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税務管理

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資産計上の定義について

著者 ダイコン さん

最終更新日:2017年07月27日 22:38

親会社が設備を購入し、海外子会社の為に売却する際の経理処理について質問いたします。親会社は新規設備を購入し、一切使用せずに取得価額に利益を乗せて、海外子会社へ売却します。
この場合、親会社は設備をいったん資産計上して、売却時に固定資産売却益として処理するのでしょうか。それとも、親会社では使用していない為、仕入として処理し、売却時は売上として計上するのでしょうか。
(仕入れ税額控除を受ける為、立替金での処理はしません)

設備の売買は本業ではありませんが、子会社への設備の売却はよく行われます。やはり自社で使用する目的でない・売却を目的とする設備は、資産計上してはいけないのでしょうか。
資産計上すれば償却資産税がかかる場合があることは承知しております)

自社で使用しない設備は資産計上してはいけないなど、資産計上の条件などがあるようでしたら、教えて頂ければと思います。
また、本業でなくともそのような売買は、仕入・売上で計上するのだという参考資料などありましたら教えて頂きたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

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Re: 資産計上の定義について

著者もょもとさん

2017年07月28日 10:22

 建設仮勘定を使用することになると思います。

 設備の形態や状態によっても違ってきますが、設備というからには使用に供するためには、設置工事が必要なのではないかと思います。
 こういう機械設備は実際に使用できる状態になって初めて償却資産に計上され、それまでは償却資産には含めず、建設仮勘定となります。

 使用するしないに関わらず、いつでも使用に供することができる状態であれば、機械装置とされ、償却資産に計上されます。

 対象の設備と同様の設備を親会社が保有しており、この設備の代替機として待機されることが考えられる場合、補修用部品と認定される場合もあります。
 この場合は貯蔵品として、棚卸資産に計上されます。

 設備品の状態によって、判断が分かれるため、難しいところです。

 最終的には決算時に税理士さんが判断することになりますので、担当の税理士さんにご確認下さい。


> 親会社が設備を購入し、海外子会社の為に売却する際の経理処理について質問いたします。親会社は新規設備を購入し、一切使用せずに取得価額に利益を乗せて、海外子会社へ売却します。
> この場合、親会社は設備をいったん資産計上して、売却時に固定資産売却益として処理するのでしょうか。それとも、親会社では使用していない為、仕入として処理し、売却時は売上として計上するのでしょうか。
> (仕入れ税額控除を受ける為、立替金での処理はしません)
>
> 設備の売買は本業ではありませんが、子会社への設備の売却はよく行われます。やはり自社で使用する目的でない・売却を目的とする設備は、資産計上してはいけないのでしょうか。
> (資産計上すれば償却資産税がかかる場合があることは承知しております)
>
> 自社で使用しない設備は資産計上してはいけないなど、資産計上の条件などがあるようでしたら、教えて頂ければと思います。
> また、本業でなくともそのような売買は、仕入・売上で計上するのだという参考資料などありましたら教えて頂きたいと思います。
>
> どうぞよろしくお願いいたします。
>

Re: 資産計上の定義について

著者ダイコンさん

2017年07月28日 19:32

早速のご返信、ありがとうございます。
設置工事をしていなければ建設仮勘定で処理することも可能であり、仕入れ税額控除も設備の取得時に行えるということですね。

売却時の仕訳としては、

未収入金 / 建設仮勘定
     / 固定資産売却益

このような形になるのでしょうか。

Re: 資産計上の定義について

著者もょもとさん

2017年07月28日 19:53

基本的にはその形になると思います。
購入時も売却時も税込計上です。
輸出になりますから、後から仮受消費税分の還付を申請しましょう。

> 早速のご返信、ありがとうございます。
> 設置工事をしていなければ建設仮勘定で処理することも可能であり、仕入れ税額控除も設備の取得時に行えるということですね。
>
> 売却時の仕訳としては、
>
> 未収入金 / 建設仮勘定
>      / 固定資産売却益
>
> このような形になるのでしょうか。

Re: 資産計上の定義について

著者ダイコンさん

2017年07月30日 10:21

設備 100万円(税込:108万円)
売却価格 120万円

> 購入時も売却時も税込計上です。

(購入時) 建設仮勘定 100万円 / 現金 108万円
      仮払消費税   8万円

(売却時) 未収入金  120万円 / 建設仮勘定   100万円
                    / 固定資産売却益 20万円

このような形になるのではないでしょうか。

Re: 資産計上の定義について

著者tonさん

2017年07月30日 10:52

> 設備 100万円(税込:108万円)
> 売却価格 120万円
>
> > 購入時も売却時も税込計上です。
>
> (購入時) 建設仮勘定 100万円 / 現金 108万円
>       仮払消費税   8万円
>
> (売却時) 未収入金  120万円 / 建設仮勘定   100万円
>                     / 固定資産売却益 20万円
>
> このような形になるのではないでしょうか。


おはようございます。横からですが。。。
建設仮勘定相殺されて残るのは
未収金 / 預金 だけですね。
売上科目や雑収入科目という収入処理がされないのは問題ないのでしょうか?
収入が発生しない未収金だけが残ることが少し気になります。
とりあえず。

Re: 資産計上の定義について

著者もょもとさん

2017年07月31日 09:13

> 設備 100万円(税込:108万円)
> 売却価格 120万円
>
> > 購入時も売却時も税込計上です。
>
> (購入時) 建設仮勘定 100万円 / 現金 108万円
>       仮払消費税   8万円
>
> (売却時) 未収入金  120万円 / 建設仮勘定   100万円
>                     / 固定資産売却益 20万円
>
> このような形になるのではないでしょうか。

パー璧(ぺき)です。

んで、後から
>       仮払消費税   8万円
の還付手続きをします。

手続き手順は・・・・忘れました。
輸出前に必要書類などを税務署に確認しておきましょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーー
私の回答に誤りがありましたので、訂正します。

売却時は税込みではなくて、無税計上です。
還付手続きは仮受消費税ではなく、仮払消費税です。

紛らわしい回答をして申し訳ありません。
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