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税務管理

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退職所得の受給に関する申告書について

著者 Eri- さん

最終更新日:2007年08月23日 17:24

いつも皆様にお世話になっております。

給与関係の事務をして3年ほどになりますが、退職金を支払う際に提出もらう申告書についてお尋ね致します。
提出者より書き方について質問があり、C欄に該当があるが裏面の書き方を読んでも分からないとの事、私も実際読んでみてお恥ずかしい話ですが、全く分かりません。どなたか分かりやすく教えて頂けないでしょうか? そして、B欄、C欄等を記入しなかった場合はどの様になるのですか? よろしくお願い致します。

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Re: 退職所得の受給に関する申告書について

著者たまりんさん

2007年09月04日 15:18

こんにちは、Eri-さん。
どなたもお答えになっていないようなので、既に解決済みかもしれませんが、私がお答えいたします。

Q1.提出者より書き方について質問があり、C欄に該当があるが裏面の書き方を読んでも分からないとの事、-中略-。どなたか分かりやすく教えて頂けないでしょうか?
A.昔と違って、国税庁のHPは丁寧に作成されていますので、以下のアドレスの文書をご覧いただけたら、実務的な流れは理解できると思います。

http://www.nta.go.jp/taxanswer/gensen/2735.htm

Q2.そして、B欄、C欄等を記入しなかった場合はどの様になるのですか?
A.そもそも、この申告書は、会社が税計算するために受給者本人が申し出するものです。
 つまり、本人が申告をしなかった場合、確かに源泉徴収義務者として税務署より御社が指摘を受ける可能性はありますが、それだからといって何かの罰を受けるわけではありません。
 よって、申告なき場合は、通常の計算(A欄)で計算すればOKですよ。

以上

Re: 退職所得の受給に関する申告書について

著者Eri-さん

2007年09月04日 16:56

たまりんさん お答え本当にありがとうございました。
国税庁のホームページで私も探してはみたのですが、ここへ到達いたしませんでした。本年中に他からも退職手当を受けた方の、勤続年数、控除額の計算方法が大変良く分かりました。
退職所得を受ける方からの申告で、申告が無い場合は通常の計算で良いとの事、安心致しました。 もう一つお答え頂ければ、ありがたいのですが、前年以前4年以内に支払いを受けた場合に記入するC欄は何のために記載するのでしょうか?
裏面の6の ただし、から始まる記述が理解できません。勤続期間を変えると言う事でしょうか?HPを探したのですが・・・

Re: 退職所得の受給に関する申告書について

著者たまりんさん

2007年09月04日 18:35

こんにちは、Eri-さん。
 かなりマニアックなご質問まで伸びましたね(笑)。ご研究熱心で部下にも爪の垢をせんじて飲ませたいくらいですよ(笑)。

 さて、本題に戻りますが、結論から言いますと、算式の通り、通常の計算とは“算式が異なる”ということです。
 まあ、考えようによっては、税務署から税金を毟り取られる計算方法が記載してあるのです(苦笑)。
 どちらにせよ、前回のアドレスの内容でご理解できるお力があるようですので、以下のアドレスを改めてご覧のうえ、実際に試算してみることをお勧めします。

http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/gensen/aramashi2006/mokuji/03/01.htm

※Ⅳの「退職所得控除額の計算」→2の「特殊な場合の勤続年数と退職所得控除額の計算」→(2)の「退職所得控除額の計算」です。


 尚、Eri-さんであれば、誤って表現されただけかと思いますが、「申告が無い場合は通常の計算で良いとの事、安心致しました。」と記載されていますよね。
 私も当初の表現が悪かったのでしょうが、文意は“退職所得申告書を提出した場合のみ通常の計算をする”ということです。
 つまり、提出なき場合は、税法に則り20%の源泉徴収をしないといけません。念のため。


追伸:愚痴に近いお話ですが、最近の若い人(といっても私も30代半ばの若者ですが(苦笑)。)は、コンピューターを使って計算すること(既存のソフト等に「してもらう」といったほうが正解)に慣れているせいか、本を自分で読んだり、実際に手を使って計算するということが少ないように感じます。
 是非、Eri-さんはそうならないようにしてください。身に付く程度が全然違いますよ!。

Re: 退職所得の受給に関する申告書について

著者Eri-さん

2007年09月05日 09:46

おはようございます。
早速ご返事頂きありがとうございます。私も当初は既存のソフトにただただデータを入れるだけでしたが、だんだん余裕が持てる様になってから、いろいろな疑問や前にやった手続きや計算があっていたのだろうかと不安を持ったりして、性格が苦労性なのでしょうね。そんな性格にストレスを感じていましたが。たまりんさんのご指摘で、なんか少し自信が湧いてきました。今まで分からなかった事が分かると嬉しいものですから。仕事が暇な時研究してみたいと思います。ありがとうございました。

頑張ってください。

著者たまりんさん

2007年09月05日 12:11

こんにちは、Eri-さん。

 さて、お返事の件、表題にも挙げましたが頑張ってくださいね。
 仕事は流すだけでもできないことはないですが、自分なりであっても勉強しながらやってきた人とそうでない人では、何年か先に雲泥の差が出ますよ。

 例えば今回、退職“所得”と単語でご質問されていますが、「そもそも収入と所得とは何が違いうのか?」という素朴な疑問を持つことも大切なのです。

以上

Re: ありがとうございます。

著者Eri-さん

2007年09月05日 13:06

たまりんさん 
励ましの言葉ありがとうございます。
上司に言われた事もないので、なんかとても嬉しく仕事に対する意欲が湧いてきました。
頑張ります!

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