相談の広場
小規模ですが法人経営をしている建設会社です。
この度社長の自宅の修繕工事をするのですが、社長個人宛(会社の経費としてではない)の請求にあたり、工事原価での請求を考えています。
通常お客様への請求には、工事原価に経費をかけて会社の利益をのせますが、社長の自宅なので会社の利益はゼロにしたいと思っています。
これは経理上認められることなのでしょうか?
社員などへの場合だと、原価以上に安く請求をすると実質社員への給与として扱わなければいけないなどと認識してましたので、工事原価より安くしなければOKなのかな、と思いました。
ネット等で調べてみましたが、経営者の場合はどうなるのか分からなかったので、後ほど顧問税理士には確認しますが、その前に知識として入れておきたいと思いました。
ご回答をよろしくお願い致します。
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> 小規模ですが法人経営をしている建設会社です。
> この度社長の自宅の修繕工事をするのですが、社長個人宛(会社の経費としてではない)の請求にあたり、工事原価での請求を考えています。
> 通常お客様への請求には、工事原価に経費をかけて会社の利益をのせますが、社長の自宅なので会社の利益はゼロにしたいと思っています。
> これは経理上認められることなのでしょうか?
> 社員などへの場合だと、原価以上に安く請求をすると実質社員への給与として扱わなければいけないなどと認識してましたので、工事原価より安くしなければOKなのかな、と思いました。
> ネット等で調べてみましたが、経営者の場合はどうなるのか分からなかったので、後ほど顧問税理士には確認しますが、その前に知識として入れておきたいと思いました。
> ご回答をよろしくお願い致します。
こんにちは。
ネット情報ですが…
役員・従業員に対する会社の製品や製品の値引き販売は、通常の価格の70%以上である必要があります。これを下回ると、役員賞与や給与とみなされることとなるのでご注意ください。 この要件を満たしていれば、販売によって受け取った代金は、役員・従業員への販売であっても通常の売上として計上できることになっています。
なお、通常の販売価格とは、製造業者は製造業者販売価額、卸売業は卸売価額、小売業者は小売価額と定められています。また、その量は、家庭で通常消費できる程度である必要があります。
http://www.yamadakaikei.net/qa/qa21.html
先に書かれた従業員への原価販売は通常請求の70%を超えているのでしょうか。
超えているならいいですが70%未満ですと問題が生じるように思われます。
今回も原価売りとせず通常請求の70%であれば問題ないでしょう。
経験則の社販も7掛けでした。
後は関与税理士にご確認ください。
とりあえず。
回答をありがとうございます!
また根拠となるサイトも付けてくださり、ありがとうございました。
解釈の確認なのですが、例えば一般のお客様に仕入原価80万円の工事代金として100万円請求しているならば、同工事での社長への請求額を80万円として問題ないという事でしょうか?
弊社は通常、仕入原価に掛ける利益割合は1.2倍程度なので、100万円工事を70%で請求するとなると利益割合は1.4倍以上にもなるのです。
この状態なら原価販売も可能という解釈になりますか?
> こんにちは。
> ネット情報ですが…
>
> 役員・従業員に対する会社の製品や製品の値引き販売は、通常の価格の70%以上である必要があります。これを下回ると、役員賞与や給与とみなされることとなるのでご注意ください。 この要件を満たしていれば、販売によって受け取った代金は、役員・従業員への販売であっても通常の売上として計上できることになっています。
> なお、通常の販売価格とは、製造業者は製造業者販売価額、卸売業は卸売価額、小売業者は小売価額と定められています。また、その量は、家庭で通常消費できる程度である必要があります。
>
> http://www.yamadakaikei.net/qa/qa21.html
>
> 先に書かれた従業員への原価販売は通常請求の70%を超えているのでしょうか。
> 超えているならいいですが70%未満ですと問題が生じるように思われます。
> 今回も原価売りとせず通常請求の70%であれば問題ないでしょう。
> 経験則の社販も7掛けでした。
> 後は関与税理士にご確認ください。
> とりあえず。
>
> 回答をありがとうございます!
> また根拠となるサイトも付けてくださり、ありがとうございました。
> 解釈の確認なのですが、例えば一般のお客様に仕入原価80万円の工事代金として100万円請求しているならば、同工事での社長への請求額を80万円として問題ないという事でしょうか?
> 弊社は通常、仕入原価に掛ける利益割合は1.2倍程度なので、100万円工事を70%で請求するとなると利益割合は1.4倍以上にもなるのです。
> この状態なら原価販売も可能という解釈になりますか?
>
こんばんは。私見ですが…
考え方の基本が違うような…
原価からではなくまず売価…つまり請求書からの判断です。
請求書が100万であれば7掛けで70万請求は必要となります。
一方原価は80万であれば70万請求だと原価割れとなり自社に損失の影響を与えます。
役員であればそれは避けるべき事案でしょう。
請求70%の70万と原価80万と比較し原価の方が高ければ原価請求でもよい
という判断が出来ると思います。
原価は売価70%との比較に使用し結果として原価売りになったという根拠になるだけではないでしょうか。
低廉販売ではなく個人への影響がないとする考え方になろうかと考えます。
後はご判断ください。
とりあえず。
再度の回答をありがとうございます。
私の書き方が伝わりにくかったかと・・・。すみません。
丁寧にご説明いただいた部分で、私の確認したかった解釈と同じと感じましたので、ひとまず安心です。
会社の利益を考えると好ましくないやり方ではありますが。
もう一つ疑問があるのですが、弊社の利益率からして、工事原価で請求しても一般売価の70%未満になることはないのですが、全ての社員に対して常に原価請求としても問題はないでしょうか?
これも会社の利益を無視した方法なので会社のためには良くないのかもしれませんが。
>
> こんばんは。私見ですが…
> 考え方の基本が違うような…
> 原価からではなくまず売価…つまり請求書からの判断です。
> 請求書が100万であれば7掛けで70万請求は必要となります。
> 一方原価は80万であれば70万請求だと原価割れとなり自社に損失の影響を与えます。
> 役員であればそれは避けるべき事案でしょう。
> 請求70%の70万と原価80万と比較し原価の方が高ければ原価請求でもよい
> という判断が出来ると思います。
> 原価は売価70%との比較に使用し結果として原価売りになったという根拠になるだけではないでしょうか。
> 低廉販売ではなく個人への影響がないとする考え方になろうかと考えます。
> 後はご判断ください。
> とりあえず。
>
>
> 再度の回答をありがとうございます。
> 私の書き方が伝わりにくかったかと・・・。すみません。
> 丁寧にご説明いただいた部分で、私の確認したかった解釈と同じと感じましたので、ひとまず安心です。
> 会社の利益を考えると好ましくないやり方ではありますが。
> もう一つ疑問があるのですが、弊社の利益率からして、工事原価で請求しても一般売価の70%未満になることはないのですが、全ての社員に対して常に原価請求としても問題はないでしょうか?
> これも会社の利益を無視した方法なので会社のためには良くないのかもしれませんが。
こんばんは。
あくまで私見ですが…
個人的には原価販売は避けた方がいいと思っています。
企業は利益を追求するものです。
たとえ社員といえども事業所に利益をもたらす必要があると考えるからです。
なので通常販売100万の7掛けで70万
原価80万であれば少なくとも原価の5%程度の利益を上乗せして84万で請求するのが事業の正常な運営ではないかと思っています。
利幅が小さいのであれば社販であろうと多少の利益上乗せは必要ではないでしょうか。
後はご判断ください。
とりあえず。
そうですね。
私も利益ゼロで、となると会社としての意味を失っていると思います。
実際個人経営から法人成りした、いわば個人事業主のような(自宅と会社がごっちゃになった)考え方の経営なので、ここから正さなければと思っています。
親身になってくださったアドバイスをもとに、もうちょっと考えてみようと思います。
ありがとうございました。
>
> こんばんは。
> あくまで私見ですが…
> 個人的には原価販売は避けた方がいいと思っています。
> 企業は利益を追求するものです。
> たとえ社員といえども事業所に利益をもたらす必要があると考えるからです。
> なので通常販売100万の7掛けで70万
> 原価80万であれば少なくとも原価の5%程度の利益を上乗せして84万で請求するのが事業の正常な運営ではないかと思っています。
> 利幅が小さいのであれば社販であろうと多少の利益上乗せは必要ではないでしょうか。
> 後はご判断ください。
> とりあえず。
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