社員からの誓約書受領について

こんばんは。

貴社がそれを是とするかどうか、ではないでしょうか。

電子印とありますが、個人で電子署名法第2条をクリアしたものを有していることは稀であるかと思います。
電子署名法をクリアしていない印影であれば、単なるスタンプや画像であることとの区別ができるかどうか、それでよいのかどうかではないでしょうか。



> 社員から誓約書を受領する際、
> PDFで社員に送付し、その書面に電子印を押印後、
> 同じくPDFとして電子印押印済みの誓約書を提出してもらう、といった対応は、
> 有効とみて良いでしょうか？

機械で打った字だけでは有効性はないでしょう。
メールには差出人が記録されますが、色々な要素から、それは信憑性に欠けます。
パソコンを共有している人が打ったという事も考えられます。
また、ウィルスなどの悪質メー最低限、本人直筆のサインが入った書類で残しておくべきです。
さらには、誓約書をコピーし、割り印をしておけば確実です。

ウィルスなどの悪質メールを送る際に使われる手口ですが、他の人からのメールに見せかけるよう、送信アドレス以外のアドレスでメールを送る事も可能ですからね。

誓約書は証拠にこそなりますが、法的には無力な書類と思います。つまり、会社と社員間だけで取り交わしたことです。。
借用書や遺言書などであれば、法的に認められた効力を持ちますが、誓約書はあくまでも単なる証拠に過ぎません。