労災受給者が退職した場合の失業保険について

こんにちは。
ご質問の方の場合「心身・環境ともに働ける状況にあり、本人に就労の意思があるかどうか」が一番の問題だと思います。
雇用保険は「働けるのに働き口がない方の生活補償」が目的ですので、その方が腰痛で働くのが難しいのならば、失業給付は受給できないと思います。

ただし、労災のほうは、在職時と同じように受給できるのではないかと思います。
労災保険法第１２条の５に、
『補償を受ける権利は、労働者の退職によって変更されることはない』
という定めがありますので、事業主との間に雇用関係がなくなったとしても、支給事由が存在する限りは、保険給付を受けることができることになっていますから・・・。

ご参考になれば幸いです。

まゆり様


早速ありがとうございます。

できれば働かなくて収入を得たいというタイプの人間ですので就労の意思は微妙な所です。

教えていただいたことを伝えた上で再度本人に確認したところ、勘違いだったとのことでした。
（まだ何か企んでいそうでしたが・・・）

とりあえず今回の事はおさまりましたが、とても参考になりました。
こういったことが起こらなければ、気にもしませんでしたのでいい勉強になったと思います。

ありがとうございました。