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タイムカードの付き方について

最終更新日:2021年04月06日 09:20

当社では、部長以上クラスの管理職手当を頂いている方には、残業手当も含めて考慮された管理職手当なので残業手当がつきません。
係長には管理職手当の他に残業手当が普通につきます。
今回問題なのが、課長クラスの手当とタイムカードの押し方です。
課長クラスの方は、これまでのいろんな経緯があり、残業時間帯になってから1時間分までは、管理職手当に含まれ、それ以降のところについては残業手当をつけています。

これまで、残業になる場合、タイムカードには実際に帰った時間をついてもらい、そこから1時間を引いた分を残業手当として労務の私が計算して出勤管理をしておりました。

ところが、今回、課長が1人増えたためにやり方を変えますと上司からのお言葉。
残業になるようであれば、タイムカードには実際に帰った時間をつくのではなく、実際に帰る時間を見込んで、そこから1時間分を省いた時間でタイムカードを押してくださいとのこと。

本人たちはいったい何時についたらいいのか分からなくなっています。
また、実際に残業になるかどうか先のことは分かりませんし、実際に帰る時間が何時かなど前もって分からないと思います。
事実、それよりも遅くなって、結局は手書きで修正しています。
手書きの部分が多くなると、まるでウソを書いているかのようで、本人たちもあまり良い気分ではないようです。

また、労務の私は、彼らが押した時間、修正した時間で出勤管理をしますが、万一彼らが間違えて押したり修正していたりすれば、間違えたままこちらもつけることになります。

私が思うには、残業になる場合は、以前のように実際に帰った時間でついてもらって、そこから1時間分を引いて出勤管理をした方が、間違いも無く、本人たちもややこしくなく良いと思うのですが、それでは何か問題があるのでしょうか。
上司がおっしゃるには、タイムカードと出勤管理が違うとうまくないのではないかということですが、きちんとした理由があるのであれば、それを説明出来れば問題は無いように思います。

かなり分かりにくい説明でしたが、お分かりになられる方がいらっしゃいましたら、どうぞご意見のほどよろしくお願いします。

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Re: タイムカードの付き方について

著者ぴぃちんさん

2021年04月06日 14:16

こんにちは。

> 残業になるようであれば、タイムカードには実際に帰った時間をつくのではなく、実際に帰る時間を見込んで、そこから1時間分を省いた時間でタイムカードを押してくださいとのこと。


この方法ですと、くまとらさんが懸念されているように実際の帰宅時間でない時刻をタイムカードに記載することになります。

残業届を提出する代わりとしても、労働時間を正しく管理できなくなってしまうリスクが高いことから、上司からこの方法にすると何がメリットになるのかを明示してもらいましょう。


労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関する基準
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/kantoku/dl/070614-2.pdf

厚生労働省の基準からも外れているように思えます。
上司の方の根拠はなにでしょうかね。

タイムカードの記録が実際の残業時間でなくサービス残業をしているということであれば、後から訂正する行動付けになるのかもしれませんが、貴社の場合にはそうでもなさそうですし。。むしろ、サービス残業のリスクが高くなりそうに思えます。



> 当社では、部長以上クラスの管理職手当を頂いている方には、残業手当も含めて考慮された管理職手当なので残業手当がつきません。
> 係長には管理職手当の他に残業手当が普通につきます。
> 今回問題なのが、課長クラスの手当とタイムカードの押し方です。
> 課長クラスの方は、これまでのいろんな経緯があり、残業時間帯になってから1時間分までは、管理職手当に含まれ、それ以降のところについては残業手当をつけています。
>
> これまで、残業になる場合、タイムカードには実際に帰った時間をついてもらい、そこから1時間を引いた分を残業手当として労務の私が計算して出勤管理をしておりました。
>
> ところが、今回、課長が1人増えたためにやり方を変えますと上司からのお言葉。
> 残業になるようであれば、タイムカードには実際に帰った時間をつくのではなく、実際に帰る時間を見込んで、そこから1時間分を省いた時間でタイムカードを押してくださいとのこと。
>
> 本人たちはいったい何時についたらいいのか分からなくなっています。
> また、実際に残業になるかどうか先のことは分かりませんし、実際に帰る時間が何時かなど前もって分からないと思います。
> 事実、それよりも遅くなって、結局は手書きで修正しています。
> 手書きの部分が多くなると、まるでウソを書いているかのようで、本人たちもあまり良い気分ではないようです。
>
> また、労務の私は、彼らが押した時間、修正した時間で出勤管理をしますが、万一彼らが間違えて押したり修正していたりすれば、間違えたままこちらもつけることになります。
>
> 私が思うには、残業になる場合は、以前のように実際に帰った時間でついてもらって、そこから1時間分を引いて出勤管理をした方が、間違いも無く、本人たちもややこしくなく良いと思うのですが、それでは何か問題があるのでしょうか。
> 上司がおっしゃるには、タイムカードと出勤管理が違うとうまくないのではないかということですが、きちんとした理由があるのであれば、それを説明出来れば問題は無いように思います。
>
> かなり分かりにくい説明でしたが、お分かりになられる方がいらっしゃいましたら、どうぞご意見のほどよろしくお願いします。

Re: タイムカードの付き方について

ぴぃちん さん、ご回答ありがとうございました。
労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関する基準」とても役に立ちました。

手当のことだけではなく、働き方改革のひとつに、労働時間使用者が把握し、健康管理をするということもありますので、やはり、退出時間は正確な時間で押して頂いて、労務の私が労働時間を把握しておかなければいけないと思いました。

工場長と再度話し合い、タイムカードには実際の退出時間を押して頂くように相談してみます。

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