相談の広場
期末にあたり、資材在庫の棚卸をする事になりました。
担当部署の部長曰く、
棚卸を実際にする人材は、一般社員でなければならないと言ってるのですが、
資材担当部署の取締役や、資材担当部署の課長などは、実際の棚卸作業を
行えないのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
スポンサーリンク
> 期末にあたり、資材在庫の棚卸をする事になりました。
> 担当部署の部長曰く、
> 棚卸を実際にする人材は、一般社員でなければならないと言ってるのですが、
> 資材担当部署の取締役や、資材担当部署の課長などは、実際の棚卸作業を
> 行えないのでしょうか?
>
> よろしくお願いいたします。
=====================
上場公開前におきます、会社内の資産管理体制の確認事項としまして、棚卸に関する事項での案内として使用しております。
また、内部監査業務遂行におきまして、資産管理の確認を求める事項でもあります。
業務管理制度(下)-在庫管理-
1.在庫管理
(1)継続受払記録の整備
非公開会社の場合は、棚卸資産の受払管理が行われていない場合がとても多いと思われます。しかし、棚卸資産の受払管理が行われていなければ、月次の棚卸資産残高が把握できないことから、月次決算は行えません。また、製造業の場合、原材料、仕掛品、製品の数量の受払と単価の計算が連動していないと原価計算は行えません。したがって、株式公開に際しては棚卸資産の継続受払記録の整備は必要不可欠になります。
(2)実地棚卸
実地棚卸は、会社の保有する棚卸資産を、実際にカウントして実在性を確認する手続を言います。実地棚卸は、通常、年2回中間期末と期末に実施しますが、業種によっては、工場ごと、事業部ごとなどの区分ごとに循環して棚卸(循環棚卸)を行う場合もあります。
実地棚卸を行うに当たっては、次のことに留意する必要があります。
A.実地棚卸要領を作成し、事前に各担当部署に配布し、棚卸がスムーズに行われるようにする。
B.実地棚卸の前に、整理をして、カウントが行いやすいようにしておく。
C.実施棚卸中の受払、移動は原則として禁止する。
D.長期滞留品、預り品等は通常の棚卸資産とは区別する。
E.カウントの際には、2人1組で行い、1人がカウントをし、1人が棚卸表に記入を行うなど、カウントミスを極力なくすようにする。
F.カウントする担当者とは別に他部署から社内の立会人を選任し、部分的にカウントを行い、適正に実地棚卸が行われているか確認する。
G.預け品については、預り証を入手するか、直接預け先に行って、棚卸に立ち会う。
お問い合わせの責任者;資材担当部署の取締役や資材担当部署の課長のかたにつきましては、最終確認者としての署名実施を求める方向が良いでしょう。
どのカテゴリーに投稿しますか?
選択してください
1~3
(3件中)
スポンサーリンク
スポンサーリンク