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総務の給湯室

総務担当者同士の給湯室的空間!「みんなの会社ではどうしてる?」など・・・ご自由に!

高校及び大学生の採用にあたり…

著者 テットオオハナ さん

最終更新日:2014年05月16日 14:44

初めまして。
総務1年目のものです。

弊社は電気、設備の設計・施工を行っている企業で、社員数は90名弱の中小になります。

現在社員の若返り化を図り、本年は工業科の学生の採用を積極的に行いたいと思っておりますが、高等学校、専門学校、大学への挨拶回り(弊社への求人を持参してのご挨拶)というものはいつ頃から可能なのでしょうか?

右も左もわからずご相談させて頂きました。

何卒ご教授賜れば幸いでございます。

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Re: 高校及び大学生の採用にあたり…

著者 まゆり さん

最終更新日:2014年05月17日 14:35

こんにちは。
高校生と、専門学生・大学生では、募集方法が違います。

まず、高校生のほうは、学校に直接申し込むことはできません。
ハローワークを介して学校に申し込む形になります。
(事業所はハローワークに求人票を持参し、ハローワークがその求人票の内容等を確認してから、その学校に求人票を届けてくれるという形です)
求人申込みの期日等は、
(1)求人受理開始:6月20日  
(2)推薦(※学校側から就職を希望する生徒がいる、と紹介されます)開始:9月 5日
(3)選考・採用内定開始:9月16日
のようなスケジュールで進みます。
-追記-
高校卒業予定者への求人方法は、
http://www.job.koukou.gakusei.go.jp/cont/job_offer.html
が参考になると思います。

次に大学生ですが、大半の学校が独自様式を用意しています。
事業所はその様式に所定事項を書き込みます。(HPに入力フォームを設けているところが大半です。)
複数の大学に求人を出したい場合は、それぞれの大学へ個別に申し込みます。(つまり同じことや似たようなことを何度も書かなければなりません)
詳細は、その大学に問い合わせるのが一番です。
挨拶回りは受け付けていない大学が多いです。(あらぬ誤解を生んだりするので、とのこと。)
もし受け付けているとしたら、就職支援課だと思いますので、問い合わせてみてください。(特定の時期と言うものはないように思います)

専門学校は大学と似たり寄ったりです。

あと、専門学生や大学生の中には、夏休みを利用してOB訪問という形での企業見学を希望する生徒もいたりしますので、そのような場合の対応もあらかじめ決めておいたほうがいいと思います。
企業説明会をするような規模の会社さんとは違い、うちの場合は地方中小ですので、この企業見学の時に、生徒からの質問を受け付けたり、実際に働いている社員の体験談を聞ける時間を設けたり、個別対応をしています。
企業見学の注意点としては、事前に
◎見学したから絶対応募しなければいけないわけではない。
実際に見て、話を聞いて、うちで働きたいと思ったら、改めて応募してくれればいい。
◎社員は仕事をしながらの対応になるため、日時をずらしてもらわなければならないこともある
と説明しています。
会社側としても、採用候補者を事前に観察できるよい機会なので、生徒さんの言動や振る舞いを観察させてもらっています。


何かご参考になる点があれば幸いです。

Re: 高校及び大学生の採用にあたり…

最終更新日:2014年05月20日 09:22

こんにちは。

私自身、文系の四年制大学卒業で、中小の製造業へ就職し、就職活動の方法の違いに驚いた者です。
学校別の採用にあたっては他の方のご指摘通り求人の出し方や学生さんの動きに相当な違いがありますが、理系の技術者採用ということで下記ご参考になれば幸いです。

大学生(院卒含む)は、自力で業界分析をし応募先を探して自由に応募、複数の内定先からひとつを選ぶ、というパターンが多いため、我々採用側にとってもリスクが大きいです。
プラス、専攻が即活かせる、志望する業種や業界や職種とマッチングしている、さらに加えて「大きな仕事ができる・最先端の仕事に携われる・研究開発に…」と、大手志向が強いため、取れればラッキーくらいで最初は構えておいたほうがベストです。

比べて、高専・短大・高校は、先生と相談して就職試験の受験先を決めるケースが圧倒的に多く、学校推薦がついているため内定を出せば採用は確実です。
こう言ってしまうと、まるで拘束するようで本人が気の毒に感じられますが、ここは、事前に学校の先生とパイプを持って、

●会社の現状、将来の発展性
●具体的な職務内容
●自社の求める人物像、適性
●給与待遇面

について、よく相互理解を深めておき、自社にあった学生を推薦してもらう、という関係が非常に有効です。
現に当社ではこうして採用を進めてきて、新卒の定着率が上がっています。

誰もに当てはまるわけではありませんが、大学生に比べて、高専・工業高校の学生さんは、ざっくり言うと”少々子供”です。業界研究や職種の将来性を自ら調べて動くのは成績上層のごく一部で、中間以下は先生の指南によって動くケースが圧倒的に多いようですよ。

当社では、あるときに、シーズンが終わってから「終わってしまったのは重々承知なのですが、一度就職指導の先生にご挨拶したく」とアポを取って先生に会いに行きました。
シーズンが終了したからと言ってシャットダウンされることはありませんので、本気で採ろうという場合は、さっそく行動に移してみてください。


長々となりましたが、参考になれば幸いです。

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