スポンサーリンク

プレスリリース

このエントリーをはてなブックマークに追加

労務・総務・税務関連リリース

PST株式会社がジョージア州とクライシスマネージメントシステムの研究を開始

  • 最終更新日
    2019年04月18日 17:31
~自殺リスクに起因する社会課題の解決を目指して~音声から気分状態の定量化とトリアージ手法を融合させるシステムの研究

PST株式会社(代表取締役:大塚 寛、本社:横浜市中区/以下、PST)は、アメリカ合衆国ジョージア州Georgia Department of Behavioral Health and Development Disabilities (以下、DBHDD)、Behavioral Health Link (以下、BHL)とクライシスマネージメントシステムの研究を行うことに合意致しました。


アメリカ合衆国ジョージア州において、退役軍人のメンタルヘルス不調に起因する自殺率の上昇が社会問題となっており、ジョージア州がフロリダ州立大学Laboratory for the Study and Prevention of Suicide-Related Conditions and Behaviors、BHLと共同でクライシスマネージメントシステムの研究を行なっていました。そのシステムは、10年以上前にコロンビア大学のMadelyn Gould(マデリン グールド)博士と研究チームがクライシスコールセンターを最初に構築したもので、フロリダ州立大学のThomas Joiner(トーマス ジョイナー)博士や研究室のパートナーと協力し自殺行為を理解し予防につなげるさらなるシステム向上を目指すために研究を行なっています。

現状は、クライシスコールを監視し、気分状態のプロファイル(POMS)の変異から発言者の苦痛状態を測定しています。発言者の同意を得て、最初のクライシスコールセンターへかけた時と2週間後に様々なサービスを行った時のデータを録音しました。すると重篤な苦境にあった発言者がクライシスコールの利用によって発言者の苦痛の軽減が起こりました。

今後は、発話者の苦痛レベルを可視化するため、PSTならびに東京大学大学院医学系研究科 音声病態分析学講座 徳野慎一特任准教授と協力し、自殺リスクに起因する社会課題の解決を目指し、音声から気分状態の定量化とトリアージ手法を融合させるシステムの研究を開始します。

また、PSTは、国内においてもアメリカ合衆国と同様な社会問題があると考え、本研究成果を国内においても積極的に展開したいと考えております。

◆ PST株式会社について
PST株式会社は、音声から病態を分析する技術を研究開発している企業です。製品化しているMIMOSYS(R)は、自身でも気付きにくい心の状態を見える化するマインドモニタリングシステムです。
URL:https://medical-pst.com/

◆ Georgia Department of Behavioral Health and Developmental Disabilities (DBHDD)について
ジョージア州のDBHDDは、メンタルヘルス問題と物質使用障害を持つ人々に治療とサポートサービスを提供しています。更に、知的発達障害を持つ人々の支援も行っています。サービスを必要とする人々への高品質なケアと容易なアクセスを提供し、社会復帰をサポートすることをビジョンとして掲げています。
URL:https://dbhdd.georgia.gov/

◆ Behavioral Health Link (d/b/a for Integrated Health Resources, Inc.)について
BHLは、専任のチームによる自社開発された最先端の技術、Crisis NOWを用いて個人が最も必要とする場所で、高品質の危機管理へのアクセスを提供している国際的なリーダーです。クライシスは時間を問わないため、危機に瀕している個人や地域社会を支援するために、毎日24時間稼働し利用することが可能です。
URL:http://behavioralhealthlink.com/

◆ フロリダ州立大学Thomas Joiner(トーマス ジョイナー)博士について
フロリダ州立大学において、自殺関連の状態及び行動と予防の研究を行なっているThomas Joiner博士の研究室では、自殺行動および関連障害(例えば、摂食障害、気分障害、人格障害)の性質、原因および管理の研究に焦点を当てています。Thomas Joiner博士の研究は、軍事やその他の環境における自殺行動を理解し予防することだけでなく、対人関係の自殺理論をさらに洗練して実証することを目標としています。
URL:https://psy.fsu.edu/~joinerlab/

◆ 東京大学大学院医学系研究科 音声病態分析学講座 徳野慎一特任准教授について
東京大学大学院医学系研究科音声病態分析学講座では、音声から病態(例えば、大うつ病)を分析する新しい医学の研究を行なっています。徳野慎一特任准教授の研究室では、PST株式会社から技術提供を受けて、音声から精神疾患、神経疾患などの病態鑑別技術の技術検証を行なっています。
URL:http://www.univ.tokyo/

【PST株式会社 会社概要】
会社名:PST株式会社
代表者:代表取締役 大塚寛(おおつか ひろし)
所在地:神奈川県横浜市中区山下町2番地 産業貿易センタービル905号室
事業内容:音声から病態を分析する技術を研究開発している企業
URL:https://medical-pst.com/

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

プレスリリース- 労務・総務・税務関連リリース一覧へ

経営ノウハウの泉より最新記事

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

スポンサーリンク

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP