株主総会議案について

勉強ちゅうさん、こんにちは。

　もう遅いかもしれませんが、回答がついていないようなので、お答えさせていただきます。

　結論から言えば、配当も任意積立金等その他の剰余金の処分も行わない場合は、剰余金処分の件として株主総会に付議することは不要です。

　配当を行わないことを株主に説明するのは、事業報告の「事業の経過および成果」や「対処すべき課題」に記載するのが通例です。

>株主総会の議案について教えてください。
>利益剰余金を別途積立金等にせず、繰越剰余金とする場合、剰余金処分の件として議案にあげなくても良いものなのでしょうか？
>また、議案にあげる場合はどのように議事録に記載すればよいのでしょうか？
>サンプル、ひな型等あれば教えてください

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会社法の施行に伴い従来の「利益処分案」は廃止され、代わりに「株主資本等変動計算書」を株主総会に提示し承認を受けるようになっています。以前は利益処分は株主総会の決議事項でしたが、今は期の途中でも取締役会の決議によって自由に利益処分ができるようになりました。その結果を「株主資本等変動計算書」に表すことになっています。

したがって議案としては

決議事項
第×号議案　　平成△年△月△日現在の貸借対照表及び第○期（平成●年●月●日から平成△年△月△日まで）損益計算書ならびに株主資本等変動計算書承認の件。

とするのが一般的です。議事録は上記の議案が承認された旨を記載すればＯＫです。


株主資本等変動計算書については下記をご参照ください。

http://soumukouboo2.blog17.fc2.com/blog-entry-76.html