残業時間について

残業には2種類あります。
法定労働時間内の残業（いわゆる法定内残業）と、法定労働時間を超えた残業（いわゆる法定外残業）です。
このうち、法定外残業については割増が必要です。
一方、法定内残業は割増は必要ありませんが、労働時間分の賃金は必要となります。

まず、貴社就業規則の、「所定労働時間終業後20分を措置」の意味合いがよくわかりません。就業時間終了後に20分の休憩時間があるという理解でよいでしょうか。
そうではなく、20分間は労働時間としてカウントされない、という意味合いならそれは違法な取り扱いです。例えば、20分を超えたら残業つけてもいいよ、という場合も違法です。

所定労働時間を1分でも超えたら残業（法定内残業）です。

賃金計算においては、法定内残業は割増無しで時間給を追加で支払えばよく、法定外残業分は割増された賃金での支払いが必要です。

ただ、会社によっては法定内残業であっても割増で払う会社もあります。

単純な話、7時間20分働くという契約で賃金が決まっているのですから、それを超えた部分については契約外ということで、追加の賃金が必要ということです。

ご教示いただき、ありがとうございます。
20分の措置については前に役員から「休憩時間」だと聞いたことがあります。
とはいえ、私を含めて認識不足で規定も整備されていなかったので、これを機に見直しを提案していきます。

> 20分の措置については前に役員から「休憩時間」だと聞いたことがあります。
>
　こんにちは。他のスレッドでも回答されているので、今さらですが、「休憩時間」との関係で、ひとこと。

　現在の所定7時間20分の休憩時間は45分以上確保する必要がありますが、1日8時間以上の勤務の場合には60分確保しないといけません。その差15分ですので、20分の根拠にはなりませんが、現在の休憩時間は何分でしょうか。
　以前の勤務先で、残業する場合には休憩を15分はさんでからという運用がありましたので、ご参考まで。

ありがとうございます。
休憩時間はお昼時間の60分です。
ですので、残業する際は80分休憩になりますね。
休憩を取ってまで残業するという社員は年に３・４人（回）しかいないのですが。