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株式分割後の保有株数にかかる記載方法について

著者 しょっく さん

最終更新日:2025年04月23日 15:01

前期末時点で5,100株保有していた株式があるのですが、今期の株主総会にて株式分割の発表が行われ、保有株数が10,200株となりました。

この場合、勘定科目内訳書に記載する株式の数量は増加後の10,200株で記載しても大丈夫でしょうか。
また、金額は変わらないかと思いますが、その他項目の異動年月日・事由などの記載も必要となりますでしょうか。

どなたかご回答をよろしくお願いいたします。

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Re: 株式分割後の保有株数にかかる記載方法について

著者うみのこさん

2025年04月24日 10:35

実際の当期末の残高を記入することになります。
当期末において、数量は10,200となっているので、そのように記載せねばなりません。
期中の増減として、数量が増えていますのでその記載も必要です。
異動事由としては、そのまま「株式分割に伴う取得」等でいいのではないでしょうか。

Re: 株式分割後の保有株数にかかる記載方法について

著者しょっくさん

2025年04月24日 10:52

> 実際の当期末の残高を記入することになります。
> 当期末において、数量は10,200となっているので、そのように記載せねばなりません。
> 期中の増減として、数量が増えていますのでその記載も必要です。
> 異動事由としては、そのまま「株式分割に伴う取得」等でいいのではないでしょうか。

やはり記載は必要なんですね。
ありがとうございます。

Re: 株式分割後の保有株数にかかる記載方法について

著者Srspecialistさん

2025年04月24日 11:03

> 前期末時点で5,100株保有していた株式があるのですが、今期の株主総会にて株式分割の発表が行われ、保有株数が10,200株となりました。
>
> この場合、勘定科目内訳書に記載する株式の数量は増加後の10,200株で記載しても大丈夫でしょうか。
> また、金額は変わらないかと思いますが、その他項目の異動年月日・事由などの記載も必要となりますでしょうか。
>
> どなたかご回答をよろしくお願いいたします。

基本的には、以下の点を踏まえて記載することが求められます。

1. 期末残高の記載
 期末の実際の保有数量が10,200株であるので、その数値をそのまま記入する必要があります。帳簿上も実際の保有株数が反映されることが重要です。

2. 期中の増減の記載
 株式分割によって、期中に株数が増加した場合は、その増加分も必ず明示する必要があります。具体的には、分割前の株数や分割比率などと合わせて、期中の変動が分かるように記録することで、後からの照合が容易になります。

3. 異動事由の表現について
 株式分割による株数の調整は、実質的には「無償での株数増加」(つまり取得や買付けを伴わない)のため、取引理由としては「株式分割に伴う取得」も現場では用いられることがあります。ただし、内部の記録規程や会計基準によっては、単に「株式分割」「株式分割による無償割当」や「株式分割に伴う増加」といった表現が求められる場合もあります。
 
 したがって、現状の記載方法(異動事由に「株式分割に伴う取得」と記載すること)は一般的には問題ありませんが、もし社内や顧問税理士などの指導で、より明確な表現(例えば「株式分割による無償割当」)が指定されている場合は、そのルールに従う必要があります。

まとめると、
・期末残高は実際の株数10,200株とする。
・期中の株数の増加があった旨も明記する。
・異動事由として「株式分割に伴う取得」と記載しても一般的には問題ありませんが、会社の内部規定に合わせた表現が望ましい。

この点については、具体的な取引の経緯や内部の記録方法(仕訳ルール等)によって微調整が必要となる場合がありますので、今一度社内の会計基準や顧問税理士と確認されるとよいでしょう。



さらに、実務上は株式分割の場合の仕訳や帳簿記載について、前回の例や関連する内部マニュアルを参照し、過去の事例との一貫性を保つことが重要です。また、株式分割に伴う取得金額や減価償却の扱い(※株式の場合は通常、取得原価は引き継がれるのみですが)がある場合は、その点についても整理しておくと、将来的な監査対応などでのトラブルが回避されます。

Re: 株式分割後の保有株数にかかる記載方法について

著者しょっくさん

2025年04月24日 16:35

> > 前期末時点で5,100株保有していた株式があるのですが、今期の株主総会にて株式分割の発表が行われ、保有株数が10,200株となりました。
> >
> > この場合、勘定科目内訳書に記載する株式の数量は増加後の10,200株で記載しても大丈夫でしょうか。
> > また、金額は変わらないかと思いますが、その他項目の異動年月日・事由などの記載も必要となりますでしょうか。
> >
> > どなたかご回答をよろしくお願いいたします。
>
> 基本的には、以下の点を踏まえて記載することが求められます。
>
> 1. 期末残高の記載
>  期末の実際の保有数量が10,200株であるので、その数値をそのまま記入する必要があります。帳簿上も実際の保有株数が反映されることが重要です。
>
> 2. 期中の増減の記載
>  株式分割によって、期中に株数が増加した場合は、その増加分も必ず明示する必要があります。具体的には、分割前の株数や分割比率などと合わせて、期中の変動が分かるように記録することで、後からの照合が容易になります。
>
> 3. 異動事由の表現について
>  株式分割による株数の調整は、実質的には「無償での株数増加」(つまり取得や買付けを伴わない)のため、取引理由としては「株式分割に伴う取得」も現場では用いられることがあります。ただし、内部の記録規程や会計基準によっては、単に「株式分割」「株式分割による無償割当」や「株式分割に伴う増加」といった表現が求められる場合もあります。
>  
>  したがって、現状の記載方法(異動事由に「株式分割に伴う取得」と記載すること)は一般的には問題ありませんが、もし社内や顧問税理士などの指導で、より明確な表現(例えば「株式分割による無償割当」)が指定されている場合は、そのルールに従う必要があります。
>
> まとめると、
> ・期末残高は実際の株数10,200株とする。
> ・期中の株数の増加があった旨も明記する。
> ・異動事由として「株式分割に伴う取得」と記載しても一般的には問題ありませんが、会社の内部規定に合わせた表現が望ましい。
>
> この点については、具体的な取引の経緯や内部の記録方法(仕訳ルール等)によって微調整が必要となる場合がありますので、今一度社内の会計基準や顧問税理士と確認されるとよいでしょう。
>
>
>
> さらに、実務上は株式分割の場合の仕訳や帳簿記載について、前回の例や関連する内部マニュアルを参照し、過去の事例との一貫性を保つことが重要です。また、株式分割に伴う取得金額や減価償却の扱い(※株式の場合は通常、取得原価は引き継がれるのみですが)がある場合は、その点についても整理しておくと、将来的な監査対応などでのトラブルが回避されます。

とても具体的な回答ありがとうございます。
まず増加していることの記載は必要で、異動事由も慎重に考えるべきということですね。

これまでの決算を振り返ってみても同様の事案は中々見つからなかったもので、、
顧問税理士の方も、時期が時期なだけに忙しいこともありまして。

大変助かりました。
お二方ともありがとうございました。

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