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総務の給湯室

総務担当者同士の給湯室的空間!「みんなの会社ではどうしてる?」など・・・ご自由に!

昇給に伴い手取りが少なくなった

著者 中小企業の何でも屋 さん

最終更新日:2019年05月30日 14:33

初めて投稿します。

とある社員から、「昇給したのはいいけれど、手取りが少なくなってしまった。そういうことはあるのか?」との質問(意見)がありました。
ここに集う方は当然ご存知とは思いますが、答えは「yes」ですよね。
社会保険の等級、雇用保険、また翌年には住民税など控除額が増えるので。
その方には、その旨説明したのですが、「手取り額=自分への評価」と思い込まれていているようでしたので、「自分への評価=支給額」であることを合わせて説明しました。それもあまり納得していないようでした。

また、「社長が社員の手取り額を把握していないのはおかしい」とのことでした。

社員30名弱の会社ですので、昇給や賞与の評価は、社長一人で行っております。そこで出た金額を自分が給与計算をしているのですが、とはいえ、社長がそこまで把握する必要があるのでしょうか。

とても親切な会社ならば、保険料の等級を気にして昇給額の調整をされているかもしれませんが、そこまでする必要があるのでしょうか。それで昇給額が少なくなってもいいのでしょうか。
去年の手取り額を気にして、昇給額を決めなくてはいけないものでしょうか。

おそらくその方はご自分への評価(昇給額)が仕事量に見合っていないという不満があるのだと思います。弊社は年1回4月に昇給ですが、「(年に)もう1回昇給する機会を設けてほしい」ともおっしゃったようです。(これは自分に向けられた言葉ではありません)

自分の考えとしては、昨年までの会社の業績と本人の働きを合わせて、年1回の昇給と考え、それ以上の評価は賞与で行う。と思っております。

相談する相手もおらず、ここに相談させてもらいました。皆さんでしたらどのような対処、お考えを持ちますでしょうか。ご意見、ご指導等よろしくお願いいたします。

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Re: 昇給に伴い手取りが少なくなった

著者 ぴぃちん さん

最終更新日:2019年05月31日 09:53

おはようございます。

いろいろな方がいるのですね。

> その方には、その旨説明したのですが、「手取り額=自分への評価」と思い込まれていているようでしたので、「自分への評価=支給額」であることを合わせて説明しました。それもあまり納得していないようでした。

結果的に、現在の自身の評価が給与と見合っていない、とお考えなのでしょう。
それで、納得していただけるのか、会社が昇給等をもって対応するのかについての、会社側の考え方は会社で判断することであると覆います。


> 社員30名弱の会社ですので、昇給や賞与の評価は、社長一人で行っております。そこで出た金額を自分が給与計算をしているのですが、とはいえ、社長がそこまで把握する必要があるのでしょうか。

社長が賃金を決定しているのであれば、交通費等は別にして基本給等は覚えていなくても把握はしている会社ではないのでしょうか。

まあ社長さんが、必ず従業員の給与を把握していなければならないということはありませんけどね。


> とても親切な会社ならば、保険料の等級を気にして昇給額の調整をされているかもしれませんが、そこまでする必要があるのでしょうか。

社会保険料や税金の控除方法の変更、所得税の税率の変更をもって、賃金を変更しなければならないということは一切ありません。


昇給を年何回にするのかは、会社の考え方になります。
雇用契約書にも記載されていると思いますし、就業規則にも記載されていると思います。
昇給が年1回の昇給で不満があるのであれば、そもそも御社に入社しなければよかったのではないか、とも思ってしまいます。

会社が決めたルールが有り、それに違法性がないのであれば、一従業員の希望を叶える必要はないと思います(叶えてあげてもよいですけどね)。

最初にも記載しましたが、現在の自身の評価が給与と見合っていない、と考えているからの部分がありそうに思えます。

Re: 昇給に伴い手取りが少なくなった

著者 pussuma さん

最終更新日:2019年05月31日 13:10

こんにちは。

イチ社員としての気持ちをシンプルに想像してみると、
「貰える給料が少なくなるような昇給って、うちの会社も心がないなぁ」
と感じたんでしょう。

その方が普段から不満を抱かれているのかは置いておくとして、
比較的に身近に社長を感じられていると、
なおさら、そういう気持ちが沸くものかと。

企業サイズが従業員50人を超えると、
社長が一人一人の事を細かに把握することは困難になり、
組織化したり権限委譲する必要が発生するという話を聞きます。
確かに、労務対応でも従業員が50人以上になると衛生委員会が必要になってたりしますし。

となると、30人ぐらいだと、通常のトップであればまだ把握できる範囲であるようにも思えます。

そういう観点から考えると、
制度などで対応する手前でできることとして、
(年昇給1回、インセンティブ=賞与は妥当だと思います)
昇給評価はあるけど実質給与が減ってしまう人に、
社長から本人に一言添えてもらう、が良いようにも思われます。

”把握しているのに、そういう仕打ちかですか!”
と思われる方には難しいかもしれませんが。。。

Re: 昇給に伴い手取りが少なくなった

著者 中小企業の何でも屋 さん

最終更新日:2019年05月31日 13:50

>ぴぃちんさま

読んでいただいて、ありがとうございます。
補足させていただきます。
現在弊社は、昇給は年1回と就業規則、雇用契約書にも謳ってあります。
また社長は、支給額は把握しておりますが、そこから控除される金額、控除された手取り額までは把握しておりません。

「昇給したのに、手取りが少なくなった。手取り額が会社の自分への評価だ」なんて、他の会社で同じようなことを言えば、鼻であしらわれるか、世間知らず。と言われてしまうのがオチではないかと・・・。

ぴぃちんさまがおっしゃるように、自分の仕事量・能力が適正に評価されていないのでは?ということに関するご不満だと思います。確かに仕事は正確、かつ迅速にこなされている方です。(若干協調性がないところもありますが・・・)まぁ、それは抜きにして、自分なんかからすれば、他の社員の方よりも、社長からの評価も高く、昇給幅もあるんですけどね・・・。

賞与も雇用契約書には、「年2回、基本給の2か月分」となっているので、それ以上の評価は得ていますし・・・。

社長は、本来であれば月々の給与でしっかりと昇給はさせてあげたいが、景気不景気が激しい業界なので、給与に関しては慎重論を取っている、その代わり賞与、奨励手当で還元している(行きたい)とおっしゃってます。いくら業績が悪くても(極端に悪くなければ)給与・賞与額を前年よりも下げることをしたことがない。というのが設立以来のポリシーなのです。

そもそも他の社員に方よりも評価は高いですから、ご本人にいかに伝えるか、がポイントになってきそうですね。

ありがとうございました。

Re: 昇給に伴い手取りが少なくなった

著者 中小企業の何でも屋 さん

最終更新日:2019年05月31日 14:17

pussumaさま

読んでいただき、ありがとうございます。

確かに自分も給与計算をする仕事をしてないときには、昇給は年1回なのに、1年間の間で、住民税は上がり、健康保険料、厚生年金は上がり、何で!?結局さがってるじゃん!と思っておりました(笑)何だかんだ言っても、もらう方は手取りが全てですからね・・・。

給与計算の仕事をしていると、その辺のことはわかってきて、現状では仕方のないことなんですよね。

社長は社員の手取り額までは把握していないと思いますが、支給額は把握しているバズです。来年から、控除後の金額を一覧にした表を作ってお渡ししておこうかな、とも思いますが・・・。

業界自体、波があるので、昇給は慎重、ただし賞与(利益が出れば無駄な備品等の購入をせず、期末手当を支給したり)には反映しているんですけどね。一社員としては、そういうものよりも、月々の安定した給与の昇給を望まれているようです・・・。

Re: 昇給に伴い手取りが少なくなった

著者 いつかいり さん

最終更新日:2019年06月01日 12:39

手取り額で要望してくる中途採用者向けに、逆算して支給額を求めるエクセルシートを作って運用してます。

求まった値を検算用に正算(逆算の逆)シートも用意してあり、支給額1円刻み増分していくと、たしかに逆転する減少ゾーンがあるのです。いちおう手取り額を満たす最小支給額で入社いただいてます。

給与計算にたずさわったことのないものいいなのでしょうが、各種社会保険料、源泉所得税に特徴住民税は、納税者の義務を雇用主がかわって実行しているだけで、あたる先をまちがえてるんですけれどね。

質問者さんもエクセル使いこなせる(あるいはそういうかたがはたにおられる)なら、検算されて、逆転してる人は昇給見送りを社長に進言、自衛されるとよろしいのでは。

Re: 昇給に伴い手取りが少なくなった

著者 中小企業の何でも屋 さん

最終更新日:2019年06月03日 13:30

いつかいりさま

読んでいただき、ありがとうございます。

逆算して支給額を求めるエクセルシートですか!しかも1円刻み!その後、いろいろネット検索してみたら、逆算してくれるサイトもあるようですね。

今回意見してきた方は、交通費も高いので保険料の等級も純粋な給与よりも高い等級になってしまうのが、手取りが少なくなってしまう原因かと思います。

社員の方には少しでも多く支給はしたいと思っておりますので、出来る限りこちらで対応していきたいと思っています・・・。

ありがとうございました。

Re: 昇給に伴い手取りが少なくなった

著者 部下なし部長 さん

最終更新日:2019年06月05日 09:50

昇給を見送るというのもなんとなく変な話。
というわけで、弊社では選択型確定拠出年金制度を導入してみました。
これで、自分で税金と社会保険料を算出し、損益分岐点を見つけて運用してもらうという個人で考えてもらうというアイディアです。

Re: 昇給に伴い手取りが少なくなった

著者 中小企業の何でも屋 さん

最終更新日:2019年06月11日 17:13

部下なし部長さん

読んでいただき、ありがとうございます。
社会保険の等級の為に、昇給を調整をするのもおかしいですよね。
そこまで会社がしていいものか。とも思いますし。
確定拠出年金ですか。主人の会社では導入しているようです。
社員の方、面倒がりませんでしょうか。
詳しいことは自分もわからないので、ちょっと勉強してみます。


> 昇給を見送るというのもなんとなく変な話。
> というわけで、弊社では選択型確定拠出年金制度を導入してみました。
> これで、自分で税金と社会保険料を算出し、損益分岐点を見つけて運用してもらうという個人で考えてもらうというアイディアです。"

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