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総務の給湯室

在職老齢年金の廃止

著者 hitokoto2008 さん

最終更新日:2019年06月05日 12:03

70歳までの雇用やら、在職老齢年金の廃止など、サラリーマンにとってはいい迷惑だよな。
現在受給しているものの、在職老齢年金の廃止の中身とその理由がよくわからない…
記事によれば、”一度に廃止すれば巨額な財源が必要となり…”となっているから、その部分は、今まで比例報酬部分の支給だけだった部分を全額支給するということだろうか…
ただ、60歳定年、65歳までの雇用義務化の過程でも労働裁判はかなり存在していた。在職老齢年金が廃止となると、60歳以降の賃金の減額問題は再び俎上に上がるだろう。
そもそも、60歳以降の収入構成を、雇用助成金+在職老齢年金+給与支給に求めていた企業の制度が根本的に崩れてしまう。当初の裁判例でもこれを前提に賃金減額を合法としていたはずだから。
在職老齢年金廃止に代わる負担を企業側に求めてもほぼ不可能だから、実施した時の政権は吹っ飛ぶかもね。



>政府は4日、働いて一定額の収入がある60歳以上の年金を減額する「在職老齢年金制度」を廃止する方向で検討に入った。年金減額により高齢者の就労意欲を損なっていると指摘されているためだ。政府は「人生100年時代」を見据え希望者を70歳まで働けるよう高齢者雇用を進める方針を掲げており、就労を促す狙い。21日をめどにまとめる経済財政運営の指針「骨太方針」原案に明記した。
 政府は今後、廃止の対象や時期など議論を本格化させ、来年の通常国会に関連法改正案を提出したい考えだ。ただ一度に廃止すれば巨額な財源が必要となり、段階的に縮小することを視野に入れる。

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