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労務管理

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新型コロナ後遺症の療養について

著者 まゆり さん

最終更新日:2023年01月30日 17:26

新型コロナに罹患(※業務起因性はありません)・陽性となり、療養していた社員が出勤したのですが、後遺症が酷いので休職したいとの相談がありました。

話を聞きますと「ブレインフォグ(フォグブレイン?)」という症状があり、物事に集中できなかったり、頭がぼんやりとして何も手につかなかったりと、かなり深刻なようです。
勤務先の所在地及び近隣には、後遺症外来が設けられていないため、社員は相談センターへ連絡し、紹介された医療機関で医師の診察を受けたそうですが「医学的な所見がない(検査の結果、脳は正常。神経等の異常もない)ため、労務不能の診断は出せない」と言われたそうです。
休職するとしても「当院では傷病手当金労務不能証明はできかねます」とのこと。
社員自身は「通勤も危ういので休みたい」と希望しています。(現在は年次有給休暇を使って休んでいますが、近日中に全日数消化となります。)

医師が労務不能の判断は出せないと言っている以上、傷病手当金も対象にならないのでしょうか?
在宅勤務として、データ入力などの軽作業に短時間従事してもらい、給与を払うことも提案してみましたが、本人としては難しいそうです。

よろしくお願いします。

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Re: 新型コロナ後遺症の療養について

著者ぴぃちんさん

2023年01月30日 22:06

こんばんは。

> 休職するとしても「当院では傷病手当金労務不能証明はできかねます」とのこと。

という医師の説明であれば、労務不能の証明はされないということになりますので、現時点で傷病手当金の対象にはならないと推測します。

その上で貴社がどのように対応するのか、という部分であるかと思います。



> 新型コロナに罹患(※業務起因性はありません)・陽性となり、療養していた社員が出勤したのですが、後遺症が酷いので休職したいとの相談がありました。
>
> 話を聞きますと「ブレインフォグ(フォグブレイン?)」という症状があり、物事に集中できなかったり、頭がぼんやりとして何も手につかなかったりと、かなり深刻なようです。
> 勤務先の所在地及び近隣には、後遺症外来が設けられていないため、社員は相談センターへ連絡し、紹介された医療機関で医師の診察を受けたそうですが「医学的な所見がない(検査の結果、脳は正常。神経等の異常もない)ため、労務不能の診断は出せない」と言われたそうです。
> 休職するとしても「当院では傷病手当金労務不能証明はできかねます」とのこと。
> 社員自身は「通勤も危ういので休みたい」と希望しています。(現在は年次有給休暇を使って休んでいますが、近日中に全日数消化となります。)
>
> 医師が労務不能の判断は出せないと言っている以上、傷病手当金も対象にならないのでしょうか?
> 在宅勤務として、データ入力などの軽作業に短時間従事してもらい、給与を払うことも提案してみましたが、本人としては難しいそうです。
>
> よろしくお願いします。

Re: 新型コロナ後遺症の療養について

著者まゆりさん

2023年01月31日 13:49

ありがとうございます。
やはり医師の証明が得られないと、傷病手当金は無理なのですね。

協会けんぽにようやく電話が繋がりまして、だいぶ踏み込んで聞いてみたのですが、
・医師からなにがしかの証明を記載してもらえないとなると、支給対象にはできない
・実際に新型コロナ後遺症で傷病手当金を受給しているケースはあるが「ブレインフォグ(フォグブレイン?)」での傷病手当金申請事例はない(恐らく、御社社員の方と同じく、医療機関の証明が受けられないからでは?とのことでした)
・病名がない、医学的な異常部位や所見がない状態でも「〇月〇日に新型コロナウイルス陽性と診断されていることから、いわゆる後遺症の可能性が高く、本人の訴える病状から鑑みると、労務不能と考えられる」というような意見でも書いて貰えれば、なんとかなるかもしれないが、それも難しい場合、残念ながらどうにもできない
との回答でした。
やはり、診てくれる医療機関がない(コロナ後遺症と言うと、どこでも敬遠されると言っていました)というのが一番の障壁になっています。

会社としては、一定期間休職させることは可能だが、傷病手当金の受給ができないとなると、本人が無収入になってしまうし、療養期間の目途も立たないまま、いつまでも休職させることもできない。
更に本人負担(各種保険料や税金など、源泉徴収していたもの)も発生するのでは・・・。
と、八方ふさがりの状況です。

Re: 新型コロナ後遺症の療養について

著者ぴぃちんさん

2023年01月31日 22:19

こんばんは。

推測ですが客観的にわかる状態であれば証明はできるのかもしれませんが、それが確認できないのであれば難しいのかと思います。

後遺症外来の予約を取りづらい、受診が遠方である、はあるかもしれませんが、対応する医療機関の受診は方法になるかもしれません。

ただ貴社も記載の状態であればノーワーク・ノーペイであるかと思います。であれば、結果として本人が復職意思があるのであれば、社会保険料などは生じるものの療養を受けているのであれば休職、職務が厳しいのであれば退職されるのかについては、最終的には本人が考えるところに帰着するのかもしれません。
コロナウイルス感染症ではありませんが、理由あり退職した場合の復職については対応する会社もないわけではありませんし、その点の考え方は貴社の規定と本人さんによりませんか。ただ、医師が診断書をかけないとすると貴社の休職規定は利用できない、ということはないでしょうか。

Re: 新型コロナ後遺症の療養について

著者tonさん

2023年02月01日 00:00

> ありがとうございます。
> やはり医師の証明が得られないと、傷病手当金は無理なのですね。
>
> 協会けんぽにようやく電話が繋がりまして、だいぶ踏み込んで聞いてみたのですが、
> ・医師からなにがしかの証明を記載してもらえないとなると、支給対象にはできない
> ・実際に新型コロナ後遺症で傷病手当金を受給しているケースはあるが「ブレインフォグ(フォグブレイン?)」での傷病手当金申請事例はない(恐らく、御社社員の方と同じく、医療機関の証明が受けられないからでは?とのことでした)
> ・病名がない、医学的な異常部位や所見がない状態でも「〇月〇日に新型コロナウイルス陽性と診断されていることから、いわゆる後遺症の可能性が高く、本人の訴える病状から鑑みると、労務不能と考えられる」というような意見でも書いて貰えれば、なんとかなるかもしれないが、それも難しい場合、残念ながらどうにもできない
> との回答でした。
> やはり、診てくれる医療機関がない(コロナ後遺症と言うと、どこでも敬遠されると言っていました)というのが一番の障壁になっています。
>
> 会社としては、一定期間休職させることは可能だが、傷病手当金の受給ができないとなると、本人が無収入になってしまうし、療養期間の目途も立たないまま、いつまでも休職させることもできない。
> 更に本人負担(各種保険料や税金など、源泉徴収していたもの)も発生するのでは・・・。
> と、八方ふさがりの状況です。
>


こんばんは。
ブレインフォグで検索してみました。
脳神経外科や脳神経内科で対応している病院があるようです。
まゆりさまは北方面と記憶しております。
ブレインフォグ 地域…都道府県名 で検索するといくつか病院が見つかります。
あと脳症状なのでうつ病対応出来る病院・クリニックでも見ることがあるそうです。
コロナ後遺症だけではなくそちらの方面からも検討してみてはどうでしょうか。
とりあえず。

Re: 新型コロナ後遺症の療養について

著者tonさん

2023年02月01日 00:00

削除されました

ぴぃちんさんへ

著者まゆりさん

2023年02月01日 11:47

再びありがとうございます。

道に問い合わせたところ
「医療機関で後遺症での受診を断られていることを、コロナ相談センターではなく、管轄保健所に連絡してみてください。
どういう症状があって、どこの医療機関に断られたのか、状況を具体的に説明すれば、医療機関を紹介してくれると思います」
という情報が得られたので、まずはそちらへ連絡してもらうように伝えました。
その際、自分でうまく説明できないようなら、会社が連絡してみる旨も伝えましたが
「まずは家族にそばで待機してもらって、自分で話してみる。無理そうなら家族に代わってもらう。」
と話していました。
また、札幌にはコロナ後遺症外来があるようなので、最悪そちらで診察を受けることも考えてもらわなければいけないな、という話も社内では出ています。
(札幌に行くとなると、交通費は自己負担ですし、体調的に単独移動に耐えられない状況であるならば、ご家族の手を借りるなどしなければならないので、本人がそれを是とするかどうかはわかりませんが、一応、管轄保健所への連絡の説明と併せて、札幌の医療機関にコロナ後遺症外来があるという情報提供はしました。)

休職に関してですが、ご指摘の診断書提示での自発的な休職の他、「私傷病による欠勤が規定日数(※傷病の種類によって異なります)を超えた時は休職を命じる」としておりますので、最悪診断書なしでも、休職すること自体はできそうな気がします。(ご本人が休職を希望しているので、勝手に休職させられた!というトラブルは起きないかと。)
ノーワーク・ノーペイの状況は退職しても休職しても変わりませんし、傷病手当金が受給できないならば、確かに「一旦退職の上就労可能になったら復職」というのも一つの方法かもしれません。
まだご本人の有休残日数は2週間ほどあるので、その間にどうにか、傷病手当金を受給しながら休職できるような状況への好転を願うばかりです。

tonさんへ

著者まゆりさん

2023年02月01日 11:45

わざわざ調べて頂き、ありがとうございます。

ぴぃちんさんへのお礼にも書いたのですが、
・管轄保健所で医療機関を紹介してもらう
・(それでも無理なら)札幌のコロナ後遺症外来を検討してもらうのはどうか
というような状況になりました。

とりあえず、少し状況の好転につながる可能性がある情報が得られたので、成り行きを見て、またご相談させて頂くかもしれません。

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