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社内貸付における利息の処理

最終更新日:2008年10月22日 12:24

従業員に社内貸付をしました。
金利は1%以上にしました。
この時、従業員から受ける利息受取利息として経理処理して良いのか?
もしくは、雑収入にするのか?

どちらにすればいいのでしょうか?
また、理由も教えてください。

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Re: 社内貸付における利息の処理

著者いさおさん

2008年10月23日 21:39

受取利息で良いのではないでしょうか。貸付金(金融取引)からの収益なので受取利息で良いと思います。

 雑収入というのは、他の科目に該当しない営業外収益を処理する科目だと思います。

Re: 社内貸付における利息の処理

> 受取利息で良いのではないでしょうか。貸付金(金融取引)からの収益なので受取利息で良いと思います。
>
>  雑収入というのは、他の科目に該当しない営業外収益を処理する科目だと思います。

Re: 社内貸付における利息の処理

ご回答ありがとうございました。

私も受取利息で良いと思ったのですが、税務署の見解では雑収入が適当ではないか?と、言われました。

ここで疑問が沸き、なぜ、税務署は雑収入と言ったのでしょうか?

また、受取利息で仕分けすると、課税扱いになると思うのですが、相手が従業員と個人なので非課税扱いになるような気がします。

基本的な考え方が間違っているかもしれませんが・・・!

Re: 社内貸付における利息の処理

著者いさおさん

2008年10月24日 18:24

> ご回答ありがとうございました。
>
> 私も受取利息で良いと思ったのですが、税務署の見解では雑収入が適当ではないか?と、言われました。
>
> ここで疑問が沸き、なぜ、税務署は雑収入と言ったのでしょうか?
>

 (回答)
 確信はないのですが、ここが俗に言う税務会計(税処理を考えた会計)と企業会計の違いだと思います。
 
 税務署の基準は、銀行などから貰う利息のように、入金時に税金を引かれる利息は「受取利息」(法人税申告書の別表6(1)に記載される利息です。)、それ以外の社内貸付金などの利息は「雑収入」ということだと思います。

 一方、企業会計の基準は、どちらも貸付金から生じる利息なので「受取利息」になります。

 個人的な考えでは、決算書(会社が処理する科目)は「受取利息」で、申告書を作成する段階で別表6(1)の中から抜くのが正しいと思います。
 しかし、実務の便宜性を考えると税務署の基準に従い、「雑収入」の方がいいと思います。
 御社で基準を明確にして、統一した処理をしていけば、良いと思いますが、税理士先生などに相談すると多分「雑収入」と言うと思います。(実は弊社も雑収入で処理しています。しかし、私の考えは受取利息なのでそう回答しました。ちょっとまずかったですね。反省します。)

> また、受取利息で仕分けすると、課税扱いになると思うのですが、相手が従業員と個人なので非課税扱いになるような気がします。

(回答)
 どちらの科目を使うにしても、消費税は「非課税」になると思います。

Re: 社内貸付における利息の処理

いさお 様

適格な回答ありがとうございました。

また、何か分からないことがあれば教えてください。

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