「株主をやめる」ことを、行為として捉えること自体、不可能です。
株主であるというのは、株式を保有していることの結果であり、
状態を示すものですから。
ですので、株式の保有状態が変動する表現を直接使用して
株主をやめるという意味に繋げるしかないと思います。
行為を表現するのであれば「株式を譲渡する」、状態の変化を
表現するのであれば、「株式に伴う権利関係が解消される」
ぐらいになるのではないでしょうか。
更に端的に進めてしまえば、「株主でなくなる」になりますが。
しかしながら、「退社」や「脱退」という言葉を持ってきているあたり、
貴方が今想定しているその状況は、そもそも「株主をやめる」ことには
あたらないのではないですか。株式譲渡があるように見えません。
株式を譲渡しない限り、どう言葉遊びしてみたところで、
株主であることには変わりありませんよ。
春にドタバタ劇を繰り広げていた大塚家具の一族も、
誰が社長であるかで相当揉めていましたが、
しかし株式を保有し続ける限り、彼ら一族はみんな株主です。
明確な回答を求めるのであれば、より具体的な状況を
お書きいただいた方が良いと思います。