おはようございます。
24年3月分から協会けんぽの健康保険料率が変わりますね。20年に協会けんぽに移行後、当地においては、かなりいい調子でポンポン料率が引き上げされる事になります。
担当者として思う事なのですが、「保険料率の変更」についてのみ考えれば、一体「社会保険庁」解体はどういう事だったのかと思います。
たしかに旧社保庁は数々の問題のある組織でした。そして「サービス」の点からも横柄な対応をする職員がいたりして、不愉快な思いをしたのは私自身何回かあります。
「官から民へ」と言う事で協会けんぽと日本年金機構に分かれて、確かにサービスは良くなったと感じます。
が、しかし上記のように健康保険料率が「厳しい医療保険の財政状況に加え、高齢者医療への拠出金などがますます増えることから」という理由でかなり安易に引き上げられているのが現状です。そして、協会けんぽと日本年金機構に分かれて逆に非効率と思える状況もあります。(似たようなお知らせ・案内が2つ来る、資格取得時では被保険者証がけんぽから来て「資格取得確認・標準報酬決定通知」はねんきん機構から来る等など非効率。)
・・・「社保庁」解体は結局大義名分で、保険料率の変更を比較的容易にできるようにする事、組織を二つにする(ポストが増える)事等が「官僚」の方々にとっての真の目的だったんではないかなぁ、とつくづく思うこの頃だという事です。
以上、独り言でした。