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「キャッシュ残高」とは?

著者 insight さん

最終更新日:2011年01月27日 10:27

会社で経理兼秘書をしております。
税理士の方から、『キャッシュ残高を知らせて欲しい』と連絡がありました。
『キャッシュ残高』とは何のことですか?
※当社は現金小口現金は設けていないため、現金の残高ではないようです。

宜しくお願いします。

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Re: 「キャッシュ残高」とは?

ご質問では、手元現金残高なのか、キャッシュフォローなのかで、異なる場合もあります。

手元資金残高はその名のとおり、金庫に保管している現金、銀行に預けている預金などの合計で、いまいくらお金があるのかという「残高」の概念です。ただ、定期預金担保に入れていたりすればそれは自由に使えるお金ではないので手元資金残高に含めないという考え方もあります。

一方、フリーキャッシュフローとは、企業が1年間経済活動を営んだ結果、いくらの貯金が増えたか?という「増減」の概念です。

しかも火災で工場が燃えちゃったとかそういう例外的な収支を除いた、正常な状態における増減です。

手元資金残高がいくら潤沢でもフリーキャッシュフローがマイナスだったりすればその企業は長期的な視点からは問題のある企業ということになるか、積極的に設備投資にお金を投じている前向きな企業ということになるでしょう。

いろいろ小難しい式が出てきますが要は営業収入-営業支出-設備投資支出(機械を買うとか)です。

現金売上だけなら営業収入=売上高ですが通常は掛売が多いので売上高売上債権の増減を調整して営業収入を導いたりします。

会社の経営状況を判断する上にも現預金残高ではなく、フリーキャッシュがどれほど潤沢かをみるべきでしょうね

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