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総務の給湯室

総務担当者同士の給湯室的空間!「みんなの会社ではどうしてる?」など・・・ご自由に!

患者の私物PC持ち込みに関する規定について

著者 scuderia さん

最終更新日:2010年11月04日 14:00

はじめまして。医療機関担当者のものです。
入院される患者様の私物PCの持ち込みについて、今後院内でルールを作成していきたいと考えております。
現在当院では、各患者のベッドサイドにTVとVODが一体化したシステムが導入されており、当該システムからネット接続が可能(画面からタッチパネルで視聴可能)ですが、患者自身の私物PCが持ち込みされた際の使用(ネット接続を含む)に関して、参考になる規定(案)等などがあれば教えていただきたいと思います。
もちろん最終的には当院での方針次第ということかと思いますが、その方針を決めていく際に、セキュリティやその他の面で参考になる知識を得ておきたいと思っております。
以下に知っておきたい事項を示します。
①PCの持ち込み自体の可否について
②電気代の請求について
③ネット接続方式について(無線・有線等)
④機器類の貸出等について(周辺機器を含む)
⑤使用可能時間帯について
⑥盗難等の際の責任の所在について
⑦PCが発する電磁波が医療機器や人体に及ぼす影響について
⑧情報流出の危険性について(セキュリティ全般)

以上です。項目が多く申し訳ありません。何卒よろしくお願いいたします。

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Re: 患者の私物PC持ち込みに関する規定について

著者 正直しんどい さん

最終更新日:2010年11月04日 15:17

こんにちは、お疲れ様でございます。私は電気メーカー勤務ですのでまったくの異業種、もしかしたらご参考になるかいなか不安ですが、申しあげます。

> ①PCの持ち込み自体の可否について

当社では、事業所次第ですが、特に情報系業務を扱う拠点では私物のPC、情報媒体は持ち込み禁止、持ち出しも厳重にチェックします。荷物検査もあります。そうでない拠点では、そこまで厳格なことはしませんが、私物PCを社内のLANに接続することは厳禁です。USBメモリなど、いわゆる可変媒体を使用するには、予め会社への届出が必要です。
医療機関は個人情報が大量にある場所ですから、本来であれば持ち込みは望ましくないと思います。なにかの情報をメールで送信されたりしたら、医療機関側の情報管理体制を問われることになる可能性が否定できないのでは。
そこで、場所を限定して使用を認める(1階のフロアーの区切られた1箇所でだけ使用可能とする、など)ということはお考えになってよいのではないか、と思います。

> ②電気代の請求について

もちろん請求が原則と思われます。ただ、1回の利用が仮に短時間であれば、おそらく幾ら分を使用したか積算が困難かも知れません。利用場所を限定して使用を許可し、その場所の利用料金を1回いくら、何時間まで、などとして料金を徴収してはいかがでしょうか。

> ③ネット接続方式について(無線・有線等)
有線にされるのでしたら、言うまでもなく、医療機関が保有されるLANと厳格に分けて、外部の公衆通信網から直接ひかれるべきでしょうね。その意味では上述の限定した利用場所にのみつなぐ口がある、というのがいいのではないでしょうか。
無線にされるとしたら、上記の一定の場所にアクセスポイントを設ける、などが必要になるでしょう。


> ④機器類の貸出等について(周辺機器を含む)

プリンターは上記の場所に設置すればいいでしょう。LANケーブルの貸し出しは必要かも知れません。安価なものですから問題ないでしょう。他の周辺機器、たとえば磁気記憶媒体などは貸し出しをしない、という方が無難ではないでしょうか。

> ⑤使用可能時間帯について

仮に病室内で使用を認めるとすれば、常識的に朝の食事が終わってから消灯時間までではないでしょうか。
場所を限って認めるのであれば、夜間にその場所を施錠してしまえばいいと思います。

> ⑥盗難等の際の責任の所在について

私物ですから管理は個人責任です。前もって医療機関はいっさい責任を負わない旨合意する必要があるでしょう。

> ⑦PCが発する電磁波が医療機器や人体に及ぼす影響について

これは医学的に証明されない限り厳密ばなことが言えません。ペースメーカーなどには影響があると分かってからでは遅いですから、やはりオープンスペースの一角を区切ってPC他の使用を認めるべきではないでしょうか。

> ⑧情報流出の危険性について(セキュリティ全般)

やはり上記と同じです。患者さんの情報がある場所などからPCの使用場所を厳格に区切る、情報ケーブルの経路はまったく別のものにする、更にご心配であれば記憶媒体の使用は一切禁止してしまう、ということが必要で、さらに医療機関の秘密情報(個人情報)に関して、PC利用希望者になんらかの誓約書を書いていただくことも有用でしょう。


>
> 以上です。項目が多く申し訳ありません。何卒よろしくお願いいたします。

Re: 患者の私物PC持ち込みに関する規定について

著者 HOF さん

最終更新日:2010年11月04日 21:38

①PCの持ち込み自体の可否について
⇒基本はやめた方が良いと思います。
理由は以下です。
しかし、VIP対応などもあるかと思いますので、「個室にかぎる」ただし機密情報保持誓約書の取り交わしや、損害が発生した場合の賠償などの条件付きが落とし所かもしれません。
個室以外では「他の患者さんへの影響を考えて出来ません」でとおると思うのですが。

②電気代の請求について
⇒計測や算出可能であれば実費を請求し、不可能であれば持込み期間(使っても使わなくても)を定額X日数で請求できるような決まりにすればよいと思います。

③ネット接続方式について(無線・有線等)
⇒精密機械を各種扱っている病院などでは、無線LANは極力避けた方が良いと思います。飛行機でさえ禁止なんですから。

④機器類の貸出等について(周辺機器を含む)
⇒貸し出しは、メンテ責任や管理工数が伴います。緊急対応が多い病院などでは極力やめた方が良い。
せいぜいLANケーブルのみ。無線機能を使わせない意味もあります。

⑤使用可能時間帯について
⇒消灯時間は使用禁止

⑥盗難等の際の責任の所在について
⇒全て自己管理。
医療施設では突然具合が悪くなるとか、心肺停止の可能性が高いところですから、一刻を争うときに企業の重役等のVIPが機密書類を作成している際に危篤になり、救命の処置をしているときに、PCの保全などしていられないと思います。(個室のみ可とした前提で、売買価値のある情報の例として話しており、VIPと他の人を差別しているわけではありません)

⑦PCが発する電磁波が医療機器や人体に及ぼす影響について
⇒家電の専門家や医療関係者がわからないことを証明するのは難しい。
ですが、「影響がある」という説が「完全否定」されない限り、他の患者の容体が悪化した時に、持ち主や病院が責任を問われたりトラブルになったりする可能性はあります。

⑧情報流出の危険性について(セキュリティ全般)
⇒病院の回線と同じ回線を使っている以上、世界中にとてつもない能力の専門家がいるかぎり危険性は「無し」ではありません。そういう方は証拠も残さないから、どんなに誓約書を取ったって本当は無駄です。
情報の流失より、治療や待遇でクレームがついたときに、嫌がらせや妨害に出るほうが怖い。
流失は「金になる情報」出なければ利用価値も無い。管理を強化する分だけ意味の薄い持ち出しです。でも使わせる以上はセキュリティを強化せざるをえませんが。
問題はそういうスペシャリストではなく、誤って回線を切断したり混乱させたりする「エセ」な専門家です。そういう人は「知ったかぶり」「非協力」「自己中」ですから始末に負えませんよ。

「携帯」さえ使用禁止の医療機関内では、充分な検討をなさるよう!

Re: 患者の私物PC持ち込みに関する規定について

著者 ひであき33 さん

最終更新日:2010年11月05日 02:41

> はじめまして。医療機関担当者のものです。
> 入院される患者様の私物PCの持ち込みについて、今後院内でルールを作成していきたいと考えております。
> 現在当院では、各患者のベッドサイドにTVとVODが一体化したシステムが導入されており、当該システムからネット接続が可能(画面からタッチパネルで視聴可能)ですが、患者自身の私物PCが持ち込みされた際の使用(ネット接続を含む)に関して、参考になる規定(案)等などがあれば教えていただきたいと思います。
> もちろん最終的には当院での方針次第ということかと思いますが、その方針を決めていく際に、セキュリティやその他の面で参考になる知識を得ておきたいと思っております。
> 以下に知っておきたい事項を示します。
> ①PCの持ち込み自体の可否について
> ②電気代の請求について
> ③ネット接続方式について(無線・有線等)
> ④機器類の貸出等について(周辺機器を含む)
> ⑤使用可能時間帯について
> ⑥盗難等の際の責任の所在について
> ⑦PCが発する電磁波が医療機器や人体に及ぼす影響について
> ⑧情報流出の危険性について(セキュリティ全般)
>
> 以上です。項目が多く申し訳ありません。何卒よろしくお願いいたします。

医療業界もサバイバルの時代ですよね。
言い換えると、サービス業化してる。

いまは、パソコンとネット接続環境さえあれば、
それなりの情報収集や、メールでのやり取りによって
ある程度の仕事ができてしまいます。

入院したときに、仕事ができなくなってしまうのは、
業務の継続性の意味でもものすごいダメージになります。
心の安定感も違ってくるし、それが病状に与える影響も無視できません。

とはいっても、誤動作の問題など、それなりにクリアしておく必要はあるし、
接続経費もかかるので、ある程度の有料化はやむを得ません。

病院を選択するときに、「パソコンの持ち込みとネット接続ができる環境」が
あるかないかでは集客力が全然違ってくるはずです。
隠してもいずれ口コミでつたわる。
だから病院としての姿勢を明確にしておく必要があると思います。

具体策としては、たとえばVIPに場合はOKにするとか、
パック料金を加えてOKにするとかしたらいかがでしょう。

Re: 患者の私物PC持ち込みに関する規定について

著者 tantouko さん

最終更新日:2010年11月05日 14:47

>③ネット接続方式について(無線・有線等)
⑦PCが発する電磁波が医療機器や人体に及ぼす影響について

ですが、現在、無線LANなど、wi-fiの安全性が北米で問題にされ、報道もなされています。http://ameblo.jp/kitakamakurakeitaing/entry-10657540596.html
http://ameblo.jp/kitakamakurakeitaing/entry-10689884129.html
カナダの小学校14校で、めまいや頭痛などの健康被害を訴え、撤去する事例が起きているとのことです。

医療機関は健康弱者が治療をする場ですから、無線を発する製品は持ち込まないよう、有線専用でお使いいただくよう指導いただいた方がいいと思うのですが、如何でしょうか。

Re: 患者の私物PC持ち込みに関する規定について

著者 天邪鬼 さん

最終更新日:2011年02月01日 09:46

投稿から日にちが経過して申し訳ありません。私も医療機関に勤務する者ですが、最近、「②電気代の請求について」調べる必要に迫られましたので、その内容を書かせていただきます。まず実態ですが、さすがに部屋の電灯代を徴収する医療機関はないようですが、ネットでアットランダムに調べてみると、「持ち込んだ機器(電気カミソリや携帯等)1個1日あたりいくら」とHPに記載しているところが多いようです。しかしながら、平成17年9月1日に厚労省から出された通知「保医発第0901002」で「電気代は実費徴収してはならない」と書かれています。私が勤務する医療機関を所管する厚生局にもその旨確認しました。念のため、scuderiaさんが勤務される医療機関を所管する厚生局に確認されることをお勧めします。(初めての投稿なので、要領を得ていなかったら申し訳ありません。)

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