相談の広場

このエントリーをはてなブックマークに追加

労務管理

労務管理について、みんなに相談したり、分かるときは教えてあげたりと、相互協力のフォーラムです!

総務の森イチオシ記事が満載: 経営ノウハウの泉(人事労務~働き方対策まで)

25時間の固定残業を廃止したい

最終更新日:2022年05月19日 16:48

削除されました

スポンサーリンク

Re: 25時間の固定残業を廃止したい

こんにちは。

実は、コロナ感染拡大で、テレワークの実情で、固定残業制度を見直す企業も多いと聞きます。

概ね、この制度を取り入れてる部署はほとんどが営業職、研究部署などです。
時間制約がある時とないときとの格差が大きく、毎日の時間外チェック管理にも手をこまねくこともあります。

固定残業手当の減額・廃止を行にはどうすればよいのかといいますと、

労働契約法第8条には「労働者及び使用者は、その合意により、労働契約の内容である労働条件を変更することができる。」と定められています。

 また、同法第10条には「使用者就業規則の変更により労働条件を変更する場合において、変更後の就業規則労働者に周知させ、かつ、就業規則の変更が、労働者の受ける不利益の程度、労働条件の変更の必要性、変更後の就業規則の内容の相当性、労働組合等との交渉の状況その他の就業規則の変更に係る事情に照

らして合理的なものであるときは、労働契約の内容である労働条件は、当該変更後の就業規則に定めるところによるものとする。」と定められています。

実務としては、固定残業手当の減額・廃止の必要性を社員へ十分に説明した上で、可能な限り経過措置や代替措置を設けるなどして、就業規則の変更と個別の合意取り付けを行うことで、固定残業手当の減額や廃止をすることは可能であるといえます。。

 具体的な経過措置や代替措置としては、数年掛けての段階的な引き下げや、固定残業手当減額分の基本給や他の手当等への振り替えを行うことも必要でしょう。

まずは、現状の把握と労使間との協議を求めてください。

Re: 25時間の固定残業を廃止したい

著者うみのこさん

2022年05月19日 16:30

私見です。

ご質問の内容ですと、適法な固定残業代なのかどうか少々疑問がありますが、適法な固定残業代との前提で話をします。

回答としては少し不適切ですが、結論としては、なぜ廃止したいかがわからない、です。

私の中で、働き方改革と固定残業制が結び付きません。
また、残業をする社員、しない社員の格差を是正したいとのことですが、どういう意味合いでの格差なのでしょう。
給与の額だけで見ると、固定残業代があるほうが格差は少ないですよ。

結局、なぜ固定残業制度をなくしたいのかがわかりません。
固定残業代があることでどういった不具合・不都合があるのでしょうか。

ちなみに、実残業時間分を残業代として社員に支給という形なら、会社負担が増えることはないはずです。

Re: 25時間の固定残業を廃止したい

削除されました

Re: 25時間の固定残業を廃止したい

返信ありがとう御座います。

固定残業廃止する際は、従業員が一方的に不利にならない様に対応しなければ
ならない事は理解しております。
実施する際は、法律に則り、労使合意の上で就業規則の変更手続きは実施致します。

やはり、数年かけて固定残業時間の段階的な引き下げ、その代替・経過措置として
基本給若しくは○○手当への振替をする、、方策しかないですよね。
可能であれば、過去に固定残業を廃止した企業の実例などがあれば、紹介して
頂きたく、お願い致します。

PS. 操作を間違えて、始めの質問を削除してしまいました。
申し訳ありません。 再度、下記に質問を載せさせて頂きます。

(質問)
25時間の固定残業を廃止したいが、会社への負担増加も出来るだけ軽減したい

(会社の背景)
会社は営業と関連事務仕事が中心で現場は無い。
残業は36協定内で、36協定を越える社員はいない。
休日出勤は殆どない。深夜残業もほぼ無い。
給与は年棒制で、年棒の金額を12で割った額を月々支給。
賞与は別枠で業績に応じて2回/年支給
年棒は月当たり25時間相当の時間外手当を含んでいる。
課長以上の管理者は役職手当を払っているので残業手当はない。
それ未満の役職者には残業ー役職手当の差額を支給

平均すると営業は残業時間30-40時間/月程度、事務担当者は10時間未満/月
雇用条件は男性/女性も同じ条件。全てが総合職扱い
残業する社員(営業中心)と残業が少ない(事務中心)が極端に分かれている。

ワークライフバランス等も考えて、固定残業制度を廃止したい。
残業をする社員、しない社員の格差を是正したい。
25時間の固定残業代を無くして、実残業時間分を残業代として社員に支給
したいが、会社に出来るだけ負担が無いような形が望ましい。
どの様な手段が社員にとっても、会社にとっても良いのか、助言頂きたく
お願い致します。






Re: 25時間の固定残業を廃止したい

御多忙の中、返信ありがとう御座います。

私の表現がおかしかったかもしれません。
申し訳ありません。

給与は25時間の時間外勤務手当を含むと賃金規則には書かれております。
仕事は質が大事で、残業が良いとか悪いとか時間だけで測れるものではない
事は前提としてお話したいのですが、

現制度ですと、
残業をしない、若しくはあまり必要としない場合は、残業込みの給与なので、
お得な感じがする。
一方、残業が多い社員は25時間までは残業しても残業代が貰えないので
損をした感じに成らざるを得ないと思います。
固定残業制度がなければ、働いた時間は会社が残業代を払う、残業しなければ残業代は払わないと言う当たり前の形になります。
然し、固定残業制度が無いと、会社としては営業部隊の社員の方が人数が多い
ので、会社の負担は突然増えてしまいます。
例えば、現制度で30万/月の給与の社員が 固定残業時間は無し、
実残業は払うとなった時、確実に、その社員には30万+残業代となるので、
人件費は増える形になります。単純に給与を下げて、残業代は外だしにするという改正はご返答下さったように問題行為となるので、これも無理があります。
上記の理由で質問をさせて頂きました。
---
> 私見です。
>
> ご質問の内容ですと、適法な固定残業代なのかどうか少々疑問がありますが、適法な固定残業代との前提で話をします。
>
> 回答としては少し不適切ですが、結論としては、なぜ廃止したいかがわからない、です。
>
> 私の中で、働き方改革と固定残業制が結び付きません。
> また、残業をする社員、しない社員の格差を是正したいとのことですが、どういう意味合いでの格差なのでしょう。
> 給与の額だけで見ると、固定残業代があるほうが格差は少ないですよ。
>
> 結局、なぜ固定残業制度をなくしたいのかがわかりません。
> 固定残業代があることでどういった不具合・不都合があるのでしょうか。
>
> ちなみに、実残業時間分を残業代として社員に支給という形なら、会社負担が増えることはないはずです。

1~6
(6件中)

    スポンサーリンク

    経営ノウハウの泉より最新記事

    スポンサーリンク

    労働実務事例集

    労働新聞社 監修提供

    法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

    注目のコラム

    注目の相談スレッド

    PAGE TOP