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労務管理

労務管理について、みんなに相談したり、分かるときは教えてあげたりと、相互協力のフォーラムです!

総務の森イチオシ記事が満載: 経営ノウハウの泉(人事労務~働き方対策まで)

労災申請の却下?

著者 puiko さん

最終更新日:2008年01月12日 11:33

昨年の3月に派遣先の工場で右臀部を痛め
人がいないという理由で休むことも
辞めることもできませんでした。

仕事内容は工場でライン作業
私の身長と機械の高さがあわないので
中腰による作業で 7キロ以上の重さのものを
分単位で持って移動していました。

その後入院し、MRIの検査の結果、折れた腰の骨が
ずれて神経にあたり激痛を起こしたとのことでした。
医師の話によると学生の頃スポーツをしていた人などで折れている人が多く、折れていてもズレなければ痛みがない為気がつかないので
私の場合もそのケースではないかということでした。

派遣会社に労災の申請を依頼して、
3ヶ月が過ぎたので
労基署に現在どの程度審査が進んでいるか聞いたところ
私の名前では申請されていないと言われ
派遣担当者に詳細を聞いたところ、申請したけど却下されたというのです。
その理由は
1.ぶつけたり、ころんだりしたわけではないから
2.20歳をすぎると加齢で腰に負担がかかるから
3.既往症があったから(私自身も入院するまでしらなかった)
とのことでした。
現在も通院し、生活の半分は杖をついているのですがこのケースは本当に労災として認められないのでしょうか?

派遣会社も却下された時点で(昨年の9月)
こちらに連絡をくれればいいのですが
私が行動をおこすまでダンマリを決め込んで
いたところに不信を感じます。

長くなりましたが良いアドバイスをいただけると
助かりますのでどうかよろしくお願いいたします。

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Re: 労災申請の却下?

著者社会保険労務士小野事務所さん (専門家)

2008年01月13日 11:36

お世話様です

【保険適用(病院への申告)についての疑問点】

> 派遣会社に労災の申請を依頼して、
> 3ヶ月が過ぎたので
> 労基署に現在どの程度審査が進んでいるか聞いたところ
> 私の名前では申請されていないと言われ
> 派遣担当者に詳細を聞いたところ、申請したけど却下されたというのです。

労災申請(というか請求)はどのような種類で行われたのでしょうか?治療ならば現物給付といって病院に行っても最初から治療費がかかりません(そのために様式5号の療養補償給付の用紙を監督署ではなく病院に直接出すのです)。
あなたは病院で受診したときに「労災でお願いします」と医師に告げていますでしょうか?また、様式5号は提出しましたか?そもそもあなたの病院は労災指定病院なのでしょうか?
ご自分の健康保険で治療を受けている限り、勝手に労災には切り替わりません。
病院に行かれた時に確認をされてください。

【氏名が書かれない疑問】
労災の申請用紙には被災者の氏名、住所、電話番号、印鑑の捺印が必要です。それに休業が発生したときの休業補償給付にしても本人の給与額を記載して用紙を提出しますので、本人の名前で用紙を出さないなどということはありえません。

もしかしたら会社は自分の会社名も名乗らず「こういった事例があったのですが労災になりますか?」という問い合わせだけで済ませてしまったのではないでしょうか?
それならば労災としての認定作業は最初から行われていないことになります。

労災は被災者優先ですので、とにかく先に書類を提出し、疑問点があれば監督署から電話で問い合わせがある仕組みです。

ご心配であれば会社管轄の労働基準監督署の労災課に電話して、労災申請の書類が提出されているか否かの問い合わせをされればと思います。

【労災適用の可否】

> 私の身長と機械の高さがあわないので
> 中腰による作業で 7キロ以上の重さのものを
> 分単位で持って移動していました。

労災としての認定は労働基準監督署が判断すべきことですので一概には言い切れません。しかし、上記のように「合わない作業によって状態が悪化した」のであれば、その悪化した部分については十分に労災の可能性があります。

また、「折れていてもズレなければ痛みがない為気がつかないので私の場合もそのケースではないか」という医師の見解なのですから、既往症があっても「ズレた原因は作業台の不備による中腰が原因」であれば労災として認められる可能性があります。

これは一般論ですが、会社として労災申請することは「保険料が上がる」「対策書を書かされる」「指導が厳しくなる」というイメージがあり、積極的には労災申請しないケースがあります。

しかし今回事例では「作業台を改善する」程度の対策しかありませんし、労災保険料が爆発的にUPするということもないでしょう(少しは変わるかもしれませんが)。

結論
会社担当者をせめるのではなく、まず病院のドクターに今回の件が労災に当たるか否かを聞いてみてください。その上で「労災にしたいのであれば書類を書きますよ」と言われたら、監督署に過去に自分の名前での書類が出ているかを確認。
出ていないと判明した時点で「監督署に確認済みですので必要書類を発行してください」という依頼を会社担当者に行うことになるかと思います。(労災を証明するのは会社ですが支給を受ける権利はご本人にありますので)

本当は会社に社会保険労務士がいるとこのあたりもっとスムーズにいったと思うのですけどね…
お大事になさってください

Re: 労災申請の却下?

著者一人親方の特別加入の「労災センター」さん (専門家)

2008年01月13日 19:24

文面から非災害性による腰痛だと思いますが、、
その場合は腰に負担のかかる業務を日常的に、
かつ継続して行われた場合に業務上疾病として取り扱われます。
不自然な体勢でそれなりの重量のものを
間断なく持ち運んで移動させる作業を行っていたわけですから、
既往症があったとはいえ、業務と腰痛とに因果関係がないとは言えないと思います。
なお、労災認定されるかどうかは医師の診断だけじゃなく、
1日の作業量、従事していた期間、機械と身長とか合わないことなどを総合的に見て判断します。
申請が却下されたのであれば、労基に審査請求をしてみたらいかがでしょうか?

ちなみに、非災害性の腰痛の行政の認定基準は以下のとおりです。

腰部に過度の負担のかかる業務(次のような業務)に比較的短期間
(おおむね3か月から数年以内をいう。)従事する労働者に発症した腰痛をいいます。

1 おおむね20kg程度以上の重量物又は軽重不同の物を繰り返し中腰で取り扱う業務
2 腰部にとって極めて不自然ないし非生理的な姿勢で毎日数時間程度行う業務
3 長時間にわたって腰部の伸展を行うことのできない同一作業姿勢を持続して行う業務
4 腰部に著しく粗大な振動を受ける作業を継続して行う業務

Re: 労災申請の却下?

著者puikoさん

2008年01月14日 11:22

返信ありがとうございます!

【保険適用(病院への申告)についての疑問点】についてですが

労災の知識が全くなかったので病院で普通に治療を受けてしまったのです。

最初の病院ではレントゲンだけで
1ヶ月ほど無理をせず安静にしていれば
治りますと言われたので安心しました。
ところが仕事を辞め、
1週間もたたないうちに
派遣会社から電話があり、
休む人がいて派遣先から
オーダーされた人数に足りず、
他に誰もあてがいないので
午後からだけでも出てくれと要請があり、
しぶしぶ出勤したら
案の定痛みで熱が出てきて、
その日を境に自宅で半分寝たきりになってしまい
痛みがひどく排尿も困難になってしまって
(感覚がまったくなく管を通して看護師さんが押し出した)
2週間後にそのまま救急車で運ばれ入院したのです。



労基署は自宅から救急車で運ばれたものは
労災として扱えないと労災申請却下のひとつの理由としてあげたそうです(派遣会社談)

【労災適用の可否】についてです
「合わない作業によって状態が悪化した」

「折れていてもズレなければ痛みがない為気がつかないので私の場合もそのケースではないか」という医師の見解なのですから、既往症があっても「ズレた原因は作業台の不備による中腰が原因」であれば労災として認められる可能性があります。

私が労基署に相談にいったときもそのようにいわれました。

> これは一般論ですが、会社として労災申請することは「保険料が上がる」「対策書を書かされる」「指導が厳しくなる」というイメージがあり、積極的には労災申請しないケースがあります。

限りなく上記のケースだと確信してきました。
>
> しかし今回事例では「作業台を改善する」程度の対策しかありませんし、労災保険料が爆発的にUPするということもないでしょう(少しは変わるかもしれませんが)。

機械のライン作業ですので高さは変えられないのです(汗)
>
> 結論
> 会社担当者をせめるのではなく、まず病院のドクターに今回の件が労災に当たるか否かを聞いてみてください。その上で「労災にしたいのであれば書類を書きますよ」と言われたら、

書いてくれると言ってくれました。

監督署に過去に自分の名前での書類が出ているかを確認。
> 出ていないと判明した時点で「監督署に確認済みですので必要書類を発行してください」という依頼を会社担当者に行うことになるかと思います。(労災を証明するのは会社ですが支給を受ける権利はご本人にありますので)
>

派遣会社がいうにはお金は派遣会社に入金になって
それから私の口座に振り込むというのですが
この点は間違いないでしょうか?

> 本当は会社に社会保険労務士がいるとこのあたりもっとスムーズにいったと思うのですけどね…
> お大事になさってください

気の利いた会社ではないので社会保険労務士さんを
雇えないのだと思います。

Re: 労災申請の却下?

著者puikoさん

2008年01月14日 11:44

一人親方の特別加入の「労災センター」 さん
返信ありがとうございます!


> ちなみに、非災害性の腰痛の行政の認定基準は以下のとおりです。
>
> 腰部に過度の負担のかかる業務(次のような業務)に比較的短期間
> (おおむね3か月から数年以内をいう。)従事する労働者に発症した腰痛をいいます。

・1ヶ月程度の場合はどうなるでしょうか?
>
> 1 おおむね20kg程度以上の重量物又は軽重不同の物を繰り返し中腰で取り扱う業務

・コンベアが止まった時などは持ち上げていました。
女性で20キロの重量というのは厳しいです。。。

> 2 腰部にとって極めて不自然ないし非生理的な姿勢で毎日数時間程度行う業務

一緒に働いていた人は身長が150センチ台の小さい人が多かったので機械と高さがあっていたようですが
私は163~165センチくらいなので前かがみでしんどかったです。

> 3 長時間にわたって腰部の伸展を行うことのできない同一作業姿勢を持続して行う業務

30分~1時間交代で作業のローテーションがありましたが長時間にあたりますか?

どの作業にしても腰部の伸展の時間はほとんどありません。

> 4 腰部に著しく粗大な振動を受ける作業を継続して行う業務

振動といえるかどうかわからないのですが
分単位で右と左から流れてくる7キロ以上の荷物を
胸の高さで受け止めて箱につめていました。

明日、15日に図をつけて労基署に出向き再度質問し、派遣会社の労災隠しなのか、本当に労災申請の事案に当たらないのか聞いてみたいと思います!

Re: 労災申請の却下?

著者社会保険労務士小野事務所さん (専門家)

2008年01月14日 15:49

返信ありがとうございます

仕事を辞め、
> 1週間もたたないうちに
> 派遣会社から電話があり、
> 休む人がいて派遣先から
> オーダーされた人数に足りず、
> 他に誰もあてがいないので
> 午後からだけでも出てくれと要請があり、
> しぶしぶ出勤したら
> 案の定痛みで熱が出てきて、
> その日を境に自宅で半分寝たきりになってしまい
> 痛みがひどく排尿も困難になってしまって
> (感覚がまったくなく管を通して看護師さんが押し出した)
> 2週間後にそのまま救急車で運ばれ入院したのです。

察するにかなりの大事になっていませんか?
しかも体調不良で退社したにもかかわらず再度勤務して状態が悪化したわけですから、労災による「業務起因性」は明白だと思います。

> 労基署は自宅から救急車で運ばれたものは
> 労災として扱えないと労災申請却下のひとつの理由としてあげたそうです(派遣会社談)

原則はそうかもしれませんが、絶対ではないと思いますが…今回の事由であれば認めてもらえるのではないでしょうか。

> 私が労基署に相談にいったときもそのようにいわれました。

これは私の労災申請における経験上によるものですが、どの監督署でも基準の統一がなされているはずですので間違いないところです

> > これは一般論ですが、会社として労災申請することは「保険料が上がる」「対策書を書かされる」「指導が厳しくなる」というイメージがあり、積極的には労災申請しないケースがあります。
> 限りなく上記のケースだと確信してきました。

そうであるならば今から労災申請しなければなりませんね。派遣の場合は派遣先との取引を考えて派遣元が手続きをためらう場合があるのが実情です。

> 機械のライン作業ですので高さは変えられないのです(汗)

だとすると会社は作業台の変更はしないで済みますので対策もそんなに大変ではないかもしれません

お金は派遣会社に入金になって
> それから私の口座に振り込むというのですが
> この点は間違いないでしょうか?

この点は明確に間違いです。給付の費用はご本人の口座宛に労働局から直接振り込まれます

【再度の結論】
病院で診断書を書いていただき、それを持って管轄の監督署に相談に行ってください。そして労災課の担当官から会社宛に電話してもらうのが一番だと思います。
それと…振込みの経緯から推測すると派遣元担当者は労災としてあなたにお金を渡したいと思っているけれども派遣先のことを考慮して申請をためらっているフシがあります。
よって派遣元担当者を一方的に責めることは控えていただいたほうが賢明かもしれません
労災の程度等については労災センターさんの回答をお待ちください。
くれぐれもお大事に。

Re: 労災申請の却下?

著者社会保険労務士小野事務所さん (専門家)

2008年01月14日 16:47

削除されました

Re: 労災申請の却下?

著者puikoさん

2008年01月16日 18:40

予想していたことですが真実があきらかになりました。

なんと派遣会社は労災を申請していなかったのです。

労基署に出向き、記録などから『相談』だけしかしていないことが判明しました。

それなのに労災の申請が却下されたとよくまぁ
そんな嘘がと!!

派遣先のA工場にことの経緯を伝えたところ
派遣会社Bとは労災があった時には
ただちに報告、申請する契約になってるというので

一方的に派遣会社の労災隠しです。

これからですがこの悪質な派遣会社が
申請に協力するわけもなく頭の痛いところです。

Re: 労災申請の却下?

著者社会保険労務士小野事務所さん (専門家)

2008年01月16日 21:46

お世話様です。

> 予想していたことですが真実があきらかになりました。
> なんと派遣会社は労災を申請していなかったのです。
> 労基署に出向き、記録などから『相談』だけしかしていないことが判明しました。
> それなのに労災の申請が却下されたとよくまぁ
> そんな嘘がと!!

やはり予想していた通りでしたね…
残念ながらよくあることなのです。でも、被災者であるあなたの身になったら、こんなことは許されないのですが。

> 派遣先のA工場にことの経緯を伝えたところ
> 派遣会社Bとは労災があった時には
> ただちに報告、申請する契約になってるというので
> 一方的に派遣会社の労災隠しです。
> これからですがこの悪質な派遣会社が
> 申請に協力するわけもなく頭の痛いところです。

大変だと思いますが、派遣先が認めているのですからまだ状況はいい方だと思います。あとは労基署の担当官とマメに連絡をとって、生活の補償がなされることを願います。
とりあえずはお疲れ様でした

Re: 労災申請の却下?

著者puikoさん

2008年01月23日 10:20

改めて派遣会社のある管轄区のある労基署に出向き書類などをいただいてきました。

驚いたことに今回の件は労災として
認められないようなニュアンスで話すのです
(負傷の経緯などは私には一切質問しませんでした)

担当官は申請書類は出されれば受理して
審査しますとのことですが
一抹の不安を感じます。

それは腰痛(臀部も扱いは腰になるのでしょうか?)
=年を取ればなるものだからという認識が強いからなのです。

話してるうちに唇を噛みだして
とても不愉快そうな顔になってきて
この人が審査するなら労災は認められないであろうと
絶望感が増してきています。

労基署を出て派遣会社の経理に労災申請について
問い合わせをするとこれまたビックリするような
回答が返ってきました。

どうして申請したと嘘をついたかについてです。

『労基署の担当官が難しいと言ったので皆で
話し合って(社内)申請しませんでした』と
話がすり替わっていたのです。

前回は『労基署に申請を却下された』の回答だったのに。。。

事実確認の流れです

派遣会社談
1.労災の申請に関して派遣先のA工場が
渋っているので時間がかかる
2.A工場が立ち入り検査をさせてくれない
→その後立ち入り検査をしたと報告
3.労基署に申請を却下された
4.社内で話し合って申請しないことに決めた
5.仕事しながら通院した分は支払うのでそれでどうだと提案してくる。

A工場
1.契約により労災発生時は迅速に対処するようになっているため 派遣会社の嘘と発覚
2.立ち入り検査の話もなければ来てもいないと
これも派遣会社の嘘と発覚

上記のことにより労基署に『労災隠し』の疑いがあると報告したのですが『いいがかりですね』ととりあってもらえませんでした。

そこで
1.労災隠しを立件するには?
2.腰=労災は認めないという意識の労基署担当官により労災が通らなかった場合に民事裁判を起こす予定ですが
その行方は勝訴と敗訴どちらの確立が高いか?
3.派遣会社の派遣業認可の取り消しはどうしたらよいのか?

お知恵を貸していただけると大変助かりますので
よろしくお願いいたします。

Re: 労災申請の却下?

著者puikoさん

2008年01月23日 10:20

改めて派遣会社のある管轄区のある労基署に出向き書類などをいただいてきました。

驚いたことに今回の件は労災として
認められないようなニュアンスで話すのです
(負傷の経緯などは私には一切質問しませんでした)

担当官は申請書類は出されれば受理して
審査しますとのことですが
一抹の不安を感じます。

それは腰痛(臀部も扱いは腰になるのでしょうか?)
=年を取ればなるものだからという認識が強いからなのです。

話してるうちに唇を噛みだして
とても不愉快そうな顔になってきて
この人が審査するなら労災は認められないであろうと
絶望感が増してきています。

労基署を出て派遣会社の経理に労災申請について
問い合わせをするとこれまたビックリするような
回答が返ってきました。

どうして申請したと嘘をついたかについてです。

『労基署の担当官が難しいと言ったので皆で
話し合って(社内)申請しませんでした』と
話がすり替わっていたのです。

前回は『労基署に申請を却下された』の回答だったのに。。。

事実確認の流れです

派遣会社談
1.労災の申請に関して派遣先のA工場が
渋っているので時間がかかる
2.A工場が立ち入り検査をさせてくれない
→その後立ち入り検査をしたと報告
3.労基署に申請を却下された
4.社内で話し合って申請しないことに決めた
5.仕事しながら通院した分は支払うのでそれでどうだと提案してくる。

A工場
1.契約により労災発生時は迅速に対処するようになっているため 派遣会社の嘘と発覚
2.立ち入り検査の話もなければ来てもいないと
これも派遣会社の嘘と発覚

上記のことにより労基署に『労災隠し』の疑いがあると報告したのですが『いいがかりですね』ととりあってもらえませんでした。

そこで
1.労災隠しを立件するには?
2.腰=労災は認めないという意識の労基署担当官により労災が通らなかった場合に民事裁判を起こす予定ですが
その行方は勝訴と敗訴どちらの確立が高いか?
3.派遣会社の派遣業認可の取り消しはどうしたらよいのか?

お知恵を貸していただけると大変助かりますので
よろしくお願いいたします。

Re: 労災申請の却下?

著者社会保険労務士小野事務所さん (専門家)

2008年01月23日 11:23

お世話様です。
どうも私の願っていた内容とは違う方向に向かいつつあるようで残念です。

当方としては医師の証明(労災によるものとの因果関係)および派遣先の調査・証明により労災認定の方に向かっていってほしかったのですが…文面では難しいかもしれませんね。

以下私見です。

> そこで
> 1.労災隠しを立件するには?

→有資格者で経験のある人にお願いすべきと思います。


> 2.腰=労災は認めないという意識の労基署担当官により労災が通らなかった場合に民事裁判を起こす予定ですがその行方は勝訴と敗訴どちらの確立が高いか?

→労働関係の訴訟実績のある弁護士さんへの相談事項と思われます。(社労士は法律の範囲外ですし、一般の方が判断するには危険すぎます)

> 3.派遣会社の派遣業認可の取り消しはどうしたらよいのか?

→上記1または2の結果、労働に関する法令違反が確定すれば、派遣法の欠格事由に該当し、取消もありうると思われます(あくまで推測です)。

> お知恵を貸していただけると大変助かりますので
> よろしくお願いいたします。

→どなたか実績のある方の回答をお待ちください。それとあなた自身の希望として「労災認定によって補償を受ける」のか、「安衛法違反による企業責任の追求」のいずれかなのかを一度整理されることをお勧めいたします。あまりお力になれず申し訳ありません。

Re: 労災申請の却下?

著者ピカフロールさん

2008年01月24日 17:55

puikoさん
大変な状況になっているようで、心中お察しします。
私は全くの素人ですが、自分の経験から一つ提案させて頂きます。

内容はpuikoさんとは全く違いますが、労政事務所とのやり取りで、学んだ事があります。
それは、担当者により対応が天と地ほど違うという事です。
最初に電話で問い合わせた時に対応した人は「あなたも不注意だったのだからあきらめなさい」という言い方でしたが、同じ内容でも、次に対応して下さった方は、親切丁寧にどうしたら良いかを教えて下さいました。
また、経過を報告しながら、引き続き次に取るべき手段を段階的に教えて下さり、最終的にはこちらの希望通りに解決ができました。
そこで、もう一度同じ所で別の人でトライしてみるか(事前に電話で問い合わせて、親切な対応をして下さった方のお名前を聞いて、その方を訪ねて行くと良いでしょう)、別の労働基準監督署の見解を聞いてみる事をお勧めします。
私の場合、大変お世話になった方は、解決後お礼の電話をしたら、すでに人事異動(昇格人事)で、いらっしゃいませんでしたが、やはり能力のある方だったのだと思いました。話をしてみて詳しく説明してくださる方、ベテランと思われる方に再トライしてみて下さい。

お体が早やく良くなることをお祈りしています。



> 改めて派遣会社のある管轄区のある労基署に出向き書類などをいただいてきました。
>
> 驚いたことに今回の件は労災として
> 認められないようなニュアンスで話すのです
> (負傷の経緯などは私には一切質問しませんでした)
>
> 担当官は申請書類は出されれば受理して
> 審査しますとのことですが
> 一抹の不安を感じます。
>
> それは腰痛(臀部も扱いは腰になるのでしょうか?)
> =年を取ればなるものだからという認識が強いからなのです。
>
> 話してるうちに唇を噛みだして
> とても不愉快そうな顔になってきて
> この人が審査するなら労災は認められないであろうと
> 絶望感が増してきています。
>

Re: 労災申請の却下?

著者puikoさん

2008年01月25日 11:20

いつもありがとうございます!
> 当方としては医師の証明(労災によるものとの因果関係)および派遣先の調査・証明により労災認定の方に向かっていってほしかったのですが…文面では難しいかもしれませんね。

労基署で診断書はいらないといわれたのですが(汗)
書類の医師の証明だけの記入では不安です。


> > 1.労災隠しを立件するには?
>
> →有資格者で経験のある人にお願いすべきと思います。

例えばどのような方でしょうか?

> > 2.腰=労災は認めないという意識の労基署担当官により労災が通らなかった場合に民事裁判を起こす予定ですがその行方は勝訴と敗訴どちらの確立が高いか?
>
> →労働関係の訴訟実績のある弁護士さんへの相談事項と思われます。(社労士は法律の範囲外ですし、一般の方が判断するには危険すぎます)

実は昨年相談に行ったのですが労災の申請の結果を見てからにしてはどうでしょうということになっています。


>
> > 3.派遣会社の派遣業認可の取り消しはどうしたらよいのか?
>
> →上記1または2の結果、労働に関する法令違反が確定すれば、派遣法の欠格事由に該当し、取消もありうると思われます(あくまで推測です)。
>

確定して欲しいです!
そのために何をすればよいかはわかりませんが。。。

> →どなたか実績のある方の回答をお待ちください。それとあなた自身の希望として「労災認定によって補償を受ける」のか、「安衛法違反による企業責任の追求」のいずれかなのかを一度整理されることをお勧めいたします。あまりお力になれず申し訳ありません。

私は労災の認定と会社責任どちらも希望しています!

Re: 労災申請の却下?

著者puikoさん

2008年01月25日 11:46

返信ありがとうございます。

> 私は全くの素人ですが、自分の経験から一つ提案させて頂きます。
>
> 内容はpuikoさんとは全く違いますが、労政事務所とのやり取りで、学んだ事があります。
> それは、担当者により対応が天と地ほど違うという事です。

私もそれは実感しています。。
運が悪いとしかいいようがありません。

地元の労基署ではとても親切に対応していただいたのですが
会社の管轄区の労基署では『昭和の感性』でお仕事されているようで
時代の変化というか平成になってこう変わったということが頭に入っていないようです。。。

書類を持っていく時もこの人だときついです。。。
受付には違う人に来て欲しいです。

それから地元の労基署では審査は1ヶ月から1ヶ月半くらいという返事でしたが
会社の管轄区では3ヶ月まではかかりませんという幅のある回答でした。

仕事先では無断欠勤する人や連絡のとれなくなってしまう人もいて
毎日オーダーされている人数が足りるかどうかの日々でした。

その中で体調を壊しながらきちんと仕事にいった為、
入院して現在も通院しているのにこれで労災が認められなかったらほんとうに人生やりきれません。

Re: 労災申請の却下?

著者社会保険労務士小野事務所さん (専門家)

2008年01月25日 14:07

お世話様です

> 労基署で診断書はいらないといわれたのですが(汗)
> 書類の医師の証明だけの記入では不安です。

う~む…診断書がいらないというのは例えば治療のための様式5号は病院経由で発行されるので、別個としての書類はわざわざいらいないという意味なのかもしれません。
あなたの今の病状だけではなく、既往症や発生状況とかで行政判断されるからではないでしょうか。
つまり怪我の程度や内容だけではなく、業務といかに関連があるかということに重点がおかれていると考えてください。

> > > 1.労災隠しを立件するには?
> >
> > →有資格者で経験のある人にお願いすべきと思います。
> 例えばどのような方でしょうか?

→ふつうの社労士はやりません…なぜなら原則として企業の側に立って正しい手続きを指導するので、こんなことがあってはならないのです。

「法律違反としての立件」ということであれば、やはり弁護士先生になるのでしょうか。いわゆる「告訴」ということですから(自信ありません…)。

> 実は昨年相談に行ったのですが労災の申請の結果を見てからにしてはどうでしょうということになっています。

→まあ、そうでしょうね。というのは労災が認定されれば労災隠しとなりますが、労災が認められなければ労災隠しにも
ならず、会社としての責任も発生しませんから。
(すでに相談に行かれているのでしたらその旨書いておいていただかないと…弁護士さんが嫌がるのは情報の後出しです。公平な判断ができませんから。我々も同じです)

あなたのこころの中には「嘘をついた=犯罪」という図式だと思うのですが、たぶんそうはならないでしょう。少なくとも一度労基署に相談に行ってますので「隠す」のであれば最初から相談には行かなかったと論破されそうです。

現段階ではあなたに嘘をついたということによる損害、つまりはご迷惑料ぐらいではないでしょうか。労災が認められなければ会社の未申告による直接の損害は被っていませんから…

> > > 3.派遣会社の派遣業認可の取り消しはどうしたらよいのか?
→上記1または2の結果、労働に関する法令違反が確定すれば、派遣法の欠格事由に該当し、取消もありうると思われます(あくまで推測です)。 確定して欲しいです!

これは社労士としては応援は難しいですね。社労士は調整型ですので、依頼者からの依頼によって相手を叩きのめすということは弁護士ではないのでふつうやりません。
それに一個人の方の私怨によって、会社そのものをつぶしてしまうと他の関係ない社員さんまで…

> 私は労災の認定と会社責任どちらも希望しています!

あくまで私見ですが弁護士先生の言うように労災優先でよろしいかと思いますよ。
あと引き受け手がいるかわかりませんが、労災については経験のある社労士さんに処理してもらった方がよろしいかと思います
(あるいは普通に労災申請後、却下されたら専門の社労士さんに審査請求してもらうとか)

なお、ここに書いたのはあくまで個人的意見ですので結果としての責任は負えません。

実際の行動に関しては行政の方や専門家(弁護士・社労士)の方と直接おすすめになっていただきたいと思います。

Re: 労災申請の却下?

著者puikoさん

2008年01月25日 15:17

たびたびありがとうございます。


> あなたのこころの中には「嘘をついた=犯罪」という図式だと思うのですが、たぶんそうはならないでしょう。少なくとも一度労基署に相談に行ってますので「隠す」のであれば最初から相談には行かなかったと論破されそうです。
>

そういう考え方もあるのですね。

私には『隠すためにあえて労基署に行った』足跡を残したように思えてなりません。
そうでないと却下されたと私に言えないからです。


> > > > 3.派遣会社の派遣業認可の取り消しはどうしたらよいのか?
> →上記1または2の結果、労働に関する法令違反が確定すれば、派遣法の欠格事由に該当し、取消もありうると思われます(あくまで推測です)。 確定して欲しいです!
>
> これは社労士としては応援は難しいですね。社労士は調整型ですので、依頼者からの依頼によって相手を叩きのめすということは弁護士ではないのでふつうやりません。
> それに一個人の方の私怨によって、会社そのものをつぶしてしまうと他の関係ない社員さんまで…



これは私怨ではないのです。。。

こちらには書きませんでしたが
実際の時給よりも高い金額を提示して
人を集め、その後約束の金額と違うと
苦情を申し立てても払わないとか

いきなり配置転換(日勤の契約なのに深夜勤務を命じる)など強引に決めてしまったりで
家庭の主婦には到底無理なことを押し付けるので
どんどん人が来なくなってしまったりと
会社自らが就業条件契約を変えてしまうので
一般的な派遣会社の常識は通用しないのです。

ですから派遣会社という看板を
あげるべきではないと思うのです。

そしてこういう経験をした人のほとんどは
住んでいるところが田舎ということもあり
『この会社の仕事はもうしない』ということになり
労基署に行く、社労士さんに相談するという
時間のかかることもしません。

私の件にしても昨年の5月には事務の人に
直接伝えていますし、8ヶ月もこうやって
ダラダラしているのはおかしいと思うのです!


>
> > 私は労災の認定と会社責任どちらも希望しています!
>
> あくまで私見ですが弁護士先生の言うように労災優先でよろしいかと思いますよ。
> あと引き受け手がいるかわかりませんが、労災については経験のある社労士さんに処理してもらった方がよろしいかと思います
> (あるいは普通に労災申請後、却下されたら専門の社労士さんに審査請求してもらうとか)
>
> なお、ここに書いたのはあくまで個人的意見ですので結果としての責任は負えません。
>
> 実際の行動に関しては行政の方や専門家(弁護士・社労士)の方と直接おすすめになっていただきたいと思います。


とても参考になります。

以前に別件で裁判をしましたが、
そのときにも色々な専門家とお話させていただきました。

ただその専門家を探すのが大変でした(笑)

話を自分なりにまとめて、訴状だけ弁護士さんに
頼みあとは自分で裁判に臨み無事勝訴して
相手の提示額の2倍近い金額を私に払う判決がでました。

本当に専門家の意見は大切です!

社会保険労務士小野事務所さんのように知識を出し惜しみせずに披露していただけるととても助かります!

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