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源泉徴収票の甲乙について

著者 TomTom さん

最終更新日:2022年11月11日 17:42

いつも勉強させていただいております。
年末調整について教えてください。
今年、アルバイトを11名採用しました。
採用担当者が全員から「扶養控除等申告書」をもらっているので、全員「甲」扱いにして給料計算しておりました。
しかし、年末調整の案内を流したところ、「確定申告します」と申し出が1名からありました。
確認すると、何名か
 a ダブルワークをしている
 b 夫が自営業で事業専従者控除を受けている
ことが判明。
採用担当者が「甲欄乙欄」の意味を理解しておらず、全員に「扶養控除申告書」の提出をお願いしている状況でした。
また、昨年に採用したアルバイトの中にダブルワークを始めた人もいる状況です。
来年度はa,bともに「乙」扱いにする予定ですが、今年度の年末調整
  1.全員「甲」のままにして年末調整
  2.12月に源泉徴収票を提出しa,bの方は確定申告をしてもらう
  3.来年度はダブルワーク・自営業者は「乙」にして所得税を徴収
でも大丈夫でしょうか?
「乙」の対象者は遡って所得税を徴収したほうがよいのでしょうか?
ちなみに、今年度は、アルバイト全員11月10日支給日までは 88,000円未満/月のため 所得税 0円となっております。

どなたかご教授をお願いします。

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Re: 源泉徴収票の甲乙について

著者tonさん

2022年11月11日 17:58

> いつも勉強させていただいております。
> 年末調整について教えてください。
> 今年、アルバイトを11名採用しました。
> 採用担当者が全員から「扶養控除等申告書」をもらっているので、全員「甲」扱いにして給料計算しておりました。
> しかし、年末調整の案内を流したところ、「確定申告します」と申し出が1名からありました。
> 確認すると、何名か
>  a ダブルワークをしている
>  b 夫が自営業で事業専従者控除を受けている
> ことが判明。
> 採用担当者が「甲欄乙欄」の意味を理解しておらず、全員に「扶養控除申告書」の提出をお願いしている状況でした。
> また、昨年に採用したアルバイトの中にダブルワークを始めた人もいる状況です。
> 来年度はa,bともに「乙」扱いにする予定ですが、今年度の年末調整
>   1.全員「甲」のままにして年末調整
>   2.12月に源泉徴収票を提出しa,bの方は確定申告をしてもらう
>   3.来年度はダブルワーク・自営業者は「乙」にして所得税を徴収
> でも大丈夫でしょうか?
> 「乙」の対象者は遡って所得税を徴収したほうがよいのでしょうか?
> ちなみに、今年度は、アルバイト全員11月10日支給日までは 88,000円未満/月のため 所得税 0円となっております。
>
> どなたかご教授をお願いします。


こんばんは。
まずダブルワーク者においてはどちらが主になるかの確認が必要です。
御社が主であれば年調対象者ですが従であれば乙欄控除となり年調はしません。
また青色専従者は乙欄控除ですから年調対象にはなりません。
年調対象にならない雇用者において現状源泉控除がされていなければ遡及計算して源泉控除する必要があります。
また年末調整確定申告は別物です。
確定申告をするからと言って年調しないことは出来ません。
給与所得が御社のみで他になければ年調対象者です。
その源泉票を以て確定申告となります。
源泉票に金額があり乙欄にチェックがあり税額0円はないです。
必ず源泉は発生します。
今年度に限り年調対象とするのであればイレギュラー対応ですから御社の責任において行ってください。
大丈夫かと聞かれて大丈夫とは言えません。
纏めると
給与が御社のみで他になく確定申告をする人 → 年調対象
ダブルワークで御社が主の人 → 年調対象
ダブルワークで御社が従の人 → 乙欄年調不要
青色申告専従者給与者の人  → 乙欄年調不要
前職があり前職の源泉票がある人 → 合算年調対象
前職があり前職の源泉票が無い人 → 年調不要・甲欄の源泉票発行のみ
以上になります。
後はご判断ください。
とりあえず。

Re: 源泉徴収票の甲乙について

著者TomTomさん

2022年11月11日 18:28

>
> こんばんは。
> まずダブルワーク者においてはどちらが主になるかの確認が必要です。
> 御社が主であれば年調対象者ですが従であれば乙欄控除となり年調はしません。
> また青色専従者は乙欄控除ですから年調対象にはなりません。
> 年調対象にならない雇用者において現状源泉控除がされていなければ遡及計算して源泉控除する必要があります。
> また年末調整確定申告は別物です。
> 確定申告をするからと言って年調しないことは出来ません。
> 給与所得が御社のみで他になければ年調対象者です。
> その源泉票を以て確定申告となります。
> 源泉票に金額があり乙欄にチェックがあり税額0円はないです。
> 必ず源泉は発生します。
> 今年度に限り年調対象とするのであればイレギュラー対応ですから御社の責任において行ってください。
> 大丈夫かと聞かれて大丈夫とは言えません。
> 纏めると
> 給与が御社のみで他になく確定申告をする人 → 年調対象
> ダブルワークで御社が主の人 → 年調対象
> ダブルワークで御社が従の人 → 乙欄年調不要
> 青色申告専従者給与者の人  → 乙欄年調不要
> 前職があり前職の源泉票がある人 → 合算年調対象
> 前職があり前職の源泉票が無い人 → 年調不要・甲欄の源泉票発行のみ
> 以上になります。
> 後はご判断ください。
> とりあえず。
>
ton様
早速のご回答ありがとうございます。
やはり、「乙」の方は遡って源泉徴収をして、年末に乙で源泉徴収票を提出するのが正しい方法なのですね。
今から、遡ってチェックして通達するのは少し気が重いですが、しかたないですね。
ありがとうございました。

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