産廃業者の現地確認について

排出事業者として産業廃棄物処理の経験があります。ご質問には1つ誤解があるようです。

廃棄物処理業者の優良認定が平成23年4月1日から施行された件のことなら、優良認定と排出事業所の現地確認には何の関係もありません。たとえ委託処理業者が優良事業者であっても排出事業所の現地確認は免除されません。現地確認は法律上においては努力義務ですが、一部自治体においては完全義務化されています。所在地の自治体（県または政令指定都市の環境局）にご確認ください。HPに載っていることが多いです。

優良事業所を選定したときに免除されるのは注意義務です。排出事業者にはマニフェストをA票からE票までトレースして契約書通りの処理がなされているか書類監査をする義務があるのですが、この書類監査は優良事業所を選定することで免除されます。

さて、現地確認の際に処理業者の処分場、処理設備をすべて確認する必要があるか、という本来のご質問ですが、産業廃棄物処理の委託契約書には処理場が必ず記載されており、通常1つもしくは2つに限定されているはずです。そこを確認すれば問題ありません。限定されていなければ全部確認する必要があります。ご参考まで。


> 処理を委託している産業廃棄物処理業者について、現地確認をしないといけない事をしりました。
> 優良事業者の認定がなかったので、確認をしないといけないと思いますが、処分場が複数ある場合全て確認しないといけないのでしょうか。
> どこを確認して良いか分からないので、すみませんが詳しい方がいらっしゃいましたら、ご教示の程お願い致します。
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