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昇給方法について

著者 ちびか さん

最終更新日:2009年04月09日 09:00

我が会社は定期昇給が位置づけられてないので、毎年の昇給はありえないとの上司との答えなのですが、このたび社員数名のみ、基本給の昇給があったのです。
人事考課な評価をとってはいますが、ずば抜けた評価がある職員への昇給とは全く感じ取られず。実際、昇給された職員へ昇給するという面談もされておりません。
100名以上の職員の中からの数名の職員のみの昇給の行い方は単なる昇格となる気がしますが、法務的には可能なのでしょうか?

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Re: 昇給方法について

著者外資社員さん

2009年04月10日 08:39

こんにちは
結論を先に言えば、法的な問題は無いように思います。
理由は、定期昇給の規定がないからです。

余談を言えば、終身雇用、年功序列、定期昇給も、法的な要求はありません。 終身雇用については、雇用契約就業規則で記載された例を見たことも聞いたこともありません。
ですから、そうした習慣は、慣習か、労働者側の期待だったと考えた方がよさそうです。

一部の職員のみ昇給という評価の正当性については、何と評価できません。内部の人も不思議と思うものに対して、外部の人間は何もいえないと思います。
但し、それも資料があって、整合性があれば、正しいという説明にすることは可能なのだと思います。

こうした問題に対しては、一般には組合が存在します。
組合の役割は、定期昇給分に関して会社と代表して交渉し、昇給の資源についても事前に会社と話し合うこともあります。組合による団体交渉か、個別交渉が、労働者側としてはとるべき道と思います。

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