の交換になるので、除却→組入になりますでしょうか。

また、取り外しを行った古い撹拌羽については、
先述のとおり、再コーティングを行い、次に使えるように保有をしたままとなります。

ただし、再コーティングしてから、再使用開始まで3年程度かかります。
この場合、再コーティング費用については、コーティングした時点の修繕費計上でなく、
いったん貯蔵品化し、使用開始の時点で費用認識すべきでしょうか。
また、貯蔵品化する際、貯蔵品にする費用はコーティング費用のみで、
本体(一度取り外した撹拌羽本体)は、貯蔵品化する必要はないでしょうか。

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Re: 交換部品の貯蔵品化範囲について

著者tonさん

2021年02月19日 22:21

> ある設備の資産となる「撹拌羽」というものがありまして、
> 現行使用しているものについては、資産ですの償却が進んでいる状態です。
>
> 一方でこの撹拌羽については、
> 3年程度で羽の表面のコーティングが剥がれてしまうために、
> メンテナンスが必要なものとなっています。
>
> 通常であれば、この撹拌羽の再コーティングは、
> 原状復帰をするための費用ですので修繕費で問題ないかと思います。
>
> しかしながら、撹拌羽の再コーティングは、納期が長いために、
> 修繕を待つことができず、交換用の撹拌羽を購入し、貯蔵品として計上するようにしたいと考えています。
>
> 新品の交換用撹拌羽を購入する場合は、
> 購入したのちに貯蔵品に計上をすればよいかと思います。
>
> 次に、現行の撹拌羽が故障した場合の交換になるのですが・・・。
>
> 新品の撹拌羽を貯蔵品から払い出した場合ですが、
> こちらは修繕費でまるまる計上をしても良いのでしょうか。
> それとも本体の交換になるので、除却→組入になりますでしょうか。
>
> また、取り外しを行った古い撹拌羽については、
> 先述のとおり、再コーティングを行い、次に使えるように保有をしたままとなります。
>
> ただし、再コーティングしてから、再使用開始まで3年程度かかります。
> この場合、再コーティング費用については、コーティングした時点の修繕費計上でなく、
> いったん貯蔵品化し、使用開始の時点で費用認識すべきでしょうか。
> また、貯蔵品化する際、貯蔵品にする費用はコーティング費用のみで、
> 本体(一度取り外した撹拌羽本体)は、貯蔵品化する必要はないでしょうか。


こんばんは。私見ですが…

国税庁より
固定資産の修理、改良等のために支出した金額のうち、その固定資産の維持管理や原状回復のために要したと認められる部分の金額は、修繕費として支出した時に損金算入が認められます。

また他の情報では

税務では費用計上したものは「使用されている状態」を言い、未使用で保管している状態のものは、費用には計上できません。部品を使った時に初めて費用計上となります。

上記2つの情報から判断して
羽のコーティング剥がれは使用による劣化と考えられますので再コーティングは修繕費として計上できるものと思います。
ですが交換在庫品となるなら再コーティング費用は事業の用に供していない為貯蔵品でしょう。
元々の羽がA
交換用在庫の羽がB
Bを購入時
B貯蔵品 / 資金
Aの劣化によりBを交換使用開始時
修繕費 / B貯蔵品
Aの再コーティング費用
A貯蔵品 / 資金
以上の繰り返しになるのではと考えます。
後はご判断ください。
とりあえず。

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