2019年11月、「Emotet」と呼ばれるウイルスへの感染誘導を狙った攻撃メールが、国内の組織へ広く着信していると報道されました。「Emotet」はメールの添付ファイルやリンクから感染し、Outlookなどのメールアカウント情報やWebブラウザ上の認証情報などを窃取することがあります。このマルウェアは発現から、活動が下火になり、忘れたころに襲来するという動きを繰り返していますが、2020年12月にもクリスマスなどのイベントに合わせて活発化する恐れがあるとして、注意喚起がなされました。
このように、ウィルス感染は日常的に起こっています。会社のシステムがウイルスに感染した場合、次のような事態が発生することが考えられます。
1.各種業務がストップする。
2.他社に迷惑をかけることになる。
3.復旧にかかる時間や経費の浪費。
4.会社の信用力が落ちる。
5.損害賠償などを請求される可能性が発生する。
結果として売上も減少するでしょう。一応の対策は取っていても、100%の安全確保というのはありえません。
このペーパーでは感染に備え、被害を最小限に食い止めるための手順をご紹介しています。