契約内容を決めるよりも大変？契約書作成時のお悩みまとめ

取引先と業務を行う上で作成をする契約書。業務の内容や金額などに関する条文は経営者の皆さんであれば条文に落とし込むことも日常茶飯事かと思いますが、収入印紙や押印等の細かいルールや覚書の有無についてつまずいてしまうことはないですか？

本記事ではそんな契約書の細かいお悩みについてまとめてみました。

スムーズに契約書を作成する上で必要な知識。ぜひ参考してみてください。

1.請負の契約書、契約金額が変わるので覚書を締結するが収入印紙はいくらになる？

質問日：2022年12月23日
◆質問内容（一部抜粋）

（前略）

請負契約を継続的に受託する契約書を締結しています。
こちらの契約金額について、単価のみ決まっており数量が変動するため
７号文書に該当すると判断し、基本契約書は4000円の課税文書として
取り扱っています。

こちらの契約の単価を半年ごとに改定しておりますので
その都度覚書を取り交わし、7号文書の重要な事項の変更にあたるとし
4000円の印紙を貼付しております。

確認したいのは以下の事項です。
この単価の改定を３ヵ月以内とした場合の印紙税額はいくらなのでしょうか。

上記のとおり、数量が変動するため金額を確定することができません。
2号文書の契約金額が記載されていない文書、にはならないのでしょうか。

（後略）

>質問と返信一覧はこちら
総務の森＜相談の広場＞『7号と2号に該当する基本契約書の覚書に対する印紙額』

2.海外の取引先との契約書。収入印紙は必要？不要？

質問日：2020年12月23日
◆質問内容（一部抜粋）

海外の取引先との請負契約での収入印紙の必要有無について迷っています。

当方で調べたところ、最終的に調印した場所（一方が押印した後、もう一方が押印した場所）が、日本であれば収入印紙が必要で、海外であれば不要と認識しております。
この認識は正しいでしょうか。

また、押印（＝署名）方法として、原本を郵送せずに、「外国との契約実務でときどき見られるサイン（署名）した契約書あるいは署名欄の部分だけをファックスやPDFでやりとりし、契約の締結とする方法」の場合、電子データでの締結となり、印紙不要でしょうか？
それとも、日本側でサインした分について印紙は必要でしょうか？

（後略）

>質問と返信一覧はこちら
総務の森＜相談の広場＞『海外の取引先との契約書の印紙について』

3.合併前にそれぞれが同じ取引先と契約書を締結していた。合併後、この契約書はどう処理する？

質問日：2022年06月21日
◆質問内容（一部抜粋）

（前略）

A社とB社の合併後は、契約は存続会社A社にそのまま承継されると思いますが、
同じ業界のA・B2社が合併したため、取引先がかぶっており、同じ取引先C社との取引基本契約書が２つ存在しています。またごくわずかですが内容が微妙に異なっていて、B社の契約書には一部除外項目を規定する覚書があります。
この場合、取引基本契約書と覚書はどういう扱いになるでしょうか。

・取引基本契約書はどちらを継続させるのか
・継続させない契約書についてはなにか手続きが必要か
・消滅するB社が結んでいた除外項目の覚書についてはどうなるのか

（後略）

>質問と返信一覧はこちら
総務の森＜相談の広場＞『合併後に同様の契約書が２つになる場合の扱い』

4.代表取締役の名前は記載されていないが認印だけ押されている契約書。これって有効？

質問日：2023年06月23日
◆質問内容（一部抜粋）

（前略）

先方と契約書を交わすのに、押印箇所を確認したところ下記の3点のみが記載＆押印されておりました。

・先方の住所
・企業名
・認印（代表取締役の印）

この状態ですと代表取締役の方がどなたかは契約書上では明確にわからないのですが、
この状態で締結をしてしまっても問題ないのでしょうか。

もし、後々代表者が誰だかわからないから無効等とされてしまうリスクがあるのであればと思いご相談です。

（後略）

>質問と返信一覧はこちら
総務の森＜相談の広場＞ 『契約書押印欄　先方企業の代表者名無記入について』

5.まだまだあった！契約書に関するお悩みまとめ

仕事をするにあたり欠かすことのできない「契約書」。
しかしながら…契約書締結に向けて細かなことが分からず、締結まで苦戦しているという声も少なくありません。

収入印紙の問題や電子契約に関連するお悩みなど皆さんの周りでもいつか起きるかもしれない問題。
ぜひ参考にしてみてください。

>詳しくはこちら
経営ノウハウの泉『【企業運営での基本ルール！】契約書にまつわるお悩みまとめ』

最後に〜相談の広場ご紹介〜

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調べても分からなかったことを質問や相談をしたり、専門家が執筆しているコラムを参考にしたりして、今抱えている疑問や問題を解決していく場を提供しておりますので、ぜひご参考にしてください。

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