相談の広場
職場で熱中症だろうということで体調不良を理由に早退したり、退勤後に体調がすぐれないので病院に行ったら熱中症という診断となった…と申告があった場合、これは当社での就業環境が悪いということで労災申請をすることを従業員に認めなければならないのでしょうか?
また、労災は認定されてしまうのでしょうか?
業務としては日用雑貨品の倉庫内作業です。
職場環境としては、就業場所にはエアコンはなく、
・建物の窓を全開
・要所要所に大型扇風機と冷風機を設置し作動
・水分補給がいつでもできるようにウォーターサーバーを作業場内に設置
・塩分補給のため、塩飴等と無料支給
・休憩室にはエアコンを完備しクールダウン出来る場としている
・こまめな水分補給と塩分摂取及び適宜クールダウンをするよう都度指導
といった現在会社として出来うる環境整備は行っています。
個人個人で気を付けていただいて対応してもらっていることもあるとは思いますが、
作業者のほとんどが熱中症を発症することはないですが、シーズン中に1~2名は
熱中症ということで体調を崩す方がいます。
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> 職場で熱中症だろうということで体調不良を理由に早退したり、退勤後に体調がすぐれないので病院に行ったら熱中症という診断となった…と申告があった場合、これは当社での就業環境が悪いということで労災申請をすることを従業員に認めなければならないのでしょうか?
> また、労災は認定されてしまうのでしょうか?
> 業務としては日用雑貨品の倉庫内作業です。
> 職場環境としては、就業場所にはエアコンはなく、
> ・建物の窓を全開
> ・要所要所に大型扇風機と冷風機を設置し作動
> ・水分補給がいつでもできるようにウォーターサーバーを作業場内に設置
> ・塩分補給のため、塩飴等と無料支給
> ・休憩室にはエアコンを完備しクールダウン出来る場としている
> ・こまめな水分補給と塩分摂取及び適宜クールダウンをするよう都度指導
> といった現在会社として出来うる環境整備は行っています。
> 個人個人で気を付けていただいて対応してもらっていることもあるとは思いますが、
> 作業者のほとんどが熱中症を発症することはないですが、シーズン中に1~2名は
> 熱中症ということで体調を崩す方がいます。
>
こんばんは
(参考資料)
職業病リスト(労働基準法施行規則別表第1の2)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30055.html
この中の、二の8 として
暑熱な場所における業務による熱中症 があります。
労災申請の主体は労働者本人です。
最終的に認定されるかどうかは何とも言えませんが、本人が申請を希望するのなら、会社としてはそれを否定できないでしょう。
熱中症であっても、症状が重たい場合に労災申請を否定すると「労災隠し」と捉えられる恐れもあります。
また、「労災には健康保険を使えない」という点も考慮しなければならないので、本人には医師の意見も踏まえて判断してもらった方がよいかもしれません。
(一晩寝れば治るような)比較的軽症の場合は、会社としては悩ましいですね。
会社としては「これは労災です」と認定する立場にもありません。
申請する場合の書類には、傷病発生当時の状況を客観的に記載して証明するしかありません。
安全管理者、衛生管理者有資格者です。
労災申請を企業側で制限することは「労災隠し」につながることなので、決してお勧めしません。申請は労働者の権利です。労災申請を企業が妨害したことを従業員に労基署に通報されたら、当の事象が労災であるか否かに関わらず企業側には是正を求められる勧告が下されることになるでしょう。企業へのダメージは大きいです。従業員の信頼も失います。
労災申請が認められるか否かは労働基準監督署の査察結果次第ですのでなんとも言えません。しかしながら査察により会社側で従業員を守るためにもっとできることがあり、それをアドバイスしてくれると考えたらどうでしょう。労災申請が却下されたら従業員の作業環境納得度は上がるでしょうから、この際、労災申請してもらうのも一案かもしれません。
なお、熱中症は作業環境以外にも前日や当日に当該者の不摂生があれば簡単に起こり得ます。当社でも年に何回か熱中症で医務室を使う従業員がいますが、ヒアリングするとに二日酔いや朝食抜き等当人に原因の一端がある場合が多いです。
ご参考まで。
> 職場で熱中症だろうということで体調不良を理由に早退したり、退勤後に体調がすぐれないので病院に行ったら熱中症という診断となった…と申告があった場合、これは当社での就業環境が悪いということで労災申請をすることを従業員に認めなければならないのでしょうか?
> また、労災は認定されてしまうのでしょうか?
> 業務としては日用雑貨品の倉庫内作業です。
> 職場環境としては、就業場所にはエアコンはなく、
> ・建物の窓を全開
> ・要所要所に大型扇風機と冷風機を設置し作動
> ・水分補給がいつでもできるようにウォーターサーバーを作業場内に設置
> ・塩分補給のため、塩飴等と無料支給
> ・休憩室にはエアコンを完備しクールダウン出来る場としている
> ・こまめな水分補給と塩分摂取及び適宜クールダウンをするよう都度指導
> といった現在会社として出来うる環境整備は行っています。
> 個人個人で気を付けていただいて対応してもらっていることもあるとは思いますが、
> 作業者のほとんどが熱中症を発症することはないですが、シーズン中に1~2名は
> 熱中症ということで体調を崩す方がいます。
>
springfield さん
早速のアドバイスありがとうございます。
確かに一晩寝れば治るという軽症の場合はとても悩ましいです。
こちらとしては、Wワークの作業者もいるので、自社での作業が起因で発症したものか、他社での作業中が起因して発症したのか、それとも帰宅後の生活の中で発症したものかも確定的判定が出来ない中で熱中症だと言われても釈然としなく…。
もちろん本人が労災申請すると申し出があれば会社として拒否することはしておりませんし、今後も本人が労災として申請したいというなら健康保険は使えない点も本人に伝えたうえで申請書類等を準備していきます。
尚、「発生当時の状況を客観的に記載」という部分において気温や湿度などを確認できない状況にあると思ったため、温湿計にWBGT値も計測されるものを購入設置しようと思います。
boobyさん
早速のアドバイスありがとうございます。
本人の日ごろの健康管理に問題がある場合はもちろん本人に責任はあるとは思うのですが、労災申請したときに、正直にそのことを言うか?(前日に深酒していたとか)が疑問ですし、最初から労災申請しようとしていれば、職場の環境が悪いことを理由に挙げて話をしてしまうのではないかと疑念を抱いてしまいます。
今はなんでも本人から労災申請が上がれば本人の体質や資質によるものであっても労災認定されてしまうケースが非常に多くなっていると聞いています。
(昔は本人の体質や資質に左右されるケガ(腰痛や腱鞘炎)などはよっぽどの悪質な作業環境課での重労働を強制作業させていない限り労災認定されなかったと認識しています)
なので余計に疑ってしまいます。
確かに労災認定されて労基署が職場に出入りすれば会社(経営者)側も環境整備をせざるを得なくなるため、従業員にとっては良い面もあると思います。
本題から逸れるのですが、労災認定については私の認識とちょっと違っています。
>本人の体質や資質によるものであっても労災認定されてしまうケース
ではなく、企業の安全配慮義務が若干おざなりになっていることを指摘されているケースが増えているのではないかと危惧しています。
例えば、腱鞘炎などは罹患歴を隠して入社する悪質な従業員がいたとしても、仕事ぶりを細かくみていたら怪しい行動(キーボード操作など)がみられることもありますし、当社では腰痛(ぎっくり腰)罹患を隠していたパートタイマーについて現場管理者から報告が上がってくることもあります。雇ったらあとは健康管理は自己責任で放置という状況にしないことが大切なのではないでしょうか。職制でフォローしていく仕組みが必要だと思われます。
いった言わないを避けたいのであれば、入社時に腱鞘炎や腰痛など慢性疾患についてはヒアリングをして記録に残す必要があるでしょうし、熱中症についてもこの時期は当日の健康管理を朝礼等で把握する必要があると思います。リーダーが一人一人の体調を確認し、また自己申告もさせ、問題があるのであれば、当日の配置を変えるなどの措置をとっていれば、たとえ体調不良を隠した結果、熱中症で救急搬送される事態になっても労基からは目をつけられることはないと思います。少なくとも当社ではそうでした。
> boobyさん
>
> 早速のアドバイスありがとうございます。
> 本人の日ごろの健康管理に問題がある場合はもちろん本人に責任はあるとは思うのですが、労災申請したときに、正直にそのことを言うか?(前日に深酒していたとか)が疑問ですし、最初から労災申請しようとしていれば、職場の環境が悪いことを理由に挙げて話をしてしまうのではないかと疑念を抱いてしまいます。
> 今はなんでも本人から労災申請が上がれば本人の体質や資質によるものであっても労災認定されてしまうケースが非常に多くなっていると聞いています。
> (昔は本人の体質や資質に左右されるケガ(腰痛や腱鞘炎)などはよっぽどの悪質な作業環境課での重労働を強制作業させていない限り労災認定されなかったと認識しています)
> なので余計に疑ってしまいます。
> 確かに労災認定されて労基署が職場に出入りすれば会社(経営者)側も環境整備をせざるを得なくなるため、従業員にとっては良い面もあると思います。
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