相談の広場
以下2つのケースについて、諸先達の皆様よりご教示いただきたく投稿させていただきました。
ケース①
非公開会社である弊社グループにおいて、親会社の株主Aが他の株主B~Gに対し均等に譲渡する予定です。
定款には、1株5万とありますので、仮に10株ずつ6名の株主に譲渡した場合、一人あたり50万という定款で定めた額を根拠として、評価額を決定して問題ないのか否か?
ケース②
非公開会社である弊社グループH社(株主H社の代取)と同株主(親会社のI社の代取)間で、株主Iの株を全て株主Hに譲渡した場合の評価額はどのように算出するのか?またはどの機関に依頼するのか?!
因みに、定款には1株幾らという額は記載されてませんでした。
※株主はそれぞれ個人名義です
以上、2点についてアドバイスを下さいませ。宜しくお願い致します。
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総務1年生さん、こんにちは。
①については、定款に5万と記載されているのは額面株式の金額です。商法で1株の金額は5万、単位株(現在の単元株)制度をとっている会社は1単位で5万となるようにと定められていました。ただし、2001年の商法改正で額面株式制度は廃止されましたので、本来定款から削除されるべきものが残っておられるのだと思います。定款自体が無効になるものではありませんが記載されていても意味はありません。
②についても同様ですが、現在では株式を譲渡するには株式の価値を算定し、それに基づき行うことが必要です。その算定方法としては、純資産方式、収益方式、配当方式などいくつもの方法があります。依頼するのは会計事務所やコンサルティング会社などですね。
下記のようなネット上で自分で計算できるサイトもありますので、試しに算定されてみてはいかがですか?
http://www.e-consultant.jp/ipo/free/calc.php
トラきちさん
早速のご回答、大変感謝申し上げます。
藁にもすがる思いで投稿してみたものの、本件については私自身の知識不足もあって、回答を理解できるのか?!という不安もありましたが、とても理解しやすく丁寧に答えていただき助かりました。
なお、先ほどネットで、
純資産価格方式
収益方式
配当還元方式
以上3点について調べてみましたが、それぞれに長所短所があるようですね。
それぞれの会社の(弊社のようなオーナー会社では社長の好み)考えによるとは思いますが、一般的な見地からその算定方式を取り入れるかは、どのような視点から勘案するのでしょうか?!
一般論で結構ですので、もし可能であれば算定方式を選ぶ際のポイントなどお教えいただければ幸いです。
なお、添付していただきましたURLで試してみたいと思います。
トラきちさん、本当にありがとうございました。
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