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総務の給湯室

総務担当者同士の給湯室的空間!「みんなの会社ではどうしてる?」など・・・ご自由に!

退職金の税金説明について

著者  さん

最終更新日:2016年02月17日 17:03

初めまして。

皆さんの会社ではどのような対応をされているのかお聞きしたく、
書き込みさせていただきます。

【質問】
退職金の案内をする際に、会社は退職金にまつわる税金の説明を
どの程度までするべきか?

【状況】
当社は約200名規模の会社で、退職金制度は確定給付企業年金(規約型)を採用しております。

退職するのは若手が多く、途中退職による脱退一時金の事例しか社内に蓄積されていない状況です。

そんな中、年度末に定年退職する方がおり、会社として初めて、定年退職者向けの退職金の支給についての説明を行いました。

説明した内容は、
①退職金の受給方法が「一時金」と「年金」の2パターンあること。
②一時金と年金のそれぞれの支給金額
③支給時期
④税務上の取扱い

の上記4点です。

④については、私の勉強不足もあり事細かなところまでお伝えすることができず、
以下の説明に留まっておりました。
・一時金で受給する場合は、退職所得控除の金額内に収まっているので税金はかからない。
・年金で受給する場合は、雑所得に該当するため所得税と住民税がかかり、
源泉徴収されるので確定申告が必要。

このような説明をしたうえで一時金か年金かを選んでいただくようお願いいたしました。

先日、定年退職する方から受給方法についての回答や必要書類を提出いただきましたが、
その際に、「人事として、一時金と年金とでどちらが得なのか詳細を説明すべき、税金も計算して明示すべき。」とのご指摘をいただきました。

その方のご指摘はごもっともとは思いますが、「こっちの方が税金がかからなくて得ですよ」だなんて人事が言えることではないのでは?と漠然と感じました。
私は社労士でもなければ税理士でもないですし、同僚・上司も退職金に疎いので
税金の計算はミスするリスクが高すぎて現実的ではないと思っています。

DB年金の総幹事会社に税金関連の資料を請求するも、
詳細は書いておらず・・・

皆さんの会社では退職金の税金関連の説明をどの程度行っていますか?

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Re: 退職金の税金説明について

著者 hitokoto2008 さん

最終更新日:2016年02月18日 11:01

会社さんの規模によっても対応は違うと思いますが…
まあ~最低限「退職のしおり…」とか作って、何らかの説明は行っていると思います。
税金関係については、計算上の税額は提示できますが、「どちらが得か…」までは説明する義務はないと思いますね。
後日「得した…損した…」と言われるのも嫌ですから(笑)
方法論として、税金の計算式やモデルケースを提示して税金計算まで記載するか…
くらいかな?と思います。
ただ、対象者が多数だと面倒です(笑)

私のところは人数が少ないので、日常からよく私のところへ質問が来ていました(笑)
奥さんが働くようになったが…どういう働き方が良いのか…扶養に入れたら…
得になる方法は?…
下手すれば、身内の人間の勤め先の労務問題まで問い合せてくる…
「しかたがねぇなぁ…」と思いつつも、「そんなことは仕事でないから、聞くな!」とは言ったことがありません(笑)

退職一時金の税金計算は簡単です。年金のほうは当社にはないので…
ただ、雑所得までわかっているなら、公的年金収入の計算と同じはず。
後は、毎年の年金額がいくらになるかだけですね(支給額に毎年変動があるのかどうかによっても違うが…)
年齢によって、別の年金収入も増えれば、退職年金と合算して所得を計算。
源泉されていれば、それを含めて計算すればいいだけ。
確定申告用紙のコピーでも使って、具体的なモデル計算方法も提示すればいいと思います。
どちらが得かという問題ですが…
退職後、1~3年で死んでしまうと仮定して、そこまでの損得くらいでよいのでは(笑)
「俺は(私は)もっと長く生きます!」という人たちには、その後は自分で計算させればいいと思います(笑)
所得税、住民税や社会保険料まで計算させるなら、相当の手間が発生しますので、やはり有料かな(爆笑)



> 初めまして。
>
> 皆さんの会社ではどのような対応をされているのかお聞きしたく、
> 書き込みさせていただきます。
>
> 【質問】
> 退職金の案内をする際に、会社は退職金にまつわる税金の説明を
> どの程度までするべきか?
>
> 【状況】
> 当社は約200名規模の会社で、退職金制度は確定給付企業年金(規約型)を採用しております。
>
> 退職するのは若手が多く、途中退職による脱退一時金の事例しか社内に蓄積されていない状況です。
>
> そんな中、年度末に定年退職する方がおり、会社として初めて、定年退職者向けの退職金の支給についての説明を行いました。
>
> 説明した内容は、
> ①退職金の受給方法が「一時金」と「年金」の2パターンあること。
> ②一時金と年金のそれぞれの支給金額
> ③支給時期
> ④税務上の取扱い
>
> の上記4点です。
>
> ④については、私の勉強不足もあり事細かなところまでお伝えすることができず、
> 以下の説明に留まっておりました。
> ・一時金で受給する場合は、退職所得控除の金額内に収まっているので税金はかからない。
> ・年金で受給する場合は、雑所得に該当するため所得税と住民税がかかり、
> 源泉徴収されるので確定申告が必要。
>
> このような説明をしたうえで一時金か年金かを選んでいただくようお願いいたしました。
>
> 先日、定年退職する方から受給方法についての回答や必要書類を提出いただきましたが、
> その際に、「人事として、一時金と年金とでどちらが得なのか詳細を説明すべき、税金も計算して明示すべき。」とのご指摘をいただきました。
>
> その方のご指摘はごもっともとは思いますが、「こっちの方が税金がかからなくて得ですよ」だなんて人事が言えることではないのでは?と漠然と感じました。
> 私は社労士でもなければ税理士でもないですし、同僚・上司も退職金に疎いので
> 税金の計算はミスするリスクが高すぎて現実的ではないと思っています。
>
> DB年金の総幹事会社に税金関連の資料を請求するも、
> 詳細は書いておらず・・・
>
> 皆さんの会社では退職金の税金関連の説明をどの程度行っていますか?

Re: 退職金の税金説明について

最終更新日:2016年02月23日 14:11

hitokoto2008 様

返信が遅くなり申し訳ございません。
ご回答ありがとうございます。

転職して今の会社に入社しましたが、小さい会社だからなのか様々なことを聞いてくる社員が多くてカルチャーショックの連続です。笑

退職金の受け取り方法について、損得までは示す必要はないですよね。

今回退職される方にも、「雑所得にあたる金額は○○円で、所得税はこの計算式で計算しますよ~基礎控除や配偶者控除の金額は○○円ですよ~」と税金計算に必要な材料は社会保険料以外をお渡ししました。
退職金の説明の場では、「詳細な税金計算はリスクが高くてできません」とお伝えしたら、「個人的に懇意にしている税理士がいるから相談してみる」とのことで特に問題なく終わったのですが・・・
「所得税・住民税・社会保険料も計算して、具体的な手取り額まで教えてくれないと素人には判断できない。俺は相談できる税理士がいるからよかったものの今後どうするつもりだ!」と後日怒られてしまいました。泣

その方の言うこともごもっともだな~と一瞬思ったりもしましたが、損得を教えるために人事が税金計算するのも何か違和感があるな・・・との考えに至り今回質問させていただいた次第です。

確定申告書を使っての説明はわかりやすそうですね!
次回説明時にさっそく使ってみます。

不満の声が高まればライフプランセミナーの開催や、会社の顧問税理士への相談を考えてみようと思います。

私自身も退職後の税金については勉強して知識を増やしていきたいと思います。

ご回答いただき、ありがとうございました。

> 会社さんの規模によっても対応は違うと思いますが…
> まあ~最低限「退職のしおり…」とか作って、何らかの説明は行っていると思います。
> 税金関係については、計算上の税額は提示できますが、「どちらが得か…」までは説明する義務はないと思いますね。
> 後日「得した…損した…」と言われるのも嫌ですから(笑)
> 方法論として、税金の計算式やモデルケースを提示して税金計算まで記載するか…
> くらいかな?と思います。
> ただ、対象者が多数だと面倒です(笑)
>
> 私のところは人数が少ないので、日常からよく私のところへ質問が来ていました(笑)
> 奥さんが働くようになったが…どういう働き方が良いのか…扶養に入れたら…
> 得になる方法は?…
> 下手すれば、身内の人間の勤め先の労務問題まで問い合せてくる…
> 「しかたがねぇなぁ…」と思いつつも、「そんなことは仕事でないから、聞くな!」とは言ったことがありません(笑)
>
> 退職一時金の税金計算は簡単です。年金のほうは当社にはないので…
> ただ、雑所得までわかっているなら、公的年金収入の計算と同じはず。
> 後は、毎年の年金額がいくらになるかだけですね(支給額に毎年変動があるのかどうかによっても違うが…)
> 年齢によって、別の年金収入も増えれば、退職年金と合算して所得を計算。
> 源泉されていれば、それを含めて計算すればいいだけ。
> 確定申告用紙のコピーでも使って、具体的なモデル計算方法も提示すればいいと思います。
> どちらが得かという問題ですが…
> 退職後、1~3年で死んでしまうと仮定して、そこまでの損得くらいでよいのでは(笑)
> 「俺は(私は)もっと長く生きます!」という人たちには、その後は自分で計算させればいいと思います(笑)
> 所得税、住民税や社会保険料まで計算させるなら、相当の手間が発生しますので、やはり有料かな(爆笑)
>
>
>
> > 初めまして。
> >
> > 皆さんの会社ではどのような対応をされているのかお聞きしたく、
> > 書き込みさせていただきます。
> >
> > 【質問】
> > 退職金の案内をする際に、会社は退職金にまつわる税金の説明を
> > どの程度までするべきか?
> >
> > 【状況】
> > 当社は約200名規模の会社で、退職金制度は確定給付企業年金(規約型)を採用しております。
> >
> > 退職するのは若手が多く、途中退職による脱退一時金の事例しか社内に蓄積されていない状況です。
> >
> > そんな中、年度末に定年退職する方がおり、会社として初めて、定年退職者向けの退職金の支給についての説明を行いました。
> >
> > 説明した内容は、
> > ①退職金の受給方法が「一時金」と「年金」の2パターンあること。
> > ②一時金と年金のそれぞれの支給金額
> > ③支給時期
> > ④税務上の取扱い
> >
> > の上記4点です。
> >
> > ④については、私の勉強不足もあり事細かなところまでお伝えすることができず、
> > 以下の説明に留まっておりました。
> > ・一時金で受給する場合は、退職所得控除の金額内に収まっているので税金はかからない。
> > ・年金で受給する場合は、雑所得に該当するため所得税と住民税がかかり、
> > 源泉徴収されるので確定申告が必要。
> >
> > このような説明をしたうえで一時金か年金かを選んでいただくようお願いいたしました。
> >
> > 先日、定年退職する方から受給方法についての回答や必要書類を提出いただきましたが、
> > その際に、「人事として、一時金と年金とでどちらが得なのか詳細を説明すべき、税金も計算して明示すべき。」とのご指摘をいただきました。
> >
> > その方のご指摘はごもっともとは思いますが、「こっちの方が税金がかからなくて得ですよ」だなんて人事が言えることではないのでは?と漠然と感じました。
> > 私は社労士でもなければ税理士でもないですし、同僚・上司も退職金に疎いので
> > 税金の計算はミスするリスクが高すぎて現実的ではないと思っています。
> >
> > DB年金の総幹事会社に税金関連の資料を請求するも、
> > 詳細は書いておらず・・・
> >
> > 皆さんの会社では退職金の税金関連の説明をどの程度行っていますか?

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