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研究・調査報告

スマホは勉強の敵ではなく、「優秀なメンタルトレーナー」?メディアでも話題の心療内科医師が説く、勉強に革命をおこす“スマホ活用法”

  • 最終更新日
    2019年04月16日 12:00
“いま”旬な本情報&著者インタビューをお届けします。by本TUBE

吉田たかよしさんの新刊『脳科学と医学からの裏づけ! スマホ勉強革命』(青春出版社)が発売!その記念に、1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」では著者インタビューを開催しました。


吉田たかよしさんの『脳科学と医学からの裏づけ! スマホ勉強革命』(青春出版社)が2018年12月21日に発売された。本書は、医学博士・心療内科医師であり、受験のカリスマとして話題の吉田さんによる、頭のいいスマホ活用法が詰まった一冊。毒性の高いスマホに“依存しない”使い方とは?勉強の敵とされてきたスマホが、脳の仕組みに適した使い方で最強の武器に変わる?なぜこのやり方なら、誰でも、いきなり成績が上がるのか?最新の脳科学やメンタル医学を活用した画期的な勉強法を、しかと確かめていただきたい。


本TUBE編集部×吉田たかよしインタビュー




―――――――――――――――――――――

――『スマホ勉強革命』、インパクトのあるタイトルですね。

これ実は、私が要望してこのタイトルになったんです。スマホを使って、集中力であったり、記憶力であったり、脳の仕組みを上手く利用して革命をおこす。革命的に勉強の効率をアップさせることができる。そういう医者としての自信があったので、あえて革命という言葉を付けてくださいと出版社のほうに私の方からお願いしたんです。

――スマホの勉強って言うとアプリだと思うのですが、アプリの紹介本ではないんですよね。

むしろ、スマホのアプリで勉強することによって意欲が低下している、あるいは記憶力・思考力が低下しているっていう方がすごく多いですね。アプリのいいところっていうのはすぐ点数が出てくること。実際にアプリでの点数は上がっていくんですよ。それで成績が上がるかっていうと、成績は上がらないっていうデータが出ている。これどうしてかっていうと、全て受け身、受け身、受け身で勉強しているからなんです。だけど、実際に模擬テストや入試の本番っていうのは受け身の脳の機能を問うわけではなくて、勉強した知識、例えば覚えた英単語をどう自分の意思で使いこなしていくかっていうところが入試なんです。スマホに“覚えさせられた”状態だと自分で使いこなす知識には昇華していない。だから入試では役に立たないってことなんですね。誤解にならないように補足しておくと、この本にもしっかり書いたことですが、やっぱり便利なアプリは使うべきです。でも、アプリに“使われる”のではない。所詮スマホは平面ですよね。平面だと思うだけで人間は、特に言語の習得なんかはアップしないという有名な研究成果があるんです。なので、平面だけど立体だと思う、思い込む!メンタル医学では思い込むことの効果についてはいろんな実験データが出ていて、思い込むだけで全然働きが変わってくるんですね。

――結局アプリではなくもともとスマホに入っている機能もちゃんと使えるということですね。例えば、アラーム機能を本の中でとても重視されています。

一番大事ですね。まず入試は全て制限時間がありますよね、あれ何でかわかります?現代社会っていうのは一定の時間内にどれだけパフォーマンスを上げられるかですべて決まるからなんです。

――それに合わせてるということですか?

そういうこと。勉強は全て時間をはかる、それからメリハリなんですね。脳っていうのはただ使えばいいと皆さん思ってるけど、休むことも大事。短い時間にしっかりと脳が学び取ると同時に、短い時間しっかりと脳を休ませるってことが必要です。成果っていうのは学び取ることによって脳の機能がアップするというイメージ。知識もないよりはあったほうが良いけど、それより大事なのは脳の機能がアップすること。記憶力や思考力や集中力…これがアップすることですね。確かに一日あたりはほんの少しだけど、それがすごく大きな財産で、成果と考えなきゃいけない。でも、なかなかこれって計測できないから、みんなついつい時間が長けりゃそれでいいよってことになっちゃう。目安としていただきたいのは、短い例でいうと時間のない社会人の方などは1回15分、標準的には50分とか1時間とか設定していただく。必ずアラームが鳴ったら、一旦勉強を打ち切る。打ち切ったあとでどれぐらい集中できていたか?五段階で自己採点をしておいて、それをさらにスマホに入力しておくんです。そもそも後になんか残ると思うだけで集中力が上がります。


――「未来の自分をスマホで励ます」というのも印象的でした。

エンカレッジメントっていうんですけど、やっぱり勉強で一番大事なのはやる気を高めることなんです。しかも無理ムリ勉強するんじゃなくて勉強を好きになる、前向きな気持ちで勉強できるってことが、ぶっちゃけて言うと記憶力とか集中力よりはるかに重要だと思うんです。それがスマホでできる、っていうのが私の一番お伝えしたいことなんですね。スポーツなどで、先生の励ましの言葉とかすごく選手に効くんですけど、それをスマホで自作するということです。

――カレンダーアプリの予定を入力して毎日繰り返すと…。

そうやってエンカレッジメントを何度も何度も与える。本人が自分でポジティブにそれを受け入れるっていうことによって、だんだん脳の神経回路が変わってきてなりたい自分になれる。楽しく前向きに勉強できるようになる。それを可能にするのがこの『スマホ勉強革命』です。将来の自分にぜひ良いメッセージをスマホで与えていただきたいなと。

――そこに置いてあるだけで集中力が落ちるスマホ、勉強の敵だと思っていませんか?本書のやり方を実践すれば、辛い勉強も前向きな気持ちで意欲的に続けられるようになります。スマホで勉強に革命を起こしましょう。ありがとうございました!

■吉田たかよし
医学博士・心療内科医師。本郷赤門前クリニック院長。新宿ストレスクリニック顧問。
1964年生まれ。灘中学、灘高校、東京大学工学部卒業。東京大学大学院(生命科学)修了。北里大学医学部などを経て、東京大学大学院医学博士課程を修了。東大在学中、生命科学の研究に従事しながら余暇の時間に独学で国家公務員I種経済職試験に2年連続で上位合格を果たし、受験のカリスマとして話題になる。
現在、脳科学と学習医学を活用して受験生を合格させる心療内科「本郷赤門前クリニック」院長として受験生の心身をサポートし、難関大・難関学部入試はもちろん検定・資格試験など、あらゆる試験の合格へと導くかたわら、学習カウンセリング協会の理事長として、脳機能やメンタルトレーニングを応用した勉強方法の指導・普及に努めている。

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本編では、この他にも質問やトークが盛り沢山、そして普段は見ることのできない作家さんの表情も楽しめます!完全版が見たい方は、ぜひインタビュー動画をチェック!
http://hon-tube.com/p/movie.php?movieid=2795

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