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【誤謬の訂正】前期の費用計上漏れについて

著者 日商簿記1級勉強中 さん

最終更新日:2022年05月17日 21:41

前期に入った売上のうち費用となる金額20,000円の計上漏れが発覚し全額売上で計上していることが発覚いたしました。
前期分は決算で締めておりますが、その際の誤謬の訂正は、当期の売上からではなく、利益剰余金当期首残でお間違い無いでしょうか。
部長から当期の売上を減少させるとのことでしたが、売上は既に前期で発生しておりますので確認兼ねてご相談です。利益剰余金の当期首残ではなく売上の減少であればそちらの理由も添えてご回答の程宜しくお願い致します。

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Re: 【誤謬の訂正】前期の費用計上漏れについて

著者tonさん

2022年05月17日 22:54

> 前期に入った売上のうち費用となる金額20,000円の計上漏れが発覚し全額売上で計上していることが発覚いたしました。
> 前期分は決算で締めておりますが、その際の誤謬の訂正は、当期の売上からではなく、利益剰余金当期首残でお間違い無いでしょうか。
> 部長から当期の売上を減少させるとのことでしたが、売上は既に前期で発生しておりますので確認兼ねてご相談です。利益剰余金の当期首残ではなく売上の減少であればそちらの理由も添えてご回答の程宜しくお願い致します。


こんばんは。
売上が全額計上されていて費用計上が漏れていたということでしょうか。
売上の中に費用が含まれているという状況が今一つ見えません。
可能であれば処理内容や数字を含めてどのように処理したのかが判るとまた違うと思います。
とりあえず。

Re: 【誤謬の訂正】前期の費用計上漏れについて

こんにちは。

申告済みの前期までの決算について誤りがある場合は、修正申告を行い、資産科目あるいは負債科目を正しい残高に合わせる処理を今期に行います。

法人において、収益の計上漏れを追加する場合は勘定科目前期損益修正益」、費用の計上漏れは「前期損益修正損」を相手勘定科目にして仕訳を登録します。

個人事業主においては、「事業主借」「事業主貸」で計上します。

例:
売上を計上するのを忘れた
(借)資産科目(現預金売掛金など) /(貸) 前期損益修正

今回は、売上金額が少額であるようですから、問題は生じないようですが、多額となれば、株主からの多くの賛否意見が出ることもあります。
毎月、四半期ベースチェックに目を向けてみましょう。
少々厳しい決算など修正についての解説HPがありますので目を通してみましょう。

参考になると思います。

© Money Forward, Inc
株式会社マネーフォワード;HP
【監修】マネーフォワード クラウド会計
クラウド会計ソフト「マネーフォワード クラウド会計」>会計の基礎知識> 決算修正の方法と注意点
https://biz.moneyforward.com/accounting/basic/368/

Re: 【誤謬の訂正】前期の費用計上漏れについて

著者日商簿記1級勉強中さん

2022年05月18日 08:58

ton様
ご返信ありがとうございます。
私が当事者では無いため曖昧な質問となってしまい恐縮です。部内会議で部長が「当期の売上との調整になるから何もしないで」と指示をしていたのですがそれが誤っていると思いまして質問の経緯となりました。
実は、当社はホテル運営を営んでいる企業でして、
前期に予約仲介会社から入金のあった売掛金のうちの一部にて自社負担クーポン分として、本来はお客様から頂戴していない金額(売上値引き分)も含まれて入金がされており、期中ですと、対象額分は自社負担クーポン分として売上値引のように純額を売上から相殺しておりました。
詳細な金額は担当経理に確認せなければならず本日リモート勤務で確認に時間が要するため詳細までは分かりかねる状態での質問となり恐縮です。ただ、こちら、私がビジネス会計1級並びに簿記一級を勉強している中で誤謬の訂正にあたるケースだと思い、そうなった場合は当期の売上との調整ではないと思い質問をさせて頂きました。ご確認頂けますと幸いです。


> > 前期に入った売上のうち費用となる金額20,000円の計上漏れが発覚し全額売上で計上していることが発覚いたしました。
> > 前期分は決算で締めておりますが、その際の誤謬の訂正は、当期の売上からではなく、利益剰余金当期首残でお間違い無いでしょうか。
> > 部長から当期の売上を減少させるとのことでしたが、売上は既に前期で発生しておりますので確認兼ねてご相談です。利益剰余金の当期首残ではなく売上の減少であればそちらの理由も添えてご回答の程宜しくお願い致します。
>
>
> こんばんは。
> 売上が全額計上されていて費用計上が漏れていたということでしょうか。
> 売上の中に費用が含まれているという状況が今一つ見えません。
> 可能であれば処理内容や数字を含めてどのように処理したのかが判るとまた違うと思います。
> とりあえず。
>

Re: 【誤謬の訂正】前期の費用計上漏れについて

著者日商簿記1級勉強中さん

2022年05月18日 09:04

akijin 様

こちらご回答ありがとうございます。
やはり前期分で締めてしまったものは当期の売上での調整では無いというご回答、また、仕分けについてもご丁寧にありがとうございます。
残念ですが当社部長の認識に誤りがあり、科目は異なりましたが私の持っている知識で違和感と感じた事で少なくとも間違いないと分かり安心いたしました。
期首利益剰余金と思っておりましたので新たな勉強となりました。
ありがとうございます?


> こんにちは。
>
> 申告済みの前期までの決算について誤りがある場合は、修正申告を行い、資産科目あるいは負債科目を正しい残高に合わせる処理を今期に行います。
>
> 法人において、収益の計上漏れを追加する場合は勘定科目前期損益修正益」、費用の計上漏れは「前期損益修正損」を相手勘定科目にして仕訳を登録します。
>
> ※個人事業主においては、「事業主借」「事業主貸」で計上します。
>
> 例:
> 売上を計上するのを忘れた
> (借)資産科目(現預金売掛金など) /(貸) 前期損益修正
>
> 今回は、売上金額が少額であるようですから、問題は生じないようですが、多額となれば、株主からの多くの賛否意見が出ることもあります。
> 毎月、四半期ベースチェックに目を向けてみましょう。
> 少々厳しい決算など修正についての解説HPがありますので目を通してみましょう。
>
> 参考になると思います。
>
> © Money Forward, Inc
> 株式会社マネーフォワード;HP
> 【監修】マネーフォワード クラウド会計
> クラウド会計ソフト「マネーフォワード クラウド会計」>会計の基礎知識> 決算修正の方法と注意点
> https://biz.moneyforward.com/accounting/basic/368/
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