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グループ会社間での取引について

著者 kazamayuu さん

最終更新日:2014年12月06日 15:59

ちょっと困っていることがあるので、ご相談に乗ってください。

A社が、同じグループ会社のB社に5,000万円の商品αを販売することになり、売買契約の直前まで来ました。
そのとき、B社の今回の取引とは直接関係の無い他の部署が、A社が取り扱う別の商品βを購入したい、という話を持ちかけてきました。ただ、標準価格100万円であるβを、1万円で販売してほしいという条件だったため、A社の担当者は通常、第三者企業に販売する際の値引き額を大幅に超えている上、明らかな原価割れとなるので、断ろうとしました。その途端、B社の担当者から、暗に5,000万円の取引を見直す旨をほのめかされてしまい、A社の担当者は上司の判断を仰ぎ、商品βを1万円で販売することにしました。
なお、商品αとβの販売額を足せば、A社の利益は確保出来ています。

この場合、なにか法的に問題になることはありますでしょうか。

利益供与を指摘される危険性等考え、色々調べたのですが、判断がつきませんでした。
社内で波風立てることも出来ず、ここでご相談させていただく次第です。
ご教授いただければ幸いです。

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Re: グループ会社間での取引について

著者hitokoto2008さん

2014年12月06日 19:51

やはり、関連会社間での寄付行為として問題になるのでは?
まず、値引き額が大き過ぎるでしょう。
5000万円の商品αを4900万円にしてでも、商品βを100万円に近い金額で販売すべきだと思いますよ。
トータルではプラスになるだろうという考え方は、別々な関連性のない取引でなく、一取引においてαとβ商品に関連性があるような場合だけだと思います。
例えば、α商品に付随するβ部品みたいなものですね。それなら、言い訳もたちそうです。
A社、B社、グループの親会社C社、どこか一か所でも不明朗な取引が見つかれば、税務調査でグループ内の内部取引を全部調べられる可能性があります。
見つからなければ別ですが。
経理等、税務関係に携わる部署に確認したほうがよいと思いますね。
私のところでは、駐車場の開いているスペースでさえグループ間で賃貸借契約を交わします。
税務当局に指摘されるという理由からです。


> ちょっと困っていることがあるので、ご相談に乗ってください。
>
> A社が、同じグループ会社のB社に5,000万円の商品αを販売することになり、売買契約の直前まで来ました。
> そのとき、B社の今回の取引とは直接関係の無い他の部署が、A社が取り扱う別の商品βを購入したい、という話を持ちかけてきました。ただ、標準価格100万円であるβを、1万円で販売してほしいという条件だったため、A社の担当者は通常、第三者企業に販売する際の値引き額を大幅に超えている上、明らかな原価割れとなるので、断ろうとしました。その途端、B社の担当者から、暗に5,000万円の取引を見直す旨をほのめかされてしまい、A社の担当者は上司の判断を仰ぎ、商品βを1万円で販売することにしました。
> なお、商品αとβの販売額を足せば、A社の利益は確保出来ています。
>
> この場合、なにか法的に問題になることはありますでしょうか。
>
> 利益供与を指摘される危険性等考え、色々調べたのですが、判断がつきませんでした。
> 社内で波風立てることも出来ず、ここでご相談させていただく次第です。
> ご教授いただければ幸いです。

Re: グループ会社間での取引について

著者kazamayuuさん

2014年12月06日 21:42

hitokoto2008様

早速のご回答ありがとうございました。
やはり寄付行為と見なされるリスクがあるということですね。
関連部署に相談の上、早急に対処いたします。
大変助かりました。

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