先月、社長から8月を目途に廃業すると言われました。
「ずっと考えていたが、いろいろ思うところがあり・・」
としか理由は言いませんでしたが、資金的な心配をしているのかと思い、
試算表を理解できない社長に、改めて説明しました。
実際、資金繰りに困っているわけではなく、今後の不安だけなのだろうと、
言葉を選んで、気分を害さないように説明しましたところ、
「あ~。そうだったのか。俺が勘違いしていたんだな。」
そう言って、社長は外出しました。
その後、1か月が経過し、廃業の件はどうなったのか念のため確認すると、
「まだ分からない。早まるかもしれないし、遅くなるかもしれない。」
「仕事を失うのは、俺も同じ。」
「失業保険は出るから心配するな。」
こんな回答でした。
別の社員が聞いた理由は、耳を疑うようなクズでした。
「自由に金を使えないから廃業する」と言ったそうです。
もし、本当にその理由ならば廃業決定でしょう。
廃業となれば、お客様や仕入れ先へのあいさつが必要となるし、
その他の処理が発生します。
また、小さいながら工務店ですので、こんな状況でも、
見積依頼もあり、廃業時期によっては受けられない仕事も出てきます。
社員たちも、廃業となれば次の就職先を探さなくてはなりません。
「仕事を失うのは自分も同じ」という発言も理解できません。
のらりくらりと交わされ、イライラと呆れが混在する気持ちでいます。
自主退職も考えましたが、廃業手続きなんてこんな機会がなければ経験できない。
そんな気持ちもあります。
誰かに相談したくても、継続となった場合を考えると誰にも話せず、
どこかに吐き出したくて、書き込んでしまいました。