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「以下の通り」と「次の通り」の使い分け

最終更新日:2013年04月15日 10:15

契約書等を作成する際、「以下の通り」や「次の通り」という表現が必要になることがありますが、
この「以下」と「次」はどちらが上位にあたるのでしょうか。
上位、下位という表現で上手く伝われば幸いです。

(例)
---
甲と乙は○○について「以下の通り・次の通り」合意する。
1.○○については「以下の通り・次の通り」とする。
(1)*****
(2)*****
(3)*****
2.○○については「以下の通り・次の通り」とする。
(1)*****
(2)*****
---

別の例で言えば、「又は」と「若しくは」では「又は」の方が上位で「若しくは」は下位となるように、
「以下の通り」と「次の通り」にも同じような関係がある気がしますが、明確な解説が見当たらず、
悩んでおります。

ご存じの方、いらっしゃいましたらご教示ください。お願い致します。

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Re: 「以下の通り」と「次の通り」の使い分け

著者トライトンさん

2013年04月16日 16:38

実は契約書を作成する際、「次の通り」か「以下の通り」か迷うことが度々あります。
文字通り「次」はその文言の次(すぐ下)にくる場合、「以下」は次だけでなく、
その文言より後(複数)、というように個人的に解釈しています。
ただ、ご質問を機に色々契約書を見ると明確に使い分けられてはいないようです。
新日本法規の会社契約書式集でいくつかの雛型を見たら次のように(以下のように?)
なっていました。参考になるかわかりませんが。

契約書冒頭部)
A(以下甲という)とB(以下乙という)は、甲乙間で次の通り契約を締結する。
第1条 甲はXXを次条以下の約条により乙に売り渡し、乙はこれを買い付ける。
   (第2条以下省略)

Re: 「以下の通り」と「次の通り」の使い分け

トライトン様

面倒な質問へのご回答感謝致します。

基本的に、明確な使い分けはされていないのですね。

> 「次」はその文言の次(すぐ下)にくる場合
> 「以下」は次だけでなく、その文言より後(複数)

という解釈はとても納得のいくもので、私も今後は意識してみたいと思います。

ありがとうございました。

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